婚約指輪のダイヤモンドを選ぶ場合には、あなたはどうしますか?
ダイアモンドの大きさで選ぶのか?
それとも、ダイヤモンドの品質の4Cの評価に拘って購入しますか?
愛する人から贈ってもらえる婚約指輪ですが、慎重に選ばないと後悔します。
あなたの婚約指輪のダイヤモンド購入時の参考になれば嬉しいです。
目次
婚約指輪はダイヤモンドの大きさ、それとも品質の4Cなの?
婚約指輪のダイヤモンドは大きさで選ぶのか?品質の4Cで選ぶのか?
婚約指輪のダイヤモンドは、購入時に大きさか、品質の4Cで迷う女性が多いです。
どのお店でも婚約指輪のダイヤモンドが並べていますが、多い大きさは0.2CT~0.3CTが多いです。
全国的にダイヤモンド婚約指輪として購入される平均的なダイヤモンドの大きさは「0.3CT」ですが、その大きさが多いようですね。
お店側からすると、少しでも婚約指輪の購入単価を高くしたいのと差別化で、品質(ダイヤモンド4C)の良いのをススメてきます。
本当はダイヤモンドは「大きさ」ではなく、「重さ」が基準となり、1CT(1カラット)は、0.2グラムになります。
結婚される年代にもよりますが、20代で婚約指輪をお求めする場合ですと、0.5CTでも大きく感じます。
婚約指輪のダイヤモンドは、大きさと品質が証明される4Cでお値段が決まります。
ダイヤモンドの4Cとは、「カラット(重さ)」・「カット(輝き)」・「カラー(色)」・「クラリティ(内包物やキズ、透明度)」の基準です。
実際に大粒のダイヤモンドで最高の品質となると、お値段がとんでもなく高額になり、もはや婚約指輪のお値段から離れます。
お店でもよく相談されるのは、ダイヤモンドは大きさで選ぶの?
それとも品質の4Cの評価で選ぶの?と言う質問です。
私の個人的な意見ですが、ダイヤモンドは、ご予算内で少しでも「大きいダイヤモンド」をおススメします。
とは言え、1CTの大きさがあっても、スリガラスのようで全く輝きのないダイヤモンドは例外です。
ダイヤモンドは「輝き」が命ですから。
婚約指輪のダイヤモンドは、皆さんははどのように選んでいるのか気になりませんか?
▶ 婚約指輪の予算の決め方や相場とダイアモンド婚約指輪の品質の見方
婚約指輪のダイヤモンドの大きさで後悔しないために
婚約指輪は、その大きさのダイヤモンドで本当にいいの?
ダイヤモンドは宝石の王様で、婚約指輪にも人気もあり、誕生石では「4月誕生石」になります。
婚約指輪のダイヤモンドで人気の大きさは、細身でシンプルな結婚リングと相性のよい0.3カラットのダイヤモンドです。
この大きさは、大きすぎず小さすぎない大きさで、日本人女性の指と相性のいいサイズと言いますが本当でしょうか?
お店では、全国的な婚約指輪の購入価格の平均値で、0.3CT前後の品質が良い、最高級のダイヤモンドをおススメします。
でもね、本当に婚約指輪を購入した人の10年後や20年以上の年代になっても着ける事を考えて販売しているのかは別問題です。
ですから、お店ではダイヤモンドを、Dカラー(最高の色)で、VVSI-1(最高の透明度)、EX(エクセレント:最高のカット)をおススメします。
時には、すべてが優れているトリプルエクセレントなどもススメますが、本当にその品質が必要なんでしょうか。
20代で何にも知らずに、婚約指輪のダイヤモンドを店員さんの言うことを真に受けて購入すると将来、絶対に後悔します。
確かに0.3CTで最高品質のダイヤモンドはキラキラと輝いて美しく魅力的ですが、第三者の見方は違います。
あなたの婚約指輪の品質は鑑定書を見なければ分かるはずもなく、まして、最高品質なのか、どうかは問題外で大きさで見ています。
例えば、
「素敵な婚約指輪のダイヤモンドね!」とか。
「大きくて素敵なデザインね!」と、見られています。
このように尋ねますが、何カラットで、品質はどうなの?なんて聞かないですよね。
若い時は、0.3カラットのダイヤモンドの婚約指輪は年代的にも素敵に見られますが、40代後半からではこの大きさですと人前では着けにくくなります。
理由は、日常使いは良いとしても、お友達とのちょっとしたお食事会や、パーティーのお誘いの時には、ちょっと寂しい大きさになります。
結果、タンスの中にしまい込んだままで使わなくなる人が多くなります。
婚約指輪でダイヤモンド0.3カラットの最高品質を購入されるのであれば、品質を少し落としてもご予算内で買える大きいダイヤモンド婚約指輪が良いと思います。
大粒の場合は多少カラーが落ちても、カットは「GOOD」であれば迫力が違い、存在感が出ます。
ある程度の年代になると、大粒の1カラットのダイヤモンドは憧れの大きさでもあり、友人と会う時にも自信をもって着けれます。
ただ、先ほども書きましたが、どれだけ1カラットの大きさでも、輝かない、肉眼でもキズが見えるスリガラスのような透明度のないものは着けない方が良いです。
ダイヤモンドは品質(4C)によりお値段が大きく違います。
▶ 宝石 ダイアモンドの「4C」の意味や賢い購入方法の決め手とは
婚約指輪のダイヤモンドの選び方
婚約指輪のダイヤモンドの購入で迷った時には
婚約指輪を購入する年代が20代ですと、大粒のダイヤモンドには目が行きません。
しかし、購入する時の年代ではなく、20年後30年後でも本当に着けて出かけられる大きさか考えてほしいです。
例えば、お店に0.3カラットで全てで最高品質のダイヤモンドと、1カラットでIカラーと、0.5カラットでFカラーがあるとします。
しかも、お値段が殆ど変わらない場合は、あなたはどれを選びますか?
結論は、0.5ラットのFカラーのダイヤモンドを選ぶべきです。
宝石店の照明は商品が美しく見えるようになっていて、店内ではどのようなダイヤモンドでも綺麗に見えます。
1カラットのダイヤモンドの「Iカラー」は、お店の照明ではなく、窓際の自然光の下では黄色く見えます。
店内ではどんなに綺麗に見えるダイヤモンドでも、家の蛍光灯や自然光の下ではカラーやカットが悪いとがっかりします。
ダイヤモンドの色は「D」から始まりD・E・Fがおススメで、「H」カラーがボーダーラインで、「I」カラー以降は黄色く感じます。
後、ノーブランド品か、ブランド品(ティファニー、カルティエなど)でも同じ品質の場合には、ブランド品は確実に割高になります。
私の意見ですが、婚約指輪がブランド品だからダイヤモンドの品質が違うわけでもなく、中にはブランド品でもイマイチなものもあります。
ノーブランド品は、ブランド品と比べると同じ値段であれば大きさ、品質ともにもっと良いクラスの婚約指輪のダイヤモンドが買えます。
どうしてもブランド品に拘る人は別ですが、実際は、リングの枠にブランド名が入っているだけで、枠から外せばダイヤモンドの品質のみで、ブランドは関係ありません。
ブランド品は、外から見えるデザインと、優越感が最大の要素で、枠から外せばただのダイヤモンドのノーブランド品に過ぎません。
あなたは、ノーブランド品にはない、○○と言うブランド代金を余計に支払うことになります。
ダイヤモンドは「4C」で評価されますが、とりわけ、カットで輝き方が大きく違います。
▶ 宝石 ダイアモンドが輝かないのはカットが悪いからで、その理由とは