最高の貴金属と言われるプラチナを着けてなぜ、肌荒れが起きるのでしょうか?
プラチナの特徴は、錆びない、金属アレルギーを引き起こさない、変色しないです。
なのに私はプラチナネックレスで、肌に触れる部分が赤くかゆみが出ました。
そこで、プラチナ素材のネックレスが肌荒れを起こした原因を書いてみました。
また、金属アレルギー防止が出来る優れものをご紹介いたします。
プラチナのネックレスで肌荒れ
プラチナは肌荒れしないとネックレスを購入したのに?
プラチナなどの金属のネックレス等で、肌に触れている所の一部だけに金属アレルギーが出ることってあります。
特に私は夏場などや、運動をした後の汗をかく時期は肌荒れを起こしたり、痒(かゆ)みを伴うことがある金属アレルギーが出ます。
ネックレスが触れている首回りが肌荒れを起こしたので皮膚科で診てもらったところ、ネックレスによる金属アレルギーが原因と言われました。
プラチナは貴金属の中でも高材質で、肌荒れの原因となる金属を含んでいないので大丈夫と思い使用していたのにビックリしました。
人によっては全然問題のない人もいますが、私のような敏感肌はプラチナだけではなくゴールドでもあり得るかも知れません。
私は特に人とは違い金属に対して抵抗力が弱い敏感肌だからだと思いますが、金属の種類や一部の使用だけでも金属アレルギーが発症する場合があります。
プラチナの意味や、ネックレスで肌荒れの原因
プラチナのネックレスやリングで肌荒れの原因は、純度に関係があります。(後記、プラチナの意味参考)
ジュエリーに使用される貴金属には、プラチナ、ゴールド、シルバーが多いですが、中でもプラチナは最高級の貴金属の種類です。
特に、婚約指輪や結婚指輪の素材はおそらく「プラチナ」を選ばれている人が大多数だと思います。
日本では結婚指輪を購入する8割のカップルが、指輪の素材にプラチナを選び、理由の一つには「変色しない」・「錆びない」・「金属アレルギーを起こしにくい」などです。
ですから、リング、ピアス、ネックレス、ブレスレットなどもプラチナだと金属アレルギーで肌荒れを起こさないと安心しています。
しかし、私もそうでしたが例えプラチナが素材のリングやネックレスでも、敏感肌でもなくても誰でも金属アレルギーになる可能性があるんです。
皮膚科の先生曰く、私のような過敏性の肌は別として、金属アレルギーで診察を受ける患者の多くは40代以上の女性が多いそうです。
今は肌荒れやアレルギーではなくても、将来にはなる可能性も秘めているとなると心配で、ジュエリー好きな女性は気になりますよね。
プラチナでも金属アレルギーで肌荒れする原因は、製品を作る時の「割金」にあるんです。
よく、金属アレルギーで肌荒れしない貴金属の「プラチナなら大丈夫!」と言う人がいますが、100%安全と言い切れません。
プラチナは、ジュエリーやアクセサリーに加工しやすくするために他の金属が含まれています。
現在流通しているプラチナのネックレスやリングなどは「Pt900」と呼ばれる合金で、Pt900はプラチナ9割、パラジュウム1割で加工されます。
この合金に含まれる「パラジュウム」が、アレルギーで肌荒れを起こす原因の一つです。
金属アレルギーには「局所性アレルギー」と「全身性金属アレルギー」の2種類がありますので、どのアレルギーなのか知ると便利です。
■ 局所性金属アレルギー
金属アレルギーには、ネックレス、リングやピアス、ベルトのバックルなどでアレルギーを起こす「局所性金属アレルギー」があります。
これは、金属が皮膚に直接触れることで、「かぶれ」や「かゆみ」を発症します。
ネックレスを着けたら肌が赤くなったり、指輪を外したらリングの幅の通りに指が赤く腫れていたなどは局所性アレルギーです。
プラチナや金のジュエリーでアレルギーが出る人は、シルバー(銀)やメッキしてあるアクセサリーはおススメできません。
▶ 金メッキのアレルギーの原因になる金属アレルギーはなぜ起きるの?
■ 全身性金属アレルギー
金属製の歯の詰め物、内服薬、食品に含まれる金属の反応で、「湿疹」、「かゆみ」、「ただれ」、「しびれ」、「口内炎」の症状が出ます。
金属製の歯の詰め物が溶けて、体内に入り全身に湿疹が出たなどは、全身性金属アレルギーになります。
プラチナの意味
高級感で輝くプラチナは「白金(はっきん)」と呼ばれますが「金(GOLD)」ではありません。
純度の高い純粋なプラチナは軟らかくて実用的ではなくジュエリーの加工には向いていなく、そこで割金して加工します。
貴金属の金、銀、銅、パラジュウムなどをプラチナに混ぜた合金として宝飾用に使用して、ジュエリーやアクセサリーに生まれます。
日本では、プラチナの純度は「Pt1000(純粋なプラチナ)」・「Pt950」・「Pt900」・「Pt800」の四品位制を取り入れています。
▶ 金が24分率の意味やプラチナや銀が1000分率で表示される理由
金属アレルギーでもジュエリーを楽しみたい時の対処方法
金属アレルギーの人がネックレスなどのジュエリーの楽しみ方
ご自分で、金属アレルギーが分かっていて、どの種類のものならネックレスやピアス、指輪などを着けると良いのか気になりませんか?
一般的に金属アレルギーにならないものは、プラチナ、金の純度の良いもの、チタン、ステンレスなどの金属が知られています。
金属でないものでは、肌に触れる部分に金属のチェーンの代わりに麻、綿の各コードや、皮ひも、合皮、シリコン製を使用する方法があります。
特に金属アレルギーは、汗をかく夏場や運動の後などで直接肌に当たる部分に症状が出ますから、メッキなどでは素材表面からアレルギー金属が微量でも溶け出すと起こります。
金属アレルギーは体質の変化によるものなので、一度発症すると治らないと皮膚科の先生が言っていました。
しかし、正しく対処する事で症状を和らげたり、ジュエリーを楽しむ事も出来ます。
ここでは、ネックレスやリングなどで、金属アレルギーになってしまった場合の対処方法をご紹介します。
ジュエリーを楽しみたい時の対処方法
■ 皮膚科で相談して金属アレルギーの物質を知る
ネックレス、ピアス、リングなどで「かぶれ」や「かゆみ」、「湿疹」などが発症したら、まずは皮膚科に行きましょう。
皮膚科で相談して、パッチテストを受けて再発や悪化を防ぐために、あなたの原因となるアレルギー物質を特定すると良いです。
その金属を知れば、ジュエリーやアクセサリーを選ぶ時にアレルギーになる金属が混ざっていないものを選べますから、アレルギーになりません。
■ 夏場や運動時には着けない
温度の上がる夏場や、汗をかく運動などで体温が上昇する時には直接肌に触れる部位にネックレス、リングは着けない。
■ リングやネックレスはこまめに清潔に保つ
ネックレスやリングを着けたままサウナや入浴する人がいますが、注意しても少しずつ溜まるのが汚れです。
ネックレスの場合は汗をかいた後の塩分、入浴時の石鹸が落ちていない、リングをしたままですと、内側に洗剤が残っていたりします。
これらが完全に落ちていないと、肌と金属が触れる部位がアレルギーを引き起こす原因になります。
▶ 金属アレルギーでメッキの対策をしないと皮膚が悲鳴をあげる前の使い方とは
■ 金属アレルギーでもネックレスを着けたい
毎日ネックレスを着けたいのでしたら、肌に直接触れないような長さに調整できるアジャスターを付けたりするのも方法です。
それと、服の上から着けるという選択肢もあり、ペンダントネックレスを使用する場合には、ネックレスの部分を紐にするといい場合もあります。
当たり前の事ですが、金属アレルギーになる人は、金属を直接肌に触れないようにする配慮が必要ではないでしょうか。
まれに、金属アレルギーでなくても、ピアスで頭痛や肩こりがする人もいます。
▶ ピアスをすると頭痛や肩こりする人がいるのは本当の話ですか?
金属アレルギー防止ネックレスのおすすめ情報
金属アレルギー防止ネックレスの種類とは
金属アレルギー防止のネックレスと言いますが、私のように「プラチナ」でも肌荒れを起こす人にはおススメできません。
そのような人は、金(GOLD)でも、チタンでも、肌に触れる部分に金属が触れる事でアレルギー反応が出ると思います。
そこで、アレルギー防止に便利なものが「メタルコート」とよばれる商品で、金属アレルギーを防止することが出来る便利な液体コート剤です。
金属アレルギーから肌を守る樹脂コート剤で、直接アクセサリーに塗布して肌荒れの原因となる金属イオンを封じ込めるようです。
ピアスやネックレスにも対応できますから、新しく金属アレルギー防止のネックレスを購入する必要もなく、お財布に優しく経済的になります。
特徴は、ジュエリーやアクセサリーに直接塗布する便利な樹脂コート剤です。
金属アレルギーの原因になる金属イオンを封じ込めて、アレルギーになる炎症を防ぐと言う優れものですから、金属アレルギーが気になる人におススメ。
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