最近、テレビの情報番組や、雑誌などで取り上げられているのが「ラボグロウンダイヤモンド」。

そもそも、ラボグロウンダイヤモンドは、どのような宝石なのか気になりませんか?

あなたは、ラボグロウンダイヤモンドの正体はご存知でしょうか?

そこで、ラボグロウンダイヤモンドのデメリットとメリットを書いてみました。

また、天然ダイヤモンドと比べると「価値」があるのでしょうか?

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ラボグロウンダイヤモンドのデメリットとメリットとは?

そもそも、ラボグロウンダイヤモンとは?

「ラボグロウンダイヤモンド」を一口で現すとすれば、「天然ダイヤモンド」ではありません。

人の手で人工的に製造されたダイヤモンドで、「合成ダイヤモンド」の事です。

このように、ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドとは違い、ラボ(研究所・工房)で作られています。

 
しかし、合成ダイヤモンドと言っても、成分は天然ダイヤモンドと全く同じ炭素で作られています。

天然ダイヤモンドの場合は、鉛筆の芯と同じ炭素ですが、地球内部の高温高圧で結晶したのでとても強固な鉱物です。

しかも25トンのキンバーライトから宝石用としては、わずか1カラットが得られるだけの希少性があります。

テレビの情報番組や、雑誌などで取り上げられているのには、研究所で作られるので自然環境への影響がとても少ないです。

また、紛争ダイヤモンド、奴隷を低賃金で採掘させるなどの心配のないダイヤモンドとても注目されています。
 

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ラボグロウンダイヤモンドのデメリットとは?

■ ① 一番のデメリットは、天然ダイヤモンドでないという点です。

宝石と呼ばれるには「宝石の条件」があり、本来は自然の中の非常に稀な条件が重なり合い、初めて宝石と呼ばれます。

宝石の大条件は、「美しさ」・「耐久性」・「希少性」になります。

この中で、ラボグロウンダイヤモンドは人工的に量産できますから、「希少性」「希少価値」が全くなくなります。

宝石と呼ばれる基本的な4つの条件と意味はご存知ですか?

 

■ ②天然か人工か見分けがつかなく紛らわしい

特殊な鑑定鑑別する機械がない限り、宝石鑑定士でも天然ダイヤモンドか、人工的に作られたダイヤモンドなのか見分けがつかない。

理由は、天然ダイヤモンドと同じ成分で、しかも同じ結晶構造をしているので、肉眼では見分けることが不可能です。

宝石の鑑定・鑑別のプロが見分けることが出来ないとなれば、お客様や販売スタッフも見分けることが難しくなります。
 
一番の問題点は、仕入れ担当者がラボグロウンダイヤモンドを天然ダイヤモンドとして仕入れをする事です。

という事は、スタッフが知らずに販売して、お客様が購入時に「知らないまま合成ダイヤモンドを買っていた」という事も十分にあり得ます。
 

お店側で天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドがしっかりと区別されていれば、価格の違いで判断できます。

しかし、悪質な業者が合成ダイヤモンドと知りながら天然ダイヤモンドとして販売されると泣きを見るのは消費者なんです。

合成ダイヤモンドと人工ダイヤモンドや天然ダイヤモンドの違いとは

■ ③ ラボグロウンダイヤモンドは、買取りは出来ない。

天然ダイヤモンドの場合には、評価は「4C」で価値を決めて、買取り価格が決まります。

ただ、ラボグロウンダイヤモンドは大量生産できる合成ダイヤモンドのため、石そのものだけでは買取価格がでません。

枠に、PT、18金、WGの使用の場合は、当日の金やプラチナ買取り価格で重さで買取り価格が算出することが可能です。

 

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ラボグロウンダイヤモンドのメリットとは?

ラボグロウンダイヤモンドのメリットは、天然ダイヤモンドと見分けが付かないほど美しく、しかも綺麗です。

大粒なものでも、天然ダイヤモンドと比べると値段がとてもリーズナブルな事です。

その他にも、下記のようなメリットがあります。

① 天然石と比べても人工的に作れるので、不純物のない「クラリティ(透明度)」の高いものが作りやすい。

② ラボで生産できるので、生産から加工までの工程が把握しやすく、しかも天然ダイヤモンドのような紛争ダイヤモンドにならない。

③ ラボグロウンダイヤモンドは、まだ新しいものなので市場性や流通性も少なく、二次流通品(中古品)が少ない。

④ 天然ダイヤモンドに比べると、大粒でも価格が安く購入できる。

このような点が、今ジュエリー業界でラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド)が、とても注目されている理由です。

 

しかし、注目はされていますが、アクセサリーとして使用するのと、将来の資産価値を求めて着けるのでは大きく目的が違います。

ラボグロウンダイヤモンドのデメリットや、メリットを考えた上で、購入したいものです。

松屋銀座が新発売したラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドと同じ?

 

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ラボグロウンダイヤモンドの価値

ラボグロウンダイヤモンドの気になる価値とは?

ラボグロウンダイヤモンド(通称ラボダイヤ)の価値とは?

ラボグロウンダイヤモンドは、人工とはいえ、天然ダイヤモンドの成分を持ち合わせているダイヤモンドです。

天然ダイヤモンドと同じように美しい輝きを放ちますし、肉眼では天然と人工の違いは見分けるのは困難で、ほとんどわかりません。

 
しかし、金額の面ではかなりリーズナブルですが、天然ダイヤモンドと比べると価値は低くなります。

発売当初はそこそこ高値でしたが、現在では中国などでも大量生産されているので、価格はかなり安くなっています。

現在、天然ダイヤモンドの市場価格の5~3割程度の価格で取引されています。

 

ただし、ラボグロウンダイヤモンドは最近、ジュエリー業界でも売り上げが上昇中です。

PAUL ZIMNISKYによる分析データでは、ラボグロウンダイヤモンドの市場は、現在で推定19億ドルとされています。
 
しかし、販売額が年率23%で成長していて、2023年には52億ドル、2035年には149億ドルに達すると予測されています。

未来のダイヤモンド市場を担う役割になると期待されていて、ジュエリー業界の起爆剤になるかもしれません。
 
先日、BBT系列のテレビ番組(ポップUP)内で、ラボグロウンダイヤモンドを取り扱いしているサクセス女性社長が紹介されていました。

高級時計、高級バック、高級輸入車(1300万円のポルシェ新車)など、どれだけ稼いでいるのでしょうか?

まあ、それだけ儲かっているのですから凄いですね!!
 

 
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天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドのどちらを選ぶのが良いの?

これから購入するなら天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドのどっち?

よく、これから購入するなら天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド)と、どちらを選べばいいかの質問をよく受けます。

どちらを買うかは、価格や目的次第になり、ファッションなのか将来の資産価値として買うのかでは大きく違ってきます。

記事の冒頭でも書いていますが、天然ダイヤモンドラボグロウンダイヤモンド結晶構造や化学組成は同じものです。

 

ダイヤモンドと名前がついていますが、ラボグロウンダイヤモンドは大量生産できる工業品のようなもので希少性がありません。

作ろうとすればいくらでも生産可能で、希少価値もなく、しかも量産性ですので増えれば増えるほど、価値が低くなり価格も安くなります。
 
最初に市場に出回った時は珍しい事もあり、信じられない程高い値段で取引されていました。

今は、ダイヤモンド大手のデビアス社がライトボックスという合成ダイヤモンド専門のブランドを運営しており、そこだと1ctで約800ドル位です。

デビアス社の目的は、天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドを差別化するのが目的ですから、ライトボックスは他社よりも圧倒的に安い価格で出しています。

ちなみに、ライトボックスはアメリカ合衆国の国内通販のみです。

 
ただ、低品質の天然ダイヤモンドの代わりにアクセサリーとしてラボグロウンダイヤモンドを使用するなら需要はあると思います。

天然ダイヤモンドで、小さくて輝かないキズが多いダイヤモンドより、ラボグロウンで大粒で綺麗なものを使用したジュエリーは迫力や魅力もあります。

将来の資産価値を考えないで、アクセサリーとして使うなら綺麗でちょうど良いのがラボグロウンダイヤモンドではないでしょうか。

大粒で価格も安ければ、キュービックジルコニアなどの代替え品としても使えます。
 
使用する目的が、ファッションアクセサリーでしたら、適正価格で売っている店から買うラボグロウンダイヤモンドでも良いと思います。

もしあなたが、将来の資産性やブライダル用の記念品をお求めるなら天然ダイヤモンドでしょう。

ラボグロウンダイヤモンドは、あくまでアクセサリー感覚の使用がおススメです。
 

要は、ロレックスのコピー製品を身に着けて、単なるアクセサリーとして自己満足で楽しめる人。

何がなんでも、本物でないと着けていると恥ずかしいし、本物こそステータスだとし、感じられる人との違いのようなものではないでしょうか?

単なるファッションとして身に着けるのでしたら、天然ダイヤモンドの0.3カラットの高品質よりも、1カラットのラボグロウンダイヤモンドの方が迫力が違います。

第三者の目には、本物と合成の違いは分かりませんし、1カラットの方がお値段は高く思います。

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