ジューンブライドの結婚式の意味やパールネックレスの冠婚葬祭と選び方

ジューンブライドは６月ですが、この月に結婚式を挙げるカップルが多いですね。

昔から「６月に結婚式を挙げると幸せになれる」と言われますが、本当なの？

ジューンブライドは、幸せな６月の結婚式や、６月の花嫁を表していますが深い意味もあります。

また、純白のウエディングドレスに合う宝石は６月誕生石のパール（真珠）です。

宝石の女王のパール（真珠）には種類も多く、意味やパワーストーン効果もあります。

今回、ジューンブライドの結婚式の意味や、パール（真珠）の意味をご紹介しています。

ジューンブライドに結婚式を挙げる本当の意味

ジューンブライドに結婚式を挙げると幸せになれるのは本当の話？意味は？

ジューンブライド（June Bride)は、「６月の結婚」や「６月の花嫁」を意味します。

昔から、６月に結婚式を挙げると、一生涯にわたって人も羨（うらや）む幸せな結婚生活を送る事が出来るという伝えがあります。

それで、多くの女性が６月のジューンブライドに憧れて結婚式を夢見るんです。

では、ジューンブライドの本当の意味はご存知でしょうか。

ジューンブライドの結婚式にふさわしい６月誕生石は「パール（真珠）」ですが、ウエディングドレスにとても似合います。

また、ジューンブライドに結婚される女性にとても似合うパール（真珠）の情報は、後記にてご紹介しています。

今回は、「６月の結婚」や「６月の花嫁」として代表的なジューンブライドの意味や由来、６月誕生石をご紹介します。

ジューンブライドの６月結婚式の意味や由来

ジューンブライドとはどういう意味なのか、どうしてこの名前が付いたのか気になりませんか。

ジューンブライドの意味は、６月に結婚式を挙げる花嫁や、６月に結婚式を挙げることを指します。

日本では、「６月の花嫁」と言われますが、日本の６月は暖かい季節ではありますが、いや～な梅雨の季節です。

せっかく用意した、ウエディングドレスや花嫁衣装も雨が多いために外では濡れて、結婚式に適した月とは言えません。

戦後にジューンブライドの言葉が広がりましたが、それまで日本では６月に結婚式を挙げるカップルは少なかったそうです。

しかし、ある「魔法の言葉」の普及で現在の日本では、ジューンブライドに憧れて６月に挙式を希望するカップルが増えています。

６月に結婚式を挙げるジューンブライドの意味には、ヨーロッパが起源とする「３つの説」があります。

【その１】ジューンブライドの「魔法の言葉」の意味と説

ジューンブライドの「魔法の言葉」の意味には、ローマ神話の女神を由来とする説があります。

ローマ神話の主神と言われるユピテルの妻の女神ユノを由来とする説が最も有力と言われています。

もともと６月の英語名ジューン「June」は、ローマ神話のユピテル（ジュピター）の妻の名前ユノ（ジュノー）から付けられています。

ユノはアルファベットで「Juno」と書き、このことからも、ユノが６月の英語名ジューンの由来になっているのが理解されます。

ユノは結婚生活や出産、育児の象徴とされ、女性や子供、家庭の守護神とも言われるローマ神話の女神です。

ローマ神話では、１月から６月までの各月にそれぞれの月を守る神が存在していて、結婚の象徴であるユノが守る月が６月になります。

ジューンブライドの「魔法の言葉」の意味は、「６月に結婚する花嫁は幸せな結婚生活を送る事が出来る」と言います。

そう言われる理由には、結婚の女神のユノが６月を守護していることに由来しています。

それで、６月に結婚式を挙げる花嫁を「ジューン・ブライド」と呼び、この月に結婚をすると幸せになれると伝わっているんです。

【その２】６月は結婚が解禁になる月だったと言う仮説

ヨーロッパでは、３月、４月、５月の３か月間は猫の手も借りたいほど農作業が大変忙しくなる時期でした。

そのために３月、４月、５月の３ヶ月間は結婚する事が禁止されていて、結婚が認められて解禁された月が６月だそうです。

それで結婚を心待ちにしていた多くのカップルが６月に結婚式を挙げたことをジューンブライドの由来とする説です。

６月は農作業が大変忙しくなる時期も落ち着いて、多くの人が結婚するカップルに心から祝福するので、幸せになれると言われています。

しかしこの説は、いつ頃のヨーロッパの話かも定かではなく、本当に３月から５月まで結婚式が禁止されていたか分かりません。

また、日本では６月は祭日が無いことや、梅雨時であることから結婚式が少なかったと言います。

そこで、結婚関連の企業などがヨーロッパのジューンブライドと言う言葉を流行らせて、６月の結婚式を増やそうとしたとも言います。

【その３】ヨーロッパの６月の気候や時期が結婚式に最適だとする説

ヨーロッパでは、統計的にも６月が１年間で最も雨が少なくて、天気の良い日が多い時期に当たるそうです。

天候に恵まれて晴れると「天も結婚する二人を祝福している」と、多くの人に祝福してもらえる事から、６月に結婚式が挙げるカップルが増えました。

そこで、意図的に「６月に結婚式を挙げると幸せな結婚生活を送る事が出来る」そんな説が生まれたそうですね。

「６月の花嫁が幸せになれる」のは入籍、それとも結婚式のどちら？

「６月の花嫁は幸せになれる」のは、６月に入籍した人？それとも、結婚式を挙げた人？

「６月の花嫁は幸せになれる」のは、６月に入籍した人、それとも６月に結婚式を挙げた人なのか、気になりませんか？

どっちが幸せになれるのか、これから結ばれるカップルは気になります。

先ほども書きましたが、ジューンブライドはヨーロッパでは６月が気候がよく、結婚するにはちょうど良い季節でした。

ローマ神話の女神を由来とする説もあり、６月に結婚式を挙げる人が多くなり、確率的にも多いという事は幸せになる人も多くなります。

反対に日本では、６月は梅雨時に当たり結婚式をする人が少なかったので、日本のブライダル業界が知恵を出し合いました。

バレンタインデーで、日本のチョコレート販売会社が仕掛けたような戦術です。

▶ バレンタインデーの由来とチョコをプレゼントする本当の意味とは

日本のブライダル業界が「ヨーロッパでは、ジューンブライドに結婚式を挙げると幸せになるという伝説があります！」と宣伝しました。

日本人は結婚式に関しては、「ヨーロッパ」・「伝説」・「天使」・「神話」などの夢のあるキーワードにはかなり弱いところがあります。

そこをブライダル業界が目をつけ、しきりに「６月の花嫁」や「６月の結婚式」を幸せになれる月としてジューンブライドの由来を利用した訳です。

なので、６月に入籍した人？それとも、結婚式を挙げた人？どちらでもお二人に「愛情」があれば幸せになれます。

また、何月に結婚しても幸せになれるカップルは幸せになります！

ジューンブライドに最適な６月誕生石は「パール（真珠）」

ジューンブライドの由来として最も有力視されているのは、ローマ神話「ユノ」の女神説。

ジューンブライドには、ローマ神話の女神説「６月の花嫁」に関連した「パール（真珠）」が一番ふさわしい誕生石です。

結婚を司る女神ユノを象徴する宝石は、純白のウエディングドレスに似合う「宝石の女王」の名前の通りパールをおいて他にはあり得ません。

結婚の女神が守護する６月に、その女神が祝福するパール（真珠）をまとって結婚式を挙げるのは大変ロマンチックなシーンになります。

純白のウエディングドレスに美しい清楚なパールのネックレスをコーディネートすれば、上品で気品な印象を与えるでしょう。

ジューンブライドに似合うパール（真珠）の意味や選ぶ時の注意

ジューンブライドの結婚式に似合うパール（真珠）の種類にはいろいろとありますが、ウエディングドレスに一番お似合いになるのは、「アコヤ真珠」です。

パール（pearl)の和名は「真珠」ですが、日本で産出される唯一の宝石で、輸出宝石としてのパールは量、質ともに、世界のトップになります。

アコヤ真珠は日本のパールの代表で、真珠層がとても美しいのが特徴で、微妙な色合いを出すのが魅了的なので、世界中の女性に愛されています。

真珠には多くの種類がありますが、その中でもアコヤ真珠は最高レベルで「本真珠（ほんしんじゅ）」と呼ばれます。

ただ、母貝（真珠を育てる貝）の大きさは１０センチと小さいので、パール（真珠）も直径が５～７ミリが主流です。

なので、大粒真珠と言われる８ミリ以上になると価格も急に高くなります。

真珠の価格に影響するのは、核を取り巻く真珠層である「巻き」にあると言い、巻きが厚いほど、パール特有の美しい光沢を放ちます。

次に重要なのは、「形」と「大きさ」で、日本では真円（ラウンド）のものが好まれ、真円に近く、大粒のものが価格も高くなります。

パールネックレスの場合には、粒の大きさや形、傷のあるなしや、色の不ぞろいが少ないものほど高価になります。

大粒で価格が著しくお安いパールの多くは、巻きが薄くて色の不ぞろいやキズが目立ちますから注意しましょう。

色はピンク色が好まれますが、他の宝石種類の鉱物系に比べて「好み」が優先されるので、鏡に映し出された姿とバランスを見て選ぶと良いと思います。

パールには、純白から黄味、ピンク味を帯びた白、ゴールド、シルバー、ブルー、黒など、パールの色味は豊富にあります。

宝石の言葉は、「純真」・「健康」・「幸福」・「母性」・「美しさ」を意味しています。

また、パール（真珠）にはいろいろな種類があります。
▶ パールの和名は真珠ですが種類や冠婚葬祭で気になる使い方とは

６月誕生石のパール（真珠）のパワーストーン効果

ジューンブライドの花嫁に似合う、パール（真珠）のパワーストーン効果は、女性の美しさを表すのに最適です。

パール（真珠）は、美しさを表す宝石とされていて、女性が持つ内面の美しさ、優しさを引き出し、着ける人を魅力的に演出します。

母性を高める効果も高く、子宝に恵まれる象徴でもあり、「幸福な結婚」や「妊娠」や「出産」のお守りです。

健康面では、精神的な疲労、ストレスなどで良く眠れない時には、枕元に置くとパワーストーン効果が得られるといいます。

下記に、ジューンブライドの花嫁や女性に愛されているパール（真珠）の意味や、パワーストーン効果をまとめてみました。

▶ パール（真珠）は６月誕生石ですが宝石の意味やパワーストーン効果とは

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