あなたは、誕生石が63年ぶりに10個も追加されたのを知っていますか?
実は、2月誕生石から12月誕生石が63年ぶりに新規追加や改定されました。
今までも誕生石はありましたが、10個も追加されたので楽しみも増えます。
今回、誕生石に新規追加された宝石の意味や効果をご紹介いたします。
あなたの人生を変える、パワーストーンになるかもしれませんね?
目次
誕生石が63年ぶりに10個も新規追加?その宝石とは?
誕生石が63年ぶりに10個も新規追加されましたね!!
あなたは、何月生まれでしょうか?
誕生石が63年ぶりに追加や改訂されて変わりました。
今回、63年ぶりになりますが、新しく誕生石が10個も追加されたんです。
新しく増えた誕生石を一挙にご紹介いたします。
1月から12月までには、それぞれの宝石や誕生石があります。
あなたはご存知かもしれませんが、2021年12月20日に、実に63年ぶりとなる誕生石が改訂されました。
本日は、新しく追加されました10種類の誕生石のご紹介をまとめて記事にしました。
今回追加された誕生石は、すでにあなたがご存知の宝石や初めて知る宝石種類があるかもしれません。
しかし、誕生石が増えるという事はそれだけ選択肢も増えるので、素敵な出会いもあるかもしれませんね!
そもそも、誕生石の意味や由来とは?
誕生石は1912年にアメリカ合衆国の宝石商組合が制定したと言います。
その後の1952年にアメリカの複数の団体により改訂されたものが今日の誕生石の基準になっているそうです。
日本では1958年に全国宝石卸商協同組合が誕生石を初めて発表いたしました。
今回63年ぶりの改定では、全国宝石卸協同組合、日本ジュエリー協会、山梨県水晶宝飾協同組合が関わっています。
この3団体が関わる事で、「統一された日本の誕生石」として誕生石の月が変わったり、追加される事となりました。
誕生石は国により違いもあり、その影響で日本でも一つの月に複数の誕生石が当てられたりしています。
今回、あなたにご紹介する記事では、2021年12月20日に全国宝石卸商協同組合から発表された誕生石をご紹介いたします。
今まで人気でした1月誕生石のガーネットはそのままで変更がありませんが、2月から12月までで新規追加された誕生石があります。
今回63年ぶりに新しく追加された誕生石は、なんと10種類もあります。
10個もあたらしくそれぞれの月に誕生石として加わりましたので、どのような宝石なのか順番にお知らせいたします。
新しく追加された、2月から12月までの誕生石ですが、下記の10種類になります。
誕生石が63年ぶりに新規追加ですが、宝石の種類とは?
■ 2月誕生石:クリソベリル・キャッツアイ
■ 3月誕生石:ブラッドストーン
■ 3月誕生石:アイオライト
■ 4月誕生石:モルガナイト
■ 6月誕生石:アレキサンドライト
■ 7月誕生石:スフェーン
■ 8月誕生石:スピネル
■ 9月誕生石:クンツァイト
■ 12月誕生石:ジルコン
■ 12月誕生石:タンザナイト
誕生石が63年ぶりに10個も新規追加?宝石の種類や意味とは?
今回、新しく追加された誕生石や改訂された宝石は、なんと10個の宝石種類があります。
あなたが、今までもご存知の宝石や、初めて聞く宝石の名前があるかもしれません。
たくさんの宝石種類が10個も誕生石に加わり、とても華やいだ気持ちになり嬉しくなりませんか?
では、どのような宝石が誕生石として選ばれたのか、順番にみていきましょう。
2月誕生石に追加:クリソベリル・キャッツアイ
宝石名:クリソベリル・キャッツアイ
和名:猫名石・猫眼石(ねこめいし)
宝石言葉:驚嘆(きょうたん)
クリソベリル・キャッツアイは、つややかな輝きの黄色や黄緑色の石に、猫の目のような細長く光る白い輝きが特徴です。
光が当たると宝石に白い光が走り、その光を猫の目の瞳孔に例えて「猫の目効果(キャッツアイ効果)」と呼んでいます。
このような特徴のあるクリソベリル(金緑石:きんりょくせき)の事を、クリソベリル・キャッツアイと言います。
パワーストーン効果では、暗闇に光る猫の目のように全てを見通す力や、悪いものを遠ざける力がある守護石として身に着けられてきました。
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3月誕生石に追加:ブラッドストーン
宝石名:ブラッドストーン
和名:血石(けっせき)
宝石言葉:安産・妊娠・繁栄
力強い暗緑色の石に酸化鉄などの影響で、血のような鮮やかな赤の斑点が見られますが、ジャスパーという宝石の一種です。
古くから血にまつわる石とされてきました。
赤い斑点は、イエス・キリストが十字架に架けられて時、その体内の血が足元にあった深緑のジャスパーに染み込んでブラッドストーンが生まれたという伝説があります。
実際には、ブラッドストーンはもっと古くに発見されています。
血液にまつわる宝石言葉にあるように、女性の守護石や、古代には兵士がお守りとして身に着けていたと言います。
兵士が戦争で血を流す事のないようにとのお願いや、止血剤としても用いられたそうです。
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3月誕生石に追加:アイオライト
宝石名:アイオライト
和名:菫青石(きんせいせき)
宝石言葉:誠実・目標に向かって前進・初めての愛
アイオライトの鉱物名は「コーディエライト」とも言い、地質学者のコルディエの名前に由来します。
見る角度により菫(すみれ)色から明るい青、そして黄味がかった透明色と色々な色に見える「多色性」が特徴です。
その色の変化を利用して、古くはヴァイキングが大航海時代に「羅針盤」の代用品として使用していたという話もあります。
航海においては、アイオライトの色の変化を利用して、厚い雲や濃霧の中でも太陽の方向を知る道具として使ったそうです。
その事から、すすむべき道を示す石や、人生の進路を決める羅針盤、旅のお守りのパワーストーンとして愛用されてきました。
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4月誕生石に追加:モルガナイト
宝石名:モルガナイト
和名:モルガン石(もるがんせき)
宝石言葉:女性らしさ・清純・愛情・誠実さ
今回、63年ぶりにモルガナイトが4月誕生石として改訂されました。
今までは、私の記事やネット上でも3月誕生石として紹介されていましたが、正式に4月誕生石として認識されました。
宝石のモルガナイトを知らない人も多いですが、鉱物的にはベリルグループ石の一つです。
グループ石には、3月誕生石のアクアマリンや5月誕生石のエメラルドの姉妹石とされ、美しい淡いピンク色が特徴です。
その美しいピンク色から、女性らしさや愛情を象徴する宝石とされています。
4月誕生石に改訂されたのは、桜の花びらにも似た美しさを思わせる柔らかいピンク色は、桜の時期に似合います。
1911年に発見されたモルガナイトは、アメリカの宝石店のティファニーに勤めていたこともある著名な鉱物学者クンツ博士が名付け親です。
彼を信頼していた後援者のモルガン氏に敬意を示して、モルガナイトと名付けられたそうです。
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6月誕生石に追加:アレキサンドライト
宝石名:アレキサンドライト
和名:金緑石(きんりょくせき)
宝石言葉:高貴・情熱
今回、63年ぶりに6月誕生石に追加されたアレキサンドライトは、「宝石の王様」にふさわしい高級宝石です。
7月誕生石のルビーのような燃える赤色に、5月誕生石のエメラルドの深い緑色という対照的な二つの色合いの美しさを兼ね添えています。
アレキサンドライトは、光源により青色、赤色、緑色、オレンジ色などの色を見せる「カラーチェンジ効果」が強い事で知られる宝石です。
カラーチェンジ効果は、2月誕生石のアメシストや、今回63年ぶりに8月誕生石に追加されたスピネル、10月誕生石のトルマリンにも見られます。
しかし、アレキサンドライトほどの幅広く見事に色が変わる宝石はないと言います。
アレキサンドライトの宝石名の由来は、1830年にロシアの鉱山から発見されたことに関係があります。
昼の光の下と夜の光で色が変わる性質の珍しさから、当時のロシア皇帝に献上されたそうです。
ちょうどその日に誕生石を迎えた皇太子のアレクサンドル2世の名前から、宝石の名前をアレキサンドライトと付いたと伝えられています。
また、当時のロシアの軍服がアレキサンドライトが示している緑色と赤色が特色でした。
そのため、戦場に赴くときの強力なお守りとして、成功や勝利に導く力がある効果があると人気がありました。
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7月誕生石に追加:スフェーン(チタナイト)
宝石名:スフェーン(チタナイト)
和名:楔石(くさびいし)・チタン石(ちたんせき)
宝石言葉:永久不変・純粋・柔軟な精神
今回、63年ぶりに7月誕生石に追加されたスフェーンは、結晶がくさび状のため、ギリシャ語の「くさび」に由来して命名されました。
チタンを含むケイ酸塩鉱物なので「チタン石」や「チタナイト」とも呼ばれています。
一般的に宝石名のスフェーンは宝石業界の呼び名で、鉱物業界ではチタナイトと呼び分けしています。
宝石に入った白い光を「ファイア」のような虹色の7色に分ける性質が、4月誕生石のダイアモンドより強い事で知られている宝石です。
美しく鮮やかな黄緑色に虹色の輝きが重なり、夏の太陽のようなキラキラとまばゆい煌めきを生み出すのが特徴の希少性があります。
パワーストーン効果では、身に着ける人に希望と自信を与え、光の指す方向へ導いてくれる効果があります。
努力が報われやすくなるので、仕事運が不思議とアップします。
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8月誕生石に追加:スピネル
宝石名:スピネル
和名:尖晶石(せんしょうせき)
宝石言葉:勝利・目標達成
今回、63年ぶりに8月誕生石に追加されたスピネルは、化学組成が異なる鉱物群からなるグループの総称です。
スピネルはとてもカラーバリエーションが豊富で、色は結晶に混ざる成分で、赤、青、緑、黄、黒など多彩に変化します。
不純物が混ざらない石は無色ですが非常に稀で、結晶に含有する鉄、クロム、マンガンなどの微量な量により、色が変化します。
色により、赤ならレッドスピネル、青ならブルースピネルなどど呼ばれています。
18世紀までは、ルビーやサファイアと同じ「コランダム」と言う鉱物として、混同されたまま流通していました。
ちなみにですが、7月誕生石のルビーと9月誕生石のサファイアは、姉妹石になります。
美しいレッドスピネルは肉眼ではルビーと見分けることが困難で、イギリスの王冠に使われている「黒大使のルビー」は、ルビーではありません。
当時は今のような鑑別技術もない時代でしたから、ルビーとして扱われていたのですが、実はスピネルであることが分かっています。
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9月誕生石に追加:クンツァイト(スポジュミン)
宝石名:クンツァイト(スポジュミン)
和名:リチア輝石(りちあきせき)
宝石言葉:無限の愛・自然の恵み・気高さ・献身
63年ぶりに9月誕生石に追加されたクンツァイトは、別名でスポジュミンと言います。
スポジュミンの名前は、加熱で砕け、灰色に変化するので、ギリシャ語の「燃えて灰になる」と言う意味「spodumenos」から付いています。
見る角度によりピンク色から紫色に変化する多色性が特徴の宝石です。
人気なのは、高い気品と妖艶な輝きが魅力なピンクから薄紫のクンツァイトで、リチア輝石と呼ばれるケイ酸塩鉱物に属しています。
鉱物学者のクンツ博士にちなんで命名され、同じクンツァイトの結晶でも産地により色合いや特徴が違います。
クンツァイトのパワーストーン効果は、「慈愛深い心を目覚めさせる」と言います。
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12月誕生石に追加:ジルコン
宝石名:ジルコン
和名:風信子石(ひやしんすせき)
宝石言葉:生命力・無限・行動力・生命力・成功者
12月誕生石に63年ぶりに追加された、ダイアモンドの類似品に使用されたジルコン。
この宝石は、4月誕生石のダイアモンドにも似たファイアを持ち、歴史的にはダイアモンドの類似品や代用品にされることが多かったのです。
約44億年も前に形成された地球上でもっとも古い鉱物だと考えられていて、古い遺跡から出土しています。
また、魔を遠ざける効果もあると神話や伝説の中にも多く登場しています。
ジルコンには色の種類も多く、無色透明のほか、ブルー、レッド、グリーン、イエロー、ブラウンなど様々な色のジルコンがあります。
中でも最近では、青色が美しいブルージルコンが人気です。
鉱物の中にごく微量の放射線元祖を含むため、地質学的に年代測定の指標として重要な役割を果たしている宝石です。
ジルコンのパワーストーン効果は、夢や目標を決めた人には、まっすぐに突き進む「無限の可能性」を教えてくれる効果があります。
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12月誕生石に追加:タンザナイト
宝石名:タンザナイト(ゾイサイト)
和名:灰廉石(かいれんせき)
宝石言葉:自己表現力・行動力・高貴・知性
12月誕生石に新しく追加されたタンザナイトは、1967年にアフリカのタンザニアでティファニー社によって発見された宝石です。
ゾイサイトでありながら、透明感のある美しい青色の変種が発見されて、アメリカの宝石店ティファニーがタンザナイトと命名しました。
タンザナイトの採掘する鉱山の鉱床はタンザニアのメレナニ鉱山が主で、あと数年先には採掘出来ないと言われています。
石の組成から考えても他の鉱床から見つかる可能性も低く、宝石の美しさもあり希少性も相まって、高級宝石として人気が急上昇しています。
とても希少性が高くて高価な宝石で、光の種類や照射角度により微妙な色を示す「多色性」を持つのが特徴です。
ブルーからピンクがかったバイレットまで、色々な表情を見せてくれます。
タンザナイトをかざして見ると、白熱球の下では紫色に見えて、蛍光灯の下では青色に変化する不思議な宝石です。
このような複雑な色合いは「タンザニアの夕暮れ」のようにも見えると称えられています。
タンザナイトのパワーストーン効果では、「進むべき方向性を示す」と言います。
人生における岐路や困難な状況に陥った場合には、問題を解決できる効果があり、なすべきことを示して、可能性を広げます。
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今までご紹介されてきた誕生石の種類
上記では、今回新しく63年ぶりに誕生石として改訂された宝石の種類をご紹介しました。
今までの誕生石もなじみがあり人気がありますので、プレゼントを選ぶ時や、ご自分へのご褒美ジュエリーを探す時の参考になさって下さい。
今までのおなじみの誕生石
■1月誕生石:ガーネット
■2月誕生石:アメシスト
■3月誕生石:アクアマリン・コーラル(珊瑚:さんご)
■4月誕生石:ダイアモンド(ダイヤモンド)
■5月誕生石:エメラルド・翡翠(ひすい)
■6月誕生石:パール(真珠)・ムーンストーン
■7月誕生石:ルビー
■8月誕生石:ペリトッド・サードオニキス
■9月誕生石:サファイア
■10月誕生石:オパール・トルマリン
■11月誕生石:トパーズ・シトリン
■12月誕生石:ターコイズ(トルコ石)・ラピスラズリ
誕生石ですが、新しく10種類も追加された理由とは?
63年ぶりに誕生石が10種類も追加された理由とは?
今回、なぜ63年ぶりに誕生石が新しく10個も追加されたのでしょうか?
今までも1月から12月までにはそれぞれの月には誕生石があり、意味やパワーストーン効果もありました。
しかし、63年ぶりに誕生石がなぜ、追加されたのでしょうか?
63年ぶりに新しく改訂されて追加された宝石種類は、2月誕生石には「クリソベリル・キャッツアイ」、3月誕生石の「アイオライト」、4月誕生石の「モルガナイト」。
6月誕生石の「アレキサンドライト」、7月誕生石の「スフェーン」、8月誕生石の「スピネル」、9月誕生石の「クンツァイト」です。
また、今回追加された誕生石の中には、すでに正式に認められる前から記事などで紹介されていた誕生石もありました。
3月誕生石の「ブラッドストーン」や、12月誕生石の「タンザナイト」や「ジルコン」などです。
3月誕生石として紹介されていた「モルガナイト」は、4月誕生石として正式に改訂されています。
これらの10石の宝石ですが、なぜ、この時期に誕生石が増やされたのでしょうか?
2021年12月22日の宝石業界で、誕生石が追加された理由は、下記のように書いてありました。
全国宝石卸商協同組合の望月英樹さんは、今回の誕生石の追加の理由を下記の通り話しています。
『コロナ渦で非常に困っている状況の中、ジュエリー業界で何かできる事が無いかと思い、お客様の選択肢の幅を広げる事を第一に考えました。』
また、『国内においてさまざまな誕生石リストが混在しており、消費者が混乱するため、業界として誕生石を統一することを第一に考えました。』と発表しています。
これまでの宝石業界は、リーマンショック後も影響もなくて、なんとか順調に推移して売り上げを確保していました。
ところが、今までの状況とは大きく違い、コロナ渦の影響をもろに受けて、今では深刻な状態が続き、購買意欲の減少などで業界は大きく縮小しています。
2020年の売上高は、前年と比べてもマイナス16.8%と落ち込んで、宝石業界全体はリーマンショックにもなかった大変な不況に見舞われています。
そこで、なんとか宝石業界全体を盛り返したいとの思いから、誕生石が63年ぶりに10個の追加や改定が決められたようです。
全国宝石卸商共同組合望月さんたちは、新しく追加する誕生石に関して慎重に検討を繰り返したそうです。
誕生石を新しく追加や改定するにあたり、
①「硬さ」②「流通量」③「誕生月に相応しい理由」を三つの基準として、人気の宝石の中から30石を選定したそうです。
そこから数年間の歳月をかけて、一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)などとも協議を重ねた上で、63年ぶりに10個の宝石が追加されました。
誕生石が増えたことで、ジュエリーを楽しむ人やプレゼントが増えて、宝石業界が潤って、世の中も活気づくと嬉しいですね。