あなたはご存知でしたか?

毎月にそれぞれ、誕生月に合わせたラッキーストーンの誕生石が定められています。

その誕生石が63年ぶりに一度に10個も追加されました。

誕生石が一度に10個も追加されたのは、63年ぶりの改訂らしいですね。

1月から12月までには、あなたが生まれた月にそれぞれ誕生石があります。

その中には、あなたがすでにご存知の宝石や、初めて聞く宝石種類があるかもしれません。

では、どのような宝石種類が誕生石として新しく追加されたのかをご紹介いたします。

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誕生石とは、そもそもどういうものなの?

実は、誕生石の意味や由来は、あまり知られていません?

あなたは、ご自分の誕生石をご存知でしょうか?

ご自分の誕生石を知らない人はいないと思いますが?

しかし、今回、新しく追加された誕生石の種類は知らない人も多いかと思われます。

もし、ご存知なければこの記事を参考になさって下さいね!

 

ご自分の誕生石を何となく分かっているつもりですが、その意味や由来を尋ねられると以外にも答えられないものです。

誕生石とは、あなたが生まれた月にちなんだもっともポピュラーなラッキーストーンの「守護石」で、あなたの「お守り石」になります。

12ヵ月のそれぞれの月に守護石を当てはめたのが「誕生石」と言われ、災いから身を守り、幸運を呼び寄せる力を持つと考えられています。

そのような意味合いからも、恋愛、金運、仕事、健康などの運気を高めるお願い事を叶える意味があると、日本では知名度がとても高いようです。

誕生石の起源とは?

誕生石は、宝石店が儲けのために勝手に決めたんではないの?

こんな風に思っている人がいたのには正直な話、ビックリしたこともありました。

 

実は誕生石の起源をたどっていきますと、なんとその歴史は約3500年前の旧約聖書までさかのぼります。

旧約聖書「出エジプト記」のイスラエルの司祭が身に着けていた12の宝石種類に由来すると言う説など多くの逸話が残っています。

 

一説ではユダヤの高層が12種類の宝石があしらわれた胸当てを着けていたという記述が、誕生石のルーツになったとも言われています。

そのことに因んでヨーロッパでは約1300年前から、幸せになるための秘訣が口伝えで広がったとも言います。

それは、「12種類の石を保有し、月替わりで相応しい石を身に着ける」という文化です。

しかし、月替わりの宝石を一度に12個も所持するのは余程のお金持ちの話で、一般人には経済的に無理や負担もあります。

そこで、「自分が生まれた月に当てはまる宝石を身に着ければ、幸運が訪れる!」というルールへと変わりました。

つまり、ご自分が生まれた月の宝石を守護石(誕生石)として、身に着けて大事にするという事です。

 

また、その由来や起源はとても古くからあり、新約聖書「ヨハネの黙示録」の時代にさかのぼり、神殿の土台に置かれた12の宝石に由来すると言う説もあります。

そもそも誕生石という概念は、18世紀にユダヤの人たちが婚約指輪として女性に誕生石を贈るという風習から広まったようですね。

 

現在のように、誕生石が一般的に明確にそれぞれの月別にリスト化されたのは20世紀に入ってからだと言われています。

1912年にアメリカ合衆国(宝石商組合)で提案され、宝石を各月に当てはめるという誕生石の選定が行われたのです。

選定には、上記の聖書の記述をもとに行われて、聖書の記述にはなかったダイアモンドなど、当時の人気が出始めた石なども取りいれされました。

宝石商や貿易などにより誕生石が各国に広まり、それぞれの国の人の考えや好みなども付け加えられ、自然と誕生石の地位が定着していったとされています。

その後も何度か見直しされて、イギリスでも貴金属協会が誕生石を選定しました。

 

現在の誕生石は国によっては若干異なる場合もありますが、上記の2つの選定が大きな基準となっていると思われます。

世界中にはいろいろな誕生石にまつわる説がありますが、なぜか不思議と誕生石には、他の宝石にはない不思議な愛着を感じるのは私だけでしょうか?

あなたが生まれた月の誕生石だけは、「自分を守ってくれる守護石」として、一つはお持ちいただきたいパワーストーンだと信じています。

誕生石は、ここぞと言う時には必ずあなたの力強い味方になってくれるでしょう。

 

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誕生石として新しく追加された、10種類の宝石種類とは?

多くの宝石の中から新しく追加された、10種類の誕生石とは?

このブログに訪問されたあなたは何月生まれですか?

あなたは、ご自分の誕生石の宝石種類はご存知でしょうか?

63年ぶりの改訂になりますが、それぞれの月に割り当てられる誕生石が既存の宝石種類に新しく10個も追加されました。

2月から12月までで、新しく追加された誕生石はどのような宝石なのか興味がありませんか?

新規に誕生石として追加された宝石種類の10石は、下記の通りです。

新規に追加された月別の10個の誕生石の宝石種類

2月:クリソベリル・キャッツアイ(新規)

3月:アイオライト(新規)

3月:ブラッドストーン(正式に認可)

4月:モルガナイト(新規)

6月:アレキサンドライト(新規)

7月:スフェーン(新規)

8月:スピネル(新規)

9月:クンツァイト(新規)

12月:タンザナイト(正式に認可)

12月:ジルコン(正式に認可)

 

日本と他国の「誕生石」の違いとは?

日本では1958年に、全国宝石商組合によって誕生石が制定されましたから、今から64年前ですから最近の話です。

そして誕生石として2021年12月20日に63年ぶり改訂され、10種類の宝石が正式に追加されました。

 

国や地域によっては誕生石の種類は多少変わりるのをご存知ですか?

日本・アメリカ・フランス・イギリスではお国柄、誕生石の種類は若干、違います。

日本ではなじみの深い「水晶」が、イギリスでは4月誕生石に、クリソプレーズが5月誕生石に取り入られています。

日本では7月誕生石は「ルビー」ですが、アメリカでは「ルビー」と「アレキサンドライト」です。

フランスでは、7月誕生石は「ルビー」と「カーネリアン」になります。

 

また、日本ではラピスラズリは12月誕生石ですが、フランスでは、9月誕生石に「サファイア」とともに追加されている宝石になります。

ちなみに時代やお国柄で違う誕生石ですが、「1月誕生石 ガーネット」・「2月誕生石 アメシスト」・「11月誕生石 トパーズ」の3宝石。

これらの3つの宝石種類は、発祥から現代までほぼ世界各地で相変わらず人気もあり、共通しています。

 

日本では、以前から3月誕生石として「ブラッドストーン」はありました。

そして、12月誕生石の「タンザナイト」・「ジルコン」、6月誕生石の「アレキサンドライト」などです。

 
これらの誕生石は、今までは非公式でしたが、今回の改訂で正式に追加されたので誕生石としての選択肢が増えたので宝石商としては嬉しいですね。

10種類の誕生石が増えたことで、プレゼントする場合や、ご自分にご褒美の時の選択肢が増えるから楽しいと思いませんか。

私の個人的な話ですが、今回追加された宝石の中では、一部の変更も見られたので頭の切り替えを必要としています。

今回選定された4月誕生石の「モルガナイト」は、今までは「3月誕生石」として、このブログでも、またネット上でも紹介されてきました。

誕生石の新規追加では、モルガナイトは「3月誕生石」から、正式に「4月誕生石」に決まりました。

 

あなたの生まれた月の誕生石には、宝石としての魅力は勿論ですが、パワーストーンとしての意味があります。

誕生石を大事に身に着けることにより、あなたを守護するお守りとなり、遠方からも幸せを運んでくると言われています。

お願い事をする場合には、必ず清水で綺麗に洗い、気持ちを込めてお願いをしましょう。

 

8月誕生石 スピネルの意味やパワーストーン効果とは?

新しく追加された8月誕生石 スピネルの意味や「いわれ」とは?

今回新しく8月誕生石として認可された赤色のスピネルは、7月誕生石のルビーと見間違える輝きを放ちます。

和名では、「尖晶石(せんしょうせき)」と呼んでいます。

宝石のスピネルは、化学組成が異なる鉱物の種類から生成されるグループの総称になります。

 

無色のスピネルは不純物が混ざっていない石になり非常にまれで、多くの石はカラーバリエーションが豊富です。

含有する鉄、クロム、マンガンなどの微妙な量により、赤・青・緑・黄・黒などの色に変化します。

ブラックスピネルは、ブラックダイアモンドの類似品としても芸能人などにも人気のある宝石です。

ブラックスピネルやオニキスの見分け方やブラックダイヤの違いとは
 

8月誕生石のスピネルの中でも、特に赤色のスピネルは、良質なルビーにも優れている輝きを放ち、見る人を魅了します。

18世紀までは、7月誕生石のルビーや9月誕生石のサファイアと同じ「コランダム」という鉱物として流通していたそうです。

 

昔は今のような鑑定や鑑別の技術も優れていなので、イギリス王室の大礼用の王冠(黒大使のルビー」の主石が本当は「レッドスピネル」でした。

これは有名な話で、ルビーだと思っていた宝石が実はスピネルだったのです。

この事は、最近の鑑定技術の発達で判明しましたが、実際には当時では肉眼で見分けるのは困難で、それほど綺麗なスピネルだという事です。

 

天然石 スピネルの意味やパワーストーン効果と相性の良い宝石とは

 

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8月誕生石 スピネルの気になるパワーストーン効果とは?

8月誕生石に決まったスピネルには、「人間力を高め、リーダーシップをとる」パワーストーン効果があります。

宝石の言葉は、「勝利」「目標達成」などです。

 

多彩なカラーバリエーションが豊富なスピネルですが、共通して言えるのは、エネルギーが強いパワーストーン効果があるのです。

体内のエネルギーを活性化して、自分自身の芯を鍛え、長所と短所を見分ける力が優れています。

目標達成するためや、新しいことに積極性を出して、積極的に挑んでいく勇気を与えてくれる効果が高まります。

仕事などで、相手の欠点などが気になる人には、スピネルを持つことで他人の良い面が見えるようになります。

相手のマイナス面をプラスと変える認識が高まり、良好なコミュニケーション能力を促してくれるでしょう。

そうする事で、人からの信用力も高まり、「人間力を高め、リーダーシップをとる」ことも可能になり、職場ではなくてはならない人に。

スピネルの色には色々なパワーストーン効果があります。

・ピンク:不安を解消して、活力や元気が出ます。

:霊性や精神面の向上

:他人に対する愛情を深めたり高める効果があります。

:ストレスの解消

スピネルには強いエネルギーが宿っているので、どの色でもマイナスエネルギーを遮断します。

また、すべてのチャクラに対しても良いエネルギーを与えると言います。

 

スピネルで、健康に関心のある人に、特におススメの記事。

【宝石種類】宝石 スピネルの意味や医師もすすめるパワーストーンの効果

 

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今回追加された10種類の誕生石と関連情報

2月:クリソベリル・キャッツアイ

クリソベリルとアレキサンドライトの違いや宝石の意味や効果とは

3月:アイオライト

アイオライトの宝石の意味や相性の良い石のパワーストーン効果とは

3月:ブラッドストーン

誕生石3月ブラッドストーンの意味やパワーストーン効果と相性石とは

4月:モルガナイト

宝石 モルガナイトの意味や和名とパワーストーン効果とは

6月:アレキサンドライト

宝石 アレキサンドライトの意味や誕生石の姉妹石とパワー効果
7月:スフェーン

スフェーンの宝石の意味や相性の良い石とパワーストーンの効果とは

8月:スピネル

天然石 スピネルの意味やパワーストーン効果と相性の良い宝石とは

9月:クンツァイト

宝石のクンツァイトは人間関係の悩み改善のパワーストーン効果

12月:タンザナイト

12月誕生石はタンザナイトですが意味や他の12月の宝石の種類とは

12月:ジルコン

12月誕生石はブルージルコンですが意味や他の12月の宝石種類とは

 

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新規に誕生石が10種類も追加された理由

今まで使われている月別の誕生石の種類と追加石(* 赤色

1月:ガーネット

2月:アメシスト・*クリソベリル・キャッツアイ

3月:アクアマリン・コーラル(珊瑚:さんご)・*ブラッドストーン*アイオライト

4月:ダイアモンド(ダイヤモンド)・*モルガナイト

5月:エメラルド・翡翠(ひすい)

6月:パール(真珠)・ムーンストーン・*アレキサンドライト

7月:ルビー・*スフェーン

8月:ペリトッド・サードオニキス・*スピネル

9月:サファイア・*クンツァイト

10月:オパール・トルマリン

11月:トパーズ・シトリン

12月:ターコイズ・ラピスラズリ・*タンザナイト・*ジルコン

 

誕生石が新規に10種類も追加された理由とは?

今回追加された宝石の中には、すでに誕生石として正式に認められる前から紹介されていたものもありました。

3月誕生石の「ブラッドストーン」、そして、12月誕生石の「タンザナイト」や「ジルコン」などです。

これらも含めて、新しく追加された宝石は、3月の「アイオライト」、7月の「スフェーン」、9月の「クンツァイト」。

 

これらの宝石などの種類を合わせて10石ですが、なぜ、この時期に宝石が増やされたのでしょうか?

理由を、全国宝石卸商協同組合 望月英樹さんは下記のように話されています。

『コロナ渦で非常に困っている状況の中、ジュエリー業界で何かできる事が無いかと思い、お客様の選択肢の幅を広げる事を第一に考えました。』

今までの宝石市場はリーマンショック後も順風満帆でとても順調に推移していました。

ところが、新型コロナウイルスのコロナ渦の影響をもろに受けて宝石業界は大きく縮小しました。

2020年の売上高は、前の年と比べてマイナス16.8%で、リーマンショック以上の過去にない大きな下げ幅になり、大変な不況に見舞われて倒産寸前の宝石店も沢山あります。

今は政府の融資などでその場をしのいでいますが、先行きは不透明です。

そこで、なんとか宝石業界全体を盛り返したいとの思いから、今回の誕生石の追加が決められたようです。

多くの人が誕生石に興味を持ち、宝石業界が活気づくと良いですね!

 


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