最近、多いですね!

毎日、多くのフィッシング詐欺のようなメールが、何回も削除しても届きますね。

また、ラジオやテレビでも悪質商法に引っ掛からないように注意喚起しています。

それなのに、悪質商法の被害に合う人がいまだに多いのも不思議です。

未だに、「家で使わない切手や貴金属を買取します!」の電話アポイントも多いです。

気になるのは、悪質商法と、悪徳商法の違いは何なんでしょうか?

今回、最近とても多い悪質商法の種類を取り上げてみました。

そして、被害に合わないために心がける「6つのポイント」もご紹介いたします。

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悪質商法と悪徳商法の違いとは?

悪質商法の意味とは?

悪質商法は、「あくしつしょうほう」と読みます。

「悪質」は、「質が悪い」「たちが悪いこと」という意味があります。

暮らしに役立つ身近なお金の知恵・知識情報サイトでは、悪徳商法を下記のように紹介しています。

『 一般には商取引の駆け引きとして社会通念(概念)上での許される限度を超えて、不当な利益を得る事業者の販売行為 』とあります。

このように、悪徳商法は「問題商法」などとも呼ばれていて、多くの人をだまします。

例としては、マルチ・マルチまがい商法、アポイントメントセールス、キャッチセールス、ネガティブオプションなどが最近の手口です。

 

最近の悪質商法の手口

マルチ・マルチまがい商法 :商品を販売しながらリベートを払い、ネズミ算式に会員を増やし続ける

アポイントメントセールス :電話やハガキ、SNSで誘い出し、うまい言葉で信用させて商品を買わせる

キャッチセールス : 駅前や繁華街で人のよさそうな相手を見つけて誘い、商品を買わせる

ネガティブオプション : 注文もしていないのに勝手に商品を送り付けて、代金を請求する

 

被害に合わないためには、日頃より『うまい話、お得な話には気を付ける!』・『不要なものには、きっぱりと断る勇気!』を心がける事です。

そして、被害者の多くは自分一人で判断しますが『一人で悩まず、必ず誰かに相談する!』などの自覚が大切です。

多くのだまされる被害者の共通点は、『自分は絶対にだまされない!』と、思っているから恐ろしいですね。

悪徳商法の意味とは?

悪徳商法は、「あくとくしょうほう」と読みます。

「悪徳」は、「悪いおこない」「道徳に背いた不当な行為」という意味です。

販売した側が、平気で不当に相手に損害を与えて利益を得るような、道徳的に問題のある商売をする事です。

例としては、突然にあなたの自宅に訪れて「風水が悪いのでこの絵やツボを買えば運気が良くなる」などと言い、相手に恐怖心を持たせます。

そして、必要でもない高額な絵画やツボを買わせたり、宝石や貴金属を安く買いたたいたりします。

押し買い業者の悪質手口があなたの宝石や貴金属を狙っています!

 

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悪質商法の最近の事例と種類

いつの時代にも、相手をだます商法が後を絶つことがありません。

しかも、年々と手口も巧妙になり、知らない内に騙(だま)されているケースも多いのが最近の特徴です。

一時は金の高騰の影響で「押し買い」が増えましたが、いまだに自宅に不用品がないかの問い合わせの電話がかかります。

宝石や貴金属の押し買いは一番利益が多いのですが、それらを買取する話を隠し、食器、洋服などの関係のない話から訪問の予約を取り付けます。

買取の予約を取り付けると、それがあなたの地獄と後悔への第一歩となる場合もあるので注意が必要です。

では、近年流行っている悪質商法はどのようなものなのか、その手口をご紹介いたします。
 

便乗商法

世間で話題になっている人気のイベントや事件、災害などを利用したりして上手く便乗して、利益を得ようとする悪質商法です。

悪質業者は、地震などの後に訪問して、『先日のような地震が今度来たら、お宅は危ないですよ!』と、不安をあおる。

また、大雪や台風の後などでは『保険金で修理が出来ると偽り、屋根のリフォームなどで法外な請求をする』という事例もあります。

低金利なので銀行利息はあてにならないなどと、株やFX投資で、AIが自動的に投資をするので損をしないで必ず儲かる、などど金融製品を購入させる。

悪質業者はデマな情報を話しますので、話の内容が本当なのか疑い、惑わされずに行政や自治会などからの正確な情報を知る事が大切です。
 

マルチ・マルチまがい商法

「人を誘って入会させれば絶対に儲かり、高収入になる」と、誘い文句で入会させて商品を購入させる商法です。

悪質なネットワークビジネスや、ネズミ講のように次々と会員を勧誘して、自分自身が被害に合うだけではなく、加害者になる場合もあります。

多くは、『紹介する商品は品質も安全で、しかもとってもお得な会員価格なの』とか『必ず儲かるし、あなたにも損のない話と思うわ』と、言います。

世の中にはリスクなく、必ず儲かるようなうまい儲け話はありません。

詐欺の種類や被害に遭わないための注意点や騙されない方法とは

 

催眠商法・SF商法

高齢者や体に不安のある人に、健康になると健康講座やオトリ商品を使って高齢者などをあらかじめ準備した会場や場所に集めます。

巧妙な話術や人の良さを押し出す会話などで群集心理を利用して、一種の興奮状態や催眠状態にして、買わないと損だと思わせて高額な商品を売りつけます。

そして、『早いもの勝ち!』『欲しい人は手を上げて!』や『この商品は、今回特別に半額の○○円で買えます!』と、緊急を煽ります。

悪徳商法で使用される商品は、羽根布団などの寝具や、鍋などの調理器具、健康器具などです。
 

訪問購入・訪問買取

丁寧な若い女性の声で、電話帳で調べて電話を無差別にかけてきます。

電話口で「古着や切手、洋服、時計など、ご家庭にある不要なものは何でも高価で買取します!」と言い、訪問する口実を作ります。

突然に訪問すると訪問販売法違反になるので、予約を取るのが悪質業者の常套手段です。

悪質商法の業者は、予約されたので遠くからやってきたものだと強調して、いかにもあなたの都合で訪問したように装います。

悪徳業者は、古着や食器、洋服などはどうでもよくて、指輪やネックレスなどの宝石や貴金属が狙いで、相場の買取価格よりも不当に安い金額で強引に買取します。

俗にいう「押し買い」で、一度家に入れると、断っても簡単には引き下がらないので、初めからそのような電話には取り合わない事です。

宝石や貴金属を押し買いの悪徳業者から資産や財産を守るには

 

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悪質商法に合わないための「6つのポイント!」

絶対に悪質商法に「だまされない!」、そして被害を防ぐための「6つのポイント!」をご紹介します。

次々と新たな巧妙な手口が生まれている悪質商法や詐欺的な商法には、『誰でも持つちょっとした欲や不安に付け込む』のが狙いです。

悪質商法のパターンはどこか共通点があるので、注意深く冷静に考える事で回避できます。

自分や家族の大切な宝石や貴金属、財産を守るために次の「6つのポイント!」を心がけましょう。
 

【その1】甘い言葉は絶対に信用しない!

『無料プレゼント』『あなたが特別に当選しました』『必ず儲かる方法を教えます』など、色々な誘い文句を並べてきます。

冷静に考えると、第三者があなたにそんな簡単に儲かる話をするはずもなく、そんな上手い話はありません。

甘い言葉やささやきの裏には、悪質なワナが隠されています。
 

【その2】不安をあおる言葉にひるまない!

『このままでは大変な目に合う』とか『法的処置を取ります』など、不安をあおる言葉を使うのが曲型的な悪質な手口の方法です。

最近ではSNSなどでアダルト視聴料金が未払いだとか、インターネットを使用した代金の未払い金を支払うように送信してきます。

そのようなメールは無視する事が大事で、相手に連絡すると付け込まれてしまうので、絶対に電話やメール返信をしてはいけません。

どうしても不安が残る人は、諸費生活センターに相談する事が大切です。

▶ 消費者ホットラインの連絡先の電話番号は「188(いやや)」

 

【その3】あいまいな態度は危険。ハッキリと断る勇気を持つ!

電話がかかってきたら、あいまいな言動や、気の弱い態度では相手をつけあがらせるだけです。

ハッキリと「要りません」と、あなたの意志を言葉で相手に伝えましょう。
 

【その4】契約内容は書面で必ず確認をする!

修理の内容や買取をお願いした時には、業者の説明した内容が契約書にキチンと書いてあるのかよく確認する事です。

工事の場合には、工事内容の説明と契約書の内容が合っていない時や、分かりにくく理解できない時は契約しないようにしましょう。

また、その場で即決しないでインターネットなどでおおよその知識を調べておくのも悪質商法にだまされない方法になります。
 

【その5】絶対に個人情報をもらさない!

最近は警察などを語り、『通帳から現金が勝手に引き出されている』などの不安をあおり、事件性を引き出しています。

これらはほとんどは詐欺ですから、『キャッシュカード』『クレジットカード』の情報は、第三者に教えてはいけません。

ましてや、簡単に氏名や住所、職業などの情報を教えると、悪質商法に悪用される場合もあります。

個人情報を記入するのは、確実に信用のおける場合のみにしましょう。
 

【その6】一人で決して悩まない!

悪質商法に引っ掛かる人は、一人で悩み、泣き寝入りしています。

とんでもない金額をだまされてしまってから、家族や警察に相談する人が後を絶ちません。

なぜ、お金を振り込む前に家族や誰かに相談しないのか?と、疑問に思いますが、本人は最後まで電話の相手を信用しています。

しかし、消費者は様々な法律で保護されている事を知っていますか?

もし、『だまされた!』と思ったら泣き寝入りせずに、お近くの消費生活センターや警察にお気軽に相談してみましょう。

泣き寝入りは悪質業者をのさばらせて、新たな被害者を招く事にもつながります。

宝石や貴金属、着物などの不用品がありましたら、処分前に下記の記事が参考になるかもしれません。

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