もし、あなたが2月生まれでしたらラッキーだと思います。

実は、誕生石が63年ぶりに10種類も新規追加されたことはご存知ですか?

今までは、2月誕生石には紫色が特徴のアメシストがありました。

そこに、63年ぶりに「クリソベリル・キャッツアイ」が追加されました。

今回、2月誕生石に追加された「クリソベリル・キャッツアイ」の意味や効果をご紹介いたします。

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誕生石が63年ぶりに10種類も新規追加?その宝石種類とは?

63年ぶりに誕生石が新規追加されましたが、その10種類の宝石とは?

あなたは、何月生まれでしょうか?

ご自分の誕生石はご存知でしたら、その宝石の意味や効果をご存知でしょうか?

63年ぶりになりますが、今回、誕生石が10個も新規追加されました。

1月誕生石のガーネットはそのままですが、2月から12月までに新規追加された誕生石は気になりませんか?

今回、誕生石として新しく追加された宝石は、下記の10種類になります。

63年ぶりに新規追加や認証された10個の誕生石の種類

2月誕生石:クリソベリル・キャッツアイ(新規)

3月誕生石:アイオライト(新規)

3月誕生石:ブラッドストーン(正式に認証)

4月誕生石:モルガナイト(新規)

6月誕生石:アレキサンドライト(新規)

7月誕生石:スフェーン(新規)

8月誕生石:スピネル(新規)

9月誕生石:クンツァイト(新規)

12月誕生石:タンザナイト(正式に認証)

12月誕生石:ジルコン(正式に認証)

今までご紹介されていた誕生石の種類

1月誕生石:ガーネット

2月誕生石:アメシスト

3月誕生石:アクアマリン・コーラル(珊瑚:さんご)

4月誕生石:ダイアモンド(ダイヤモンド)

5月誕生石:エメラルド・翡翠(ひすい)

6月誕生石:パール(真珠)・ムーンストーン

7月誕生石:ルビー

8月誕生石:ペリトッド・サードオニキス

9月誕生石:サファイア・

10月誕生石:オパール・トルマリン

11月誕生石:トパーズ・シトリン

12月誕生石:ターコイズ・ラピスラズリ

 

誕生石、なぜ、63年ぶりに追加されたの?

63年ぶりに誕生石が10種類も新しく追加された理由とは?

誕生石が63年ぶりに追加されたのはなぜ?

今までも1月から12月までにはそれぞれの月に誕生石があり、意味や効果も多く記載されていました。

 

では、63年ぶりに誕生石がなぜ追加されたのでしょうか?

2021年12月22日の宝石業界の記事には、下記のように書いてありました。

 

全国宝石卸商共同組合によると、追加の理由を下記の通り説明しています。

『国内においてさまざまな誕生石リストが混在しており、消費者が混乱するため、業界として誕⽣⽯を統⼀することを第⼀に考えました。』と発表。

実は、今回追加された誕生石の中には、すでに正式に認められる前から紹介されていたものもありました。

3月誕生石の「ブラッドストーン」や、12月誕生石の「タンザナイト」や「ジルコン」などです。

 

63年ぶりに新しく追加された宝石種類は、2月誕生石には「クリソベリル・キャッツアイ」、3月誕生石の「アイオライト」、4月誕生石の「モルガナイト」。

6月誕生石の「アレキサンドライト」、7月誕生石の「スフェーン」、8月誕生石の「スピネル」、9月誕生石の「クンツァイト」です。

 

これらの10石の宝石ですが、なぜ、この時期に誕生石が増やされたのでしょうか?

もう少し誕生石が63年ぶりに追加された理由を詳しく説明すると、全国宝石卸商協同組合 望月英樹さんは下記のように話しています。

『コロナ渦で非常に困っている状況の中、ジュエリー業界で何かできる事が無いかと思い、お客様の選択肢の幅を広げる事を第一に考えました。』

これまでの宝石市場はリーマンショック後も影響も少なく、なんとか順風満帆でとても順調に推移していました。

ところが、今回はコロナ渦の影響をもろに受けて業界は大きく縮小して深刻な状態が続いています。

2020年の売上高は、前の年と比べてマイナス16.8%で、リーマンショック以上の過去にない下げ幅になり、宝石業界は大変な不況に見舞われています。

そこで、なんとか宝石業界全体を盛り返したいとの思いから、今回の誕生石の追加が決められたようです。

 

望月さんたちは、新しく追加する誕生石に関して、①「硬さ」②「流通量」③「誕生月に相応しい理由」を三つの基準として宝石の中から30石を選定しました。

そこから約数年間の歳月をかけて、一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA)などとも協議を重ねた上で、63年ぶりに10個の宝石が追加されたそうです。

多くの人たちが誕生石に興味を持ち購入が進めば、宝石業界が華やかに潤い、活気づくと嬉しいですね。

日本と他国の「誕生石」の種類や違いとは?

日本では1958年に、全国宝石商組合によって誕生石が制定されましたから、今から64年前ですから最近の話です。

そして誕生石として2021年12月20日に63年ぶり改訂され、10種類の宝石が正式に追加されました。

 

あなたは、国や地域によっては誕生石の種類が変わりるのをご存知ですか?

日本・アメリカ・フランス・イギリスではお国柄、誕生石の種類などは日本とは違います。

日本ではなじみの深い「水晶」ですが、イギリスでは4月誕生石に、クリソプレーズが5月誕生石に取り入られています。

水晶や、翡翠(ひすい)の類似石に間違えられるクリソプレーズですが、日本では誕生石の種類にはありません。

7月誕生石は日本では「ルビー」ですが、アメリカでは「ルビー」と「アレキサンドライト」です。

フランスでは、7月誕生石は「ルビー」と「カーネリアン」になります。

 

また、日本では12月誕生石はラピスラズリですが、フランスでは、「サファイア」と「タンザナイト」になります。

ちなみに、時代やお国柄でそれぞれ誕生石が違います。

 

しかし、「1月誕生石 ガーネット」・「2月誕生石 アメシスト」・「11月誕生石 トパーズ」の宝石種類。

これらの3種類の宝石は、誕生石として発祥してから現代まで、世界各地で相変わらず人気もあり、誕生石として共通しています。

 

今回63年ぶりに改訂された3月誕生石「ブラッドストーン」は以前からもありました。

そして、12月誕生石の「タンザナイト」・「ジルコン」、6月誕生石の「アレキサンドライト」などもそうです。

これらの誕生石は、今までは非公式でしたが、今回の改訂で正式に追加され増えたので、私たち宝石商としては嬉しいですね。

一度に10種類の誕生石が増えたことで、プレゼントする場合や、ご自分にご褒美の選択肢が増えるから楽しくなります。

今回選定された4月誕生石の「モルガナイト」は、今までは「3月誕生石」として、このブログでも、またネット上でも紹介されてきました。

誕生石の新規追加では、モルガナイトは「3月誕生石」から、正式に「4月誕生石」に決まりました。

誕生石の意味とは?

それぞれの誕生石は、なぜ、あるのかご存知ですか?

あなたの生まれた月の誕生石には、宝石としての美しい魅力は勿論ですが、パワーストーンとしての意味や効果があります。

大切に誕生石を身に着けることにより、あなたを守護するお守りとなり、遠方からでもあなたに幸せを運んでくると言われています。

どのようなお願い事でもかまいませんが、誕生石にお願いをする場合には、必ず清水で綺麗に洗い、気持ちを込めてお願いしましょう。

 

パワーストーンの効果が無くなった場合には、一度浄化をしてみましょう。

パワーストーンのお願い事は効果があるのか意味や浄化の仕方は?

天然石 パワーストーン効果を上げる浄化方法のおススメ8選とは
 

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2月誕生石 クリソベリル・キャッツアイの意味やパワーストーン効果とは?

63年ぶりに新しく追加された2月誕生石 クリソベリル・キャッツアイの意味とは?

今回、新しく2月誕生石として追加されたクリソベリル・キャッツアイですが、どのような意味のある宝石でしょうか。

あなたは、キャッツアイはご存知だと思います。

単に「キャッツアイ」と呼ばれる場合には、クリソベリル・キャッツアイの事を指しています。

鉱物名クリソベリル、和名で「金緑石(きんりょくせき)」ですが、カボッツションカットする事で中央に猫の目のような線が入ります。

その猫の目のように一条の光が輝いて見える「キャッツアイ効果」を持つ宝石がクリソベリル・キャッツアイです。

キャッツアイは、和名で「猫目石(ねこめいし)」として多くの宝石愛好家から非常に有名で人気の宝石ではないでしょうか。

 

日本では2月22日を「猫の日」として知られています。

ヨーロッパの多くの国が2月17日を「World CatDay(世界猫の日)」と定めています。

 

2月誕生石になった理由は、猫に関連している事や、数あるキャッツアイの中でもクリソベリルは特に美しい目の模様がでます。

このことからも、「目が出る(芽が出る)」と言う意味も含めて、2月誕生石と決まりました。

クリソベリル・キャッツアイが人気の秘密とは?

実は、鉱物学の観点から言えば、キャッツアイは一種類の鉱物の名前を指す名前ではないのです。

カボッツションカットした色石の上を一条の線が走る現象が現れている石を意味している総称とも言います。

この現象の事を「シャトヤンシー効果(猫の目効果)」と言います。

キャッツアイとは、キャッツアイ効果(シャトヤンシー効果)と呼ばれる、猫の瞳のような光の筋を持つ宝石の事です。

2月誕生石となったクリソベリル・キャッツアイの人気の秘密は、「シャトヤンシー効果」にあります。

 

また、金色の美しい一筋の光を持つキャッツアイは、古代より「豊かさの象徴」「権力の象徴」として、権力者から愛されました。

今でも「金運」を高める幸運の石として大変人気のある宝石です。

今回、2月誕生石として63年ぶりに追加されましたので、金運アップしたい人は身に着けるといいかも知れませんね。

 

宝石 キャッツアイの意味や購入する時のポイントとは

 

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2月誕生石 クリソベリル・キャッツアイの気になるパワーストーン効果とは?

今回2月誕生石に決まったクリソベリル・キャッツアイには、「集中力を高め、先を見通す力」に必要なパワーストーン効果があります。

キャッツアイは、古くから高級宝石としても世界中の人々を魅了してきました。

 

一番古い逸話では、古代アッシリア時代にさかのぼり、キャッツアイを身に着けて祈祷を受けると、透明人間になれると信じていた人もいたそうです(笑い)

キャッツアイ効果(シャトヤンシー効果)のある宝石は、古代より「魔除け石」として信じられています。

さらには、邪悪なものや人のネガティブなエネルギーや悪意を寄せ付けないお守りとして大切にされたそうです。

宝石の言葉は、「邪気を払う」・「豊かさ」・「幸運」・「富」・「金運アップ」などです。

 

宝石種類で宝石のキャッツアイは医師もすすめるパワーストーン

 

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誕生石の意味とは、そもそもどういうものなの?

誕生石の意味や由来はご存知でしょうか?

あなたの誕生月や、誕生石は何でしょうか?

今回、63年ぶりに誕生石が10石も追加されたのをご存知でしたか?

ご自分の誕生石を知らない人はいないと思いますが、新しく追加された宝石を知らない人はいると思います。

もし、新しく追加された誕生石をご存知なければ参考になさって下さいね!

 

ご自分の誕生石を分かっていても、その意味や由来を知らない人が多いです。

誕生石の意味とは、あなたが生まれた月にちなんだもっともポピュラーな「お守り石」で、あなたの「守護石」になります。

1年間は12ヵ月ですが、それぞれの月に守護石を当てはめたのが「誕生石」と言われています。

守護石となる誕生石には、災いなどから身を守り、遠くからでも幸運を呼び寄せる効果を持つと考えられています。

あなたの誕生石には、恋愛運・金運・仕事運・健康運などの運気を高める効果がありますが、守護石となるものがパワーストーンなんです。

そもそも、誕生石は誰が決めたの?意味や起源とは?

そもそも、毎月ある誕生石は誰が決めたの?

各月にある誕生石は、宝石商や宝石関連業者が儲けのために勝手に決めたんではないの?

12ヵ月ある誕生石には、例えばその宝石を2月誕生石として決めた根拠や歴史があるの?

正直な話ですが、誕生石にはこのように思っている人が多いのには商売柄ですが、ビックリして驚きました。

 

誕生石という概念は、18世紀のユダヤ人たちの考え方が進んでいて、婚約指輪として女性に誕生石を贈るという風習から広まったようです。

また、誕生石の起源をたどっていきますとその歴史はとても古く、実は約3500年前の旧約聖書までの時代にさかのぼるとも言います。

イスラエルの司祭が身に着けていた12の宝石の種類に由来すると言う、旧約聖書「出エジプト記」に記載の説や、その他多くの逸話も残っています。

 

別の説では、ユダヤの高層が胸当てに12種類の宝石があしらわれたものを守護石として着けていたという説などが、誕生石の始まりになったとも言われています。

ヨーロッパでは、そのことに因んで約1300年前から、幸せになるための方法が12種類の宝石を身に着ける方法だと口伝えで広がったとも言います。

人々が信じた幸せになる方法は、「12種類の宝石を保有し、月替わりで相応しい石を身に着ける」という文化です。

しかし、一般人には12個の宝石の所持は困難で、月替わりの宝石を一度に12個も所持するのは余程のお金持ちの富裕層の話です。

そこで、「自分が生まれた月に当てはまる宝石を一つ身に着ければ、幸運が訪れてくる!」という簡単なルールへと変わりました。

つまり、ご自分が生まれた月の宝石を守護石(誕生石)として、大事に一種類を身に着けてお願いするという事です。

 

また、誕生石の由来や起源はとても古くからもあり、新約聖書「ヨハネの黙示録」の時代にまでさかのぼる逸話もあります。

それは、神殿の土台に置かれた12の宝石に由来するのが誕生石の始まりだと言う説もあります。

誕生石の誰が決めたの?

今までの誕生石の概念は、宝石商によっても国によってもバラバラで、まったく統一性がありませんでした。

現在のように、誕生石が一般的に明確にされて、各月にキチンとリスト化されたのは20世紀に入ってからだと言われています。

 

1912年にアメリカ合衆国の宝石商組合(現在のジュエラー・オブ・アメリカ))で提案され、宝石を各月に当てはめるという誕生石の選定が行われたのです。

選定には、別途項目でご紹介した聖書の記述などに行われて、聖書の記述にはなかった4月誕生石のダイアモンドなども新しく追加されました。

誕生石として追加の理由は、当時の人たちにダイアモンドが宝石として人気が出始めたので取り入れされたそうです。

やがて、貿易などにより宝石商が誕生石の意味を各国に伝えて広まり、それぞれの国の人の考えや好みなどで、宝石の意味や効果が付け加えられました。

そうして、美しい宝石の人気もあり、生活文化の向上とともに自然と誕生石の地位が各国で自然に定着していったようです。

その後も、誕生石は誕生月により何度か見直しされて、イギリスでは貴金属協会が誕生石を選定して取り決めしました。

 

現在の誕生石は国によっては若干異なる場合もありますが、上記の2つの選定国のアメリカ・イギリスが大きな基準となっていると思われます。

世界中にはいろいろと誕生石にまつわる説がありますが、なぜか誕生石には、他の宝石にはないお守りとしての不思議な愛着を感じる人が多いです。

誕生月の誕生石は、必ず「自分を守ってくれる守護石」として、一つはお持ちいただきたいパワーストーンだと思います。

あなたの誕生石は、大事な時にはあなたの力強い味方に必ずなってくれる、パワーストーン効果を発揮してくれるでしょう。

 

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