私は世間で言うジジイですが、ピアスを片耳にしました。
その時に、ダイアモンドの類似品を調べていて見つけたのが、モアサナイトです。
何と、モアサナイトは天然ダイヤモンドの2.5倍もの輝きがあるのでビックリ!です。
天然ダイヤモンドの類似品を調べると色々な種類もありました。
「キュービックジルコニア」・「ジルコン」・「合成ダイヤモンド」・「人工ダイヤモンド」など、
そして最近ではダイアモンドと同じ成分の「ラボグロウンダイヤモンド」が人気があります。
今回、これらをまとめた記事を書いてみましたので、ご覧いただくと嬉しいですね!
目次
モアサナイトとは?
モアサナイトの意味とは?
初めてモアサナイトをご覧になった方は、その美しい輝きに目を奪われるでしょう。
モアサナイト(別名で、モアッサナイト、モアッサン石)とは、世界でもっとも輝く宝石として知られている鉱物です。
化学的な組成ですが、炭素(C)とケイ素(si)が1対1で結合した化合物です。
化合物の「炭化ケイ素」=「シリコンカーバイト(siliconcarbide)」で、化学式は「sic」で表されています。
鉱物名・宝石名の「Moissanite」は、「モアサナイト」や「モアッサナイト」とカナ表記されています。
和名では、「モアッサン石」と呼ばれます。
私はファーストピアスをするにあたり、どちらがわの耳にすればいいのか分からなく調べて見ました。
左耳と右耳では深い意味があるんですね!
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モアサナイトの特性や性質
天然のモアサナイトですが、これまでは隕石中にわずかに存在が確認されているのみで、地球上には限られた量しか存在していないそうです。
天然のモアサナイトは自然界に存在はしているものの、希少性が著しく高いことから一般の使用が禁じられています。
そこで、宝飾用として流通している宝石のモアサナイトは工場で合成された人工石のモアサナイトです。
自然界のダイヤモンドは天然石ですが、ダイヤモンドの類似石として人気の人工ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)があります。
またダイヤモンドの類似石には、キュービックジルコニア、ジルコニアなどもあります。
ただ、人工ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)とモアサナイトは、物質的・化学的特性が異なるまったく別の宝石です。
しかし、天然ダイヤモンドと違い、どちらも人工的につくることが出来るという点は共通しています。
▶ それって本当にダイヤなの?ダイヤモンドの合成石や偽物では?
モアサナイトの人気の理由
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モアサナイトは光の分散度・屈折率ともにダイヤモンドを超えて優れ、ダイヤモンド以上に輝く宝石として知られています。
モアサナイトは天然ダイヤモンド・人工ダイヤモンドの2.5倍ともいえる世界最高峰の輝きと高い耐久性を持ち合わせています。
ダイヤモンドに非常に似ていますが、衝撃への強さ(靭性)、曇りにくさ(低親油性)、耐熱性などにおいてはダイヤモンドよりも優れた特質を持っています。
なのに、天然ダイヤモンドと比較しても手に届きやすい価格帯で流通している事からも、気軽に着けれる優れたジュエリーとしても評価が高いです。
宝石としての利用価値もとても高い事から、海外ではアクセサリーやファッションジュエリーとしても人気があります。
結婚指輪・婚約指輪などのブライダルジュエリー市場においてもとても需要が高まってきています。
モアサナイトの色の種類
モアサナイトはカラーレス(無色透明)以外にも、色々なカラー(色)があるのをご存知でしょうか?
無色透明の他にも、ピンク、ブルー、イエロー、グリーンなどのカラーバリエーションが豊富なのも魅力の一つです。
まるで天然ダイヤモンドと同じように、ピンクダイヤモンドやブルーダイヤモンドなどの類似石があります。
これらのファンシーカラーは、天然ダイヤモンドは非常に高価ですがモアサナイトであればとてもお安くお求めいただけますので、とても人気があります。
モアサナイトの宝石言葉は?
天然石のモアサナイトにも、合成石のモアサナイトにもこれといったはっきりとした宝石言葉は存在しません。
しかし石の硬さゆえに意思の強さを表して、「成功」・「繁栄」など、困難に負けることなく強い意思を持てるパワーストーンとされているようです。
強い精神力を高める効果もあるので、夢に向かってひたすら努力を怠らなければ、前に進む力を発揮すると言われています。
また、モアサナイトを身に着けることで、一度決めたことをやり遂げる力が湧きだし、夢の実現や挑戦していることの成功へと導きます。
宝石言葉の「成功」・「繁栄」とあるように、努力の結果にもたらされる「富」などが自分に引き寄せられます。
モアサナイトとダイヤモンドの違い
ダイヤモンドの意味
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ダイヤモンドは、ダイアモンドと表記される場合もあります。
神秘的で人々を魅了する美しい輝きを放ち、地球上のあらゆる鉱物の中でも最高の硬さ、そして多くのエピソードがあります。
ギリシャ人が「征服されざるもの(Adamas:アダマス)」と名前を付けたのは、ダイヤモンドに「永遠性」を見ました。
そこで、物語の愛のキューピットの射る矢じりに使ったのでした。
15世紀にダイヤモンド・パウダーで研磨する方法を見つけるまでは、ダイヤモンドは硬さしかない存在でした。
ダイヤモンドは「鉛筆の芯」と同じ炭素ですが、地球内部の高温高圧で結晶されただけにとても信じられない硬さを持っています。
しかも25トンのキンバーライトから宝石用としてのダイヤモンドは1カラットしか採掘されないので、とても希少性があるんです。
ダイヤモンドの素晴らしい輝きは、曇りガラスに似た原石に精緻な研磨技術とカットが施されると誕生します。
カットをする事でディスパーション(虹色の分散光)、ブリリアンシー(無色の輝き)、シンチレーション(閃光)、金剛光沢の4つの光の効果の相乗で、美しく輝きます。
★ダイヤモンドの意味は下記からご覧いただけます。
▶ ダイアモンドは4月誕生石ですが宝石の意味やパワーストーン効果とは
ダイヤモンドの価値や評価は、鑑定鑑別が一番確立されている宝石で、評価は「4C」で行われます。
★ダイヤモンドの「4C」や、関連記事は下記からご覧いただけます。
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合成ダイヤモンドと人工ダイヤモンドの意味とは?
一口にダイヤモンドと言っても、「天然ダイヤモンド」・「合成ダイヤモンド」・「人工ダイヤモンド」の呼び名があります。
これらの中でも、「合成ダイヤモンド」・「人工ダイヤモンド」の2種類ですが、どのように違うのか気になりませんか?
実は、「合成ダイヤモンド」と「人工ダイヤモンド」は同じで、呼び方の違いなのです。
合成ダイヤモンド・人工ダイヤモンドとは?
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合成ダイヤモンド・人工ダイヤモンドは別の種類ではなく、天然ダイヤモンド以外で人間の手で加工されたもの全般を指しています。
人工ダイヤモンドは、「合成ダイヤモンド」や「ラボグロウンダイヤモンド」とも呼ばれています。
人の手を加えてダイヤモンドの結晶を促進させたと言う違いだけで、物質的には天然ダイヤモンドと違いがありません。
天然ダイヤモンドは数億年から数十億年という気の遠くなる年月で誕生しますが、人工ダイヤモンドは短期間で作るのが可能です。
実際に数日から数週間という短い期間で生成できるために製造コストを抑えることもでき、価格は天然ダイヤモンドよりもかなり低く設定されます。
★合成ダイヤモンドと人工ダイヤモンドや天然ダイヤモンドの違いとは
▶ https://houseki41.com/gouseidaiamond0811/
モアサナイトとキュービックジルコニアの違い
キュービックジルコニアの意味
モアサナイトとキュービックジルコニアですが、どちらも「人工ダイヤモンド」のことです。
キュービックジルコニアですが、輝きや色味が天然ダイヤモンドにかなり似ていて、素人では見分けが付かないことがあります。
ダイヤモンドの代用品として人気もあり、「模造ダイヤ」と呼ばれます。
ダイヤモンドとキュービックジルコニアの大きな違いとは?
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ダイアモンドは炭素だけで出来ているのに対して、キュービックジルコニアはさまざまな成分で形成されています。
セラミックの材料として使われる二酸化ジルコニュウムに、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化イットリュムが原材料になります。
これらの材料を混ぜて結晶にすると、キュービックジルコニアが出来上がります。
つまり、とても純度の高い酸化ジルコニュウム粉末の混合物で作られているのがキュービックジルコニアなんです。
★キュービックジルコニアとは?ジルコンとの違いや意味と効果とは
⇒ https://houseki41.com/jirukonia1122/
モアサナイトとジルコンやジルコニアの違い
モアサナイトとジルコンやジルコニアの違いは、「天然石」か「人工石」かの違いです。
「モアサナイト」・「ジルコニア」は、「人工石」です。
一方の「ジルコン」は、「天然石」になります。
ジルコンの意味
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ジルコンは、ダイアモンドなどと同じような天然の鉱物です。
よく、ジルコンとダイアモンドの違いは何ですか?と、尋ねる方がいます。
ジルコンとダイアモンドの決定的な大きな違いは素材になります。
どちらも天然の鉱物ですが、ダイヤモンドの類似品として人気なのは「天然ホワイトジルコン」です。
ホワイトジルコンはダイヤモンド並みの煌めきを放つことからも「光の石」とも呼ばれています。
ポジティブなパワーが凝縮した守護石としても有名な宝石で、「輝きと光」を象徴するパワーストーンです。
パワーストーン効果では、持ち主の魅力や可能性を引き出すパワーがあると信じられています。
★宝石のジルコンはキュービックジルコニアのような合成石なの?
⇒ https://houseki41.com/jirukon0906/
ジルコニアの意味
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ジルコニアは二酸化ジルコニュウムのことで、人工ダイアモンドとも言われています。
ジルコニアは、天然の鉱物ジルコンを模して作られた人工石になります。
ジルコニアは主に宝飾品として使用されていましたが、近年では歯科治療にも多く使用されるようになりました。
▶ ジルコンとキュービックジルコニアは本物の宝石なの?意味や価値とは?
モアサナイトとラボグロウンダイヤモンドの違い
ラボグロウンダイヤモンドの意味
日本では、松屋銀座から新発売されたラボグロウンダイヤモンドですが、好評らしいですね!
ラボグロウンダイヤモンド(Lab-Grown Diamonds)は、一口で現すとラボ研究所で育てられたダイヤモンドです。
ラボグロウンダイヤモンドの「ラボグロウン」とは、「研究所」を意味する「ラボ」と、「育つ」と言う意味の「グロウン」を掛け合わせた言葉です。
つまり、ラボグロウンダイヤモンドとは、「研究所で人工的に作られたダイヤモンド」という意味です。
この事からも、人の手によって生み出されたダイヤモンドを指し、合成ダイヤモンドや人工ダイヤモンドと呼ばれることもあります。
何億年も経過して採掘された天然ダイヤモンドと同じ成分の炭素を原料としています。
それだけではなく、結晶構造や硬度も天然ダイヤモンドと完全に同じように作られたのが、ラボグロウンダイヤモンドです。
言うなれば、天然か人工なのかだけの違いで、まったく見分けがつきません。
ラボグロウンダイヤモンドの価値
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ラボグロウンダイヤモンドは人工的に作られたとはいえ、ダイヤモンドです。
天然ダイヤモンドと同じような美しい輝きを放ち、硬度も同じですから肉眼でもその違いはほとんど区別がつかなく分かりません。
しかし、金額の面では天然ダイヤモンドと比べるとやはり価値や希少性は低くなります。
現在では品質にもよりますが、天然ダイヤモンドの5~3割程度の価格で取引されています。
また、ラボグロウンダイヤモンドは買取や再販時には価値はほぼ「0」です。
通常では宝石の価値は需要と供給で決定されますが、ラボグロウンダイヤモンドは大量生産できるのでコスト以外の価値はありません。
天然ダイヤモンドの場合では、将来的に不要になった場合にはお金に変わりますが、ラボグロウンダイヤモンドは買取や再販する場合には価値はないです。
このような理由から、将来的に財産として残したい場合には天然ダイヤモンドが良いと思います。
★ラボグロウンダイヤモンドのデメリットとメリットや価値とは?
⇒ https://houseki41.com/labogrown-diamond0626/
★松屋銀座が新発売したラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同じ?
⇒ https://houseki41.com/daiamondo0821/