断捨離の本当の意味はご存知でしょうか?
単にご家庭内にある要らないモノを整理整頓するだけではありません。
宝石や貴金属の「断」・「捨」・「離」には意味があります。
そこで、宝石や貴金属を断捨離して、運気が良くする方法とは?
金やプラチナが高騰している今だからできる、お金と運気を高めませんか?
目次
断捨離して宝石や貴金属を整理する意味
そもそも、断捨離の提唱者とは?
断捨離を最初に提唱した人はご存知でしょうか?
実は、ヨガの思想家の「沖 正弘」氏と、「やました ひでこ」女史が提唱した、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想です。
沖 正弘氏は、1921年広島生まれのヨガの指導者として活躍して、思想家として戦後の日本におけるヨガの草分け的な指導者で、日本のヨガブームを巻き起こしています。
一方の、「やました ひでこ」氏は、1954年生まれの断捨離に関する書籍を沢山執筆している作家です。
やました ひでこ女史の有名な言葉には、「モノを捨てることは本当の意味を知らなければ、あまり効果はありません!」と話しています。
やました ひでこ女史の書籍はたくさんありますが、下記の『人生を変える断捨離』は、これから断捨離する人にはとても参考になる書籍です。
とても断捨離には参考になる書籍ですから、興味があれば画像をクリックしてご覧ください。
断捨離の意味
断捨離とは、誰でも心の中にある「もったいない」という固定概念に凝り固まってしまっている心を、運気アップするために改良する事です。
これは、沖正弘氏が提唱するヨーガ(古代インド発祥の伝統的な宗教的行法)を応用しています。
「断行(だんぎょう)」・「捨行(しゃぎょう)」・「離行(りぎょう)」を応用して、下記のように分類しています。
■「断(だん)」:入って来る不要な物、つまり要らないモノを断つ
■「捨(しゃ)」:家の中にある整理整頓出来ない、ず~とある要らないモノを捨てたり買取してもらう
■「離(り)」:物への執着や、物欲をなくして離れる
このようにご家庭内の不要な物、つまり要らないモノを断ち、捨てる事や買取で、運気アップを図り、モノへの執着心を離れなくする事です。
自分自身で作りだしている捨てたいけど捨てることの出来ない重圧から解放を図り、身軽で快適な生活や人生を手に入れるのが目的が断捨離になります。
一般的に「断捨離」が知れ渡るのは、やました ひでこ女史が2009年に出版した「新・片付け術 断捨離」のヒットによります。
同時期に、不用品の買取ブームも起こり、一般の人がご自分の宝石や貴金属を断捨離するようになりました。
▶ 宝石や貴金属を生前整理や断捨離する時に困らない買い物5原則とは
▶ 宝石を断捨離する前に知っておきたい基本的な4つの条件とは
宝石や貴金属の断捨離で、笑えない実話
断捨離して運気が良くなるハズが・・・
こんな笑えない本当の話があります。
断捨離すると、つまり家庭内の要らないモノを捨てると運気が良くなると聞き、自分の要らないモノをたくさん処分したそうです。
特に、若い時に多く買い求めた宝石や貴金属などを中心に断捨離しました。
これで運気が良くなると思った矢先、家族に病気が見つかり入院が決まったそうです。
これなら、断捨離した意味がない!
この話を聞いてあなたはどう感じますか?
病気が早く見つかり良いと思うか、断捨離したのになぜ?と思うかは考え方次第です。
一つは、ご自分の不要なモノだけを断捨離して、入院したご家族のモノや家の中の不用品も処分したか、買取したかどうかで結果は違います。
運気は、自分に対してのモノと、家にまつわり家運が良くなる場合があるんです。
私も宝石商をしながら、長期在庫として売れ残る宝石や貴金属があり、宝石の場合はリングをペンダントにしたり加工し直す場合もあります。
宝石の場合は作り直せますが、貴金属の場合は金やプラチナの相場が高くなった特に「捨」して、買取にだして換金処分します。
その資金で、また新しい商品を購入して販売するようにしています。
実際、長年宝石商をしていますと、売れないモノはいつまでも売れなく、不良在庫として残ります。
ご家庭内の洋服や、その他のモノも1年間使用しないモノはもはや不要なモノ、要らないモノになります。
物事には、良い方に考える人と、悪く考える2種類のタイプの人が居ます。
断捨離して「運気が良くなる」と思ったのに、ご家族の病気が見つかったのはなぜ?の人は結果を悪く考える人です。
反対に、断捨離したおかげでご家族の病気が見つかったと感謝するタイプの人ですが、このような前向きな人はグングンと運気が良くなります。
宝石や貴金属の断捨離
宝石や貴金属の断捨離の意味
宝石や貴金属はご自分で購入したモノや、プレゼント、生前整理でもらい受けたモノ、遺品整理品などがあります。
まして、ご自分で購入した宝石などは思い入れもあり、彼からやご主人からの思い出のモノは捨てづらいし、買取にも出せないと思います。
そこで、ジュエリーボックスの中からすべての宝石や貴金属を出して、「いるモノ」・「いらないモノ」・「保留」と分類します。
■ いるもの:冠婚葬祭・お付き合い・ファッションアイテムなどで必要なもの
いるもので、デザインが古いと思えばリフォームして最新のモノに加工し直して使用すれば生まれ変わり使用できるようになります。
■ いらないモノ:1年間使用していない宝石や貴金属
切れたままのネックレスやブレスレット、片方だけのイヤリングやピアス、変形したままのリング、サイズの合わないリングなど。
これらは信用と信頼のできる買取店で、すぐにお金に換えましょう。
宝石・貴金属などは「お宝」で、お金に換われば旅行資金にしたり、美味しいモノを食べたり、貯金したりできます。
しかし、せっかく断捨離しているのに、買取してもらったお金で新しいジュエリーは絶対に買わない事です。
■ 保留:どうしようか迷う宝石や貴金属
迷うと言う事は、その品物に愛着と思い入れがあるからです。
そのような宝石や貴金属を「断捨離」すると、後から後悔が残ると心の重圧になり、モチベーションもさがり、運気も下がります。
迷う場合には、1日ゆっくりと考えて、今後「使用するのか?」「使用しないのか?」、使用するとすれば度の用途で使うのか考えて見るべきです。
思い付かなければ思い切り「捨」して、宝石や貴金属買取店で買取してもらいましょう。
宝石や貴金属の「断捨離」の方法
■ 断:お店からの催事・展示会などのDM(ダイレクトメール)は、開封せずにゴミ箱直行便にする
■ 捨:宝石箱(ジュエリーボックス)・タンスの中・金庫内にある、要らないと思う宝石や貴金属を買取に出す
■ 離:今後は宝石や貴金属を購入しないと決めて、衝動買いをなくし、見るだけに留めて物欲から逃れる
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