ダイアモンドを選ぶ時には、あなたは小粒でもカットの良い「高品質」を選びますか?
それとも品質はそこそこで、少しでもカラットの重いのを選びますか?
気になるのは、どちらのダイアモンドが高く買取してもらえるのでしょうか?
宝石の買取りには、何でも買い取り屋ではなく、貴金属買取専門店を選ぶことです。
専門店は、何でも買い取り点よりもプロの査定をしてくれるので高価買取も可能です!
目次
ダイアモンドの賢い選び方
今のダイアモンドは10年後にも着けられますか?
ダイアモンドを選ぶ時は今だけのことではなく、5年後10年後に着ける事を想定してみて下さい。
婚約する時には、彼が貴重なお金から愛する人に愛の証しとして「婚約指輪」をプレゼントしてくれます。
プレゼントされると嬉しさが一杯で、ダイアモンドを見ただけで舞い上がる気持ちが大きいと思います。
しかし、ご結婚して5年も経つとほとんどの人は婚約指輪は使用していません。
着けない理由は、大事なものだからタンスや宝石箱の中に閉まってあるといいます。
実際には、その通りかもしれませんが、ある人に本音で話してもらいました。
すると、30歳過ぎて人前にダイヤモンドの指輪を着けていったら、周りの人が大粒のダイアモンドをしていて着ける気がしなかった。
ちなみにこの方の婚約指輪は、ダイアモンド0.20カラット( D VVS1 EXCELLENT)で品質の良いものです。
結論からいいますと、どんなに高品質でも年代と共にダイアモンドが目立たなくて引き立たないのです。
ですから、最初からせめてクラスを落としても0.50カラットほどありますと迫力が違います。
ダイヤモンドにはある程度の目立つ要素も必要です。
ダイアモンドの買取の価格を決める4つの要素
ダイアモンドの買取の評価の基準となるのは「4C」です。
ダイアモンドの買取りは、①カラット(carat) ②カラー(color) ③クラリティ(clarity) ④カット(cut)です。
カラット(carat)
ダイアモンドの重さを表します。(大きさではありません)
1カラットは0.2グラムです。
カラット数が高くなれば、ダイアモンドの評価もあがります。
総カラット数が同じの一粒の1カラットと、小さなダイアモンドが多く入った1カラットでは、当然一粒ダイヤモンドの方が高いです。
カラー(color)
ダイアモンドの色あいを表し、Dカラーからアルファベット順に品質が落ちます。
ほとんどのダイアモンドは無色透明と思われています。
しかし、実際には厳密にいいますと、わずかな褐色や黄色をおびているものがほとんどです。
カラーは無色透明が最高でしかも稀少で、最高級の「D」から最低品質の「Z」の23段階で表されています。
Hカラーがボーダーラインで、以後黄色みが強く感じられます。
クラリティ(clarity)
ダイアモンドの透明度(内包物)を表します。
ダイヤモンド内にある亀裂や内包物の程度によってランク付けされます。
亀裂や内包物は、石そのものの自然発生したもの、加工時に出来てしまったものがあります。
■ IF・FL = 10倍の拡大で無欠点石
■ VVS1・VVS2 = 10倍の拡大でも内包物の発見は困難な石
■ VS1・VS2 = 10倍の拡大でどうにか発見できる石
■ SI1・SI2 = 10倍の拡大で楽に発見できる石
■ I1・I2・I3 = 肉眼で容易に発見できる石
カット(cut)
ダイアモンドの仕上げの状態やカットを指します。
ダイアモンドが光を取り入れ、美しい輝きをあらわすのはカットで決まります。
カットが悪いダイアモンドは、カラット数が大きくても綺麗に輝かなく、輝きが損なわれたものはダイアモンドとしての価値も下がってしまいます。
こんな笑い話があり、本人は真面目ですから笑い話ではないと思いますが?
生前仕分けでダイアモンド1カラットのペンダントをプレゼントされたんです。
ところが肉眼でも見える凄い内包物で、その上にダイアモンドがキラキラと輝かない。
そこで、そのダイアモンドを輝くようにして欲しいとの相談でした。
これは、ダイアモンドのもともとあるインクルージョン(内包物)で、解決できない無理な相談でした。
カットの評価は、エクセレント(EXCELLENT)、ベリーグット(VG)、グット(GOOD)までで、それ以下が、フエー(Fair)やプアー(Poor)でお薦めいたしません。
ダイアモンドの買取には購入価格は忘れてください!
超有名なブランドダイアモンド指輪でも枠から外すとブランドは関係ありません!
有名ブランド品や稀少石ではない宝石・貴金属・ジュエリーを処分しようとしたらどうなるのでしょうか?
正直な話し、どこの買取店に持って行っても、ガッカリするような買取でしか引き取りしてもらえません。
下取り価格は、買った値段の10%~15%が妥当な価格です。
販売価格で、0.30カラット、Gカラー、VVS1、カットはGOODのプラチナ枠のダイアモンドリング。
こちらが例えば、店頭価格が35万円で買ったとして、それをリサイクルショップや質屋に査定してもらいます。
すると、多分、買取の評価額は3~4万円程度で、貴金属の買取専門業者から比べますと低めの査定となります。
本当に力の抜ける値段ですが、実際はそれぐらいしか買い取りしてもらえません。
理由は、流通過程におけるお店の中間マージンは一切考えません。
プラチナの枠代は当日の地金相場ですぐに買取価格がでますが、後はダイアモンドの評価がいくらかです。
ダイアモンド買い取り価格一例
D-VVS1-EXCELLENTの買取の相場の目安
■ ダイアモンド: 0.2-D-VVS1- EXCELLENT ¥24,000
■ ダイアモンド: 0.3-D-VVS1- EXCELLENT ¥51,000
■ ダイアモンド: 0.5-D- VVS1- EXCELLENT¥151,000
H-S1-GOODの買取の相場の目安
■ ダイアモンド: 0.2-H- SI1- GOOD ¥10,000
■ ダイアモンド: 0.3-H- SI1- GOOD ¥22,000
■ ダイアモンド: 0.5- H-SI1- GOOD ¥60,000
ダイアモンドは、クラスによりこんなにも買い取り評価額がちがいます。
これに、リングやペンダント枠の使用貴金属の買い取り金額がプラスされて買取の金額になります。
ダイアモンド指輪がブランド品の価値はどうなるの?
ブランドデザインや鑑定書が付いていると高価買取も可能です!
ダイアモンドのリング(指輪)のアーム部分には必ずブランドのロゴマークが入っています。
一流ブランド品で世界に通用する、カルティエやティファニー、ブルガリ、ハリーウイストンなどのマークです。
ある程度のブランド品は、低グレードのダイアモンドは使用しません。
ここが、ブランド店としてのプライドもあります。
ここで大事な事は、リングにブランドマークがあるから「ブランド品」なんです。
しかし、枠から取り外したら、タダのダイアモンド・ルース(裸石)になり、ダイアモンド・ルースとしての評価しか出来ないのです。
4Cの基準に基づいた買い取り価格の算定にしかなりません。
あなたのダイアモンドの買取の金額のシュミレーションが出来ます。
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