宝石に関わる仕事の種類には色々とあります。
宝石鑑定士やジュエリーデザイナーの世界。
ジュエリーの買い付けや、制作するのも宝石に関わる仕事の一つです。
宝石販売会社や、個人事業主として宝石やジュエリーを販売するのも選択肢です。
販売が好きな人には、その方面に進むのも楽しいジュエリーの世界です。
目次
宝石に関わる仕事と種類とは
宝石に関わる仕事とは
宝石に関わる仕事とひとくちに言っても、宝石業界には色々な仕事があります。
私のような宝石商や、宝石・貴金属の買取店、実際にジュエリーを作るまでにもデザイナー、製造する職人もいます。
またジュエリーを製造している職人だけでも、色々な工程をあずかる職人さんが活躍しています。
宝石には真贋を検査する重要な仕事の宝石鑑定士も、単に会社で宝石の鑑定だけをしている訳ではなく、時には営業や販売の仕事に就くこともあります。
ジュエリーは、さまざまな宝石に関わる仕事の人たちの協力のもとに流通しています。
宝石に関わる仕事【その1】
■ 鑑定機関のグレーダー
①宝石の鑑別や鑑定、検査などの業務を主に行います。
②会社内の広報では、新たな宝石の解説や処理の解説もリリースします。
■ 宝石専門学校の教師や職員
①宝石学を教えるGIA(米国宝石学会)や、FGA(一般社団法人・日本宝石学協会)の資格を取り教師の道。
②宝石販売に関わる接客から販売までを教える学校の教師やコンサルタント。
③彫金を教える学校
④デザイナーを育てる学校や、上記の会社などに勤務する。
宝石に関わる仕事【その2】
■ 企業や会社の専属ジュエリーデザイナー
①ジュエリーメーカーの社員やメーカー専属のジュエリーデザイナー
■ オーナーデザイナー
①自営業として、自分のアトリエやお店を持ち、ジュエリーのデザインを手掛けます。
②自らのコンセプトデザインをするデザイナーで、国内には沢山のジュエリーデザイナーが活躍しています。
宝石に関わる仕事【その3】
■ 手造り職人
①ジュエリーの形を造る職人。
②キャスト枠(オリジナルも含む)や量産品などの原型を造る職人。
■ 石留め職人
①出来上がった枠に石を留めていく職人。
②爪留め、レール留め、難易度の高い彫留め職人など。
■ 仕上げ職人
①キャスト枠の磨きや、商品にするための最終の仕上げなどをする職人。
■ 親方(スーパー職人)
①ジュエリーの製造に関わるすべての工程を管理する責任者。
②問題があればすべての工程の仕事が出来てしまうスーパーマルチ職人。
■ 研磨職人・カッター
①原石をカットして、美しいルース(裸石)に磨き上げる職人。
②時には、ルースの表面のキズや欠けキズを取ったり、リカットなども行います。
宝石に関わる仕事【その4】
■ バイヤー
①海外や国内でルースやジュエリーを買い付けする仕事。
②商品企画をする事もあり、販売のお手伝いをする事もある。
■ 商品企画
①小売店や卸会社で、販売するルースやジュエリーを企画する仕事。
②買い付けの手伝いをする事もあります。
■ 制作スタッフ
①買い付けたルースの管理や、デザイナーとの制作するジュエリーの打ち合わせ。
②商品企画に適合するルースの選定や、職人との連携などを行う。
宝石に関わる仕事【その5】
■ ジュエリー・ショップオーナー
①宝石販売会社や、宝石店に勤務ののちある程度の宝石の鑑別が出来るようになり独立開業する。
②設備投資や、在庫を抱えたり、販売企画力や運転資金の余裕が必要。
■ 営業
①小売店や卸会社にルースや、ジュエリーを売る仕事。
②独自に宝石の卸会社を経営して、国内の小売店にジュエリーを卸す経営者。
■ 販売スタッフ
①お客様に、宝石やジュエリーを直接販売や接客を行う仕事。
②販売を通じて、着け方のアドバイスやジュエリーコーディネートする事が主な仕事です。
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■ 宝石・貴金属買取店のオーナー
①個人店として経営するか、全国チェーンのFCに加盟して営業する。(目利きが重要な仕事)
★ 貴金属を買取する前の金の本物と偽物の簡単な見分け方と調べ方
■ 宝石・貴金属買取店のスタッフ
②個人店や、FCチェーンのお店に勤務して買取業務のお手伝い。