いつかしようと思いながらもすぐに出来ない「終活」や「断捨離」と「生前整理」。

特に、宝石・貴金属・ジュエリーの終活は迷うことが多いと思います。

 
宝石や貴金属はお金に変わる資産でもあり、買取してもらうのか残すのか悩みます。

そこで、宝石・貴金属・ジュエリーの、「生前整理」の考え方を書いてみました。

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あなたの家には金、プラチナ、銀の「お宝」が眠っています!

あなたの家には沢山のお宝があるかもしれません

お宝の眠っている場所は「タンス」「宝石箱」「金庫」だと思います。

 
時折使うジュエリーもあれば、全く使用しないでほったらかしのサイズの小さくなった指輪、切れたままのネックレスなど。

調査によりますと、日本人の女性は平均で10個のジュエリーを持っているといいます。
 

あなたはいかがでしょうか?

 
この数字は平均的ですから、ジュエリー好きは20個や30個のジュエリーが、タンスや宝石箱にしまわれています。

そこで、定年近くになりましたらこれらのジュエリーを「終活」「生前整理」をして「断捨離」するのをおススメします。

 

宝石・貴金属の「生前整理」をする時のワンポイント

今後も使用するのか、しないのかが決め手!!

目の前に定年退職が見えてきますと、人間だれしも元気なうちに整理をしたいと思います。

しかし、いざ「生前整理」と思いきや、宝石・貴金属には思い入れもあります。

 
このジュエリーは、あの時に買ったもの。

ああ、これは大事な記念にもらった思い出のジュエリー。

これは、子供たちが新婚旅行のお土産で買ってくれたブランド時計。

 
こんな風に、あれも、これも思い出の詰まっているのが、ジュエリーや宝石・貴金属なんです。

 
しかし、これでは「生前整理」どころのお話しではなく整理が進まないです。

そこで、一つ、一つのジュエリー・宝石・貴金属品を今後使用するか、しないかを品物を前にして考えます。

使用する宝石・貴金属・ジュエリーとは

冠婚葬祭に使用する品:パールのネックレス・イヤリング・ピアス・お念誦

パーティに使用する品:お出かけする時に利用するジュエリー

旅行やお付き合いに使用するジュエリー

後世に残す必要性のある宝石(子供、孫、お世話になった人にプレゼント)

今後、使用しない宝石・貴金属・ジュエリーとは

若い時に買った細めのデザインネックレス

小粒のピアス・イヤリング

シルバーのネックレスやリングや銀杯や金杯

デザインが古くなり使用しないリング

 

宝石・貴金属・ジュエリーは大事な資産です

 
宝石・貴金属・ジュエリーは、どんなに古くても、壊れていても、サイズが合わなくてもお金に変わる資産です。

「金」は今が売り時で、その理由とは、30年前と比べるとかなりの高額水準の買取できる価格です。

あなたが現在60代としますと、30年前ですと30代ですが、その時購入した18金のネックレスはいくらかご存知ですか。

 
今、2018年12月で平成時代最後ですが、30年前は1988年です。

下記に田中貴金属工業の年次別金価格の推移を記載しますが、2018年の金価格の平均は「4,576円」

 
1988年の金価格の平均は「1,845円」で、現在、約2.4倍ですから金は使用していて傷ついていても資産になります。
 
因みに、2023年8月31日では金(純金)1gの販売価格が1万円を超えています!

 
なので、思い切った「生前整理」は、お得な理由です。

ご自分の年代と金価格の推移

田中貴金属工業の金価格推移⇒ https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/y-gold.php

 

宝石・貴金属の「生前整理」には思い切り「断捨離」する勇気です

最近、「生前整理」や「終活」という言葉が一般的になり、元気な内から身の回りを整理する人が増えてきました。

若い時は、自分が年取るなんてことは信じられなく、60歳や定年になることは想像もしていませんし、生前整理も考えません。

 
しかし、60歳も目の前に来ると、そろそろ先のことを真剣に考え始めます。

金融資産や、不動産などについては銀行や証券会社、保険会社などでもいろいろと相談やアドバイスが受けることが可能です。

 
でも、宝石・貴金属・ジュエリーの「生前整理」や「生前仕分け」は、だれに相談すればよいか悩む人も多いかと思います。

考えてみれば分かりますが、私の場合、父親がなった時に父親の遺品整理する時に母親があれもこれも思い出の品として捨てきれません。

自分の場合でもクローゼッツトの中の着用しないスーツが何着もあるのに自分では処分できません。

これが、口で言うほど簡単に「生前整理」できない理由のひとつです。

しかし、これでは先に進むことが出来ないので、思い切り「生前整理」する強い意志が必要となります。
 

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宝石・貴金属・ジュエリーの「生前整理品」の仕方

宝石・貴金属・ジュエリーを処分して換金しようと思ったら、近くや宅配の買取店舗を思い浮かべると思います。

 
しかし、多くの買取店では貴金属や宝石の価値は鑑定してくれても、あなたの品物に対する「想い」は鑑定しません。

では、どのように「生前仕分け」をすればよいかが悩むところだと思います。

 
私がお客様にご提案するのは、処分しようとした宝石・貴金属・ジュエリーを一度テーブルの上に並べます。

そして、メモ帳に、ご自分が使用するもの、子供、孫、お世話になった人の一覧を書いて、その上にジュエリー等を置きます。

 
さらに、一晩寝て、朝、もう一度確認して迷いがなければそれが正しい選択です。

ひとつも不要な品がないと思えば時期がまだ早いということになります。

宝石・貴金属・ジュエリーは4つの価値で残すか処分するかを決めます

まず、宝石・貴金属・ジュエリーは、修理やリフォームして後世に残す価値のある品かどうかを考える必要もあります。

例えば、100万円で購入した思い出のルビー指輪も換金となれば良くて地金相場での重さ計算、脇石のダイアモンドの価格が目安となります。

そして、ルビー本体の価格ですが、余程の品質でない限り、カラーストーンは期待するほどの価格はつきません。

 
大体、購入価格の10~15%が相場だと思って下さい。

デパート、呉服屋、閉店セールで購入の場合は定価自体が割引を想定した高めの場合もあります。

そこで、宝石・貴金属・ジュエリーを4つの価値であてはめて考えてみます。

宝石・貴金属・ジュエリーの4つの価値とは

①:素材価値(宝石・貴金属の種類、品位、重量など)

②:デザイン価値(新品仕上げして再販できるか、スクラップにするのか)

③:所有者の価値(所有者の思い入れ品か不必要品か)

④:利用価値(修理の必要があるのか、市場性の人気)

 
宝石・貴金属・ジュエリーを4つに割り当てていくと、売るべき品修理して使用する品リフォームして後世に残せる品か区別できます。

 
例えば、宝石の価値が高くてもデザインが古い(古いダイアモンドの立て爪リング)品は、そのまま売却か、リフォームすればすぐ利用できます。

価値はあまり高くなくても所有者の思い入れが大きい婚約指輪などは、残された家族も思い出の品として大事にします。

将来、思い出と共にリフォームすれば後世に残すことができます。

そこで、何となく購入した品や、思い入れのない宝石・貴金属・ジュエリーは思い切り「断捨離」して買取処分します。

 

「生前整理」や「遺品整理」で安心の「買取」業者紹介

「買取」業者の口コミと評価

宝石・貴金属・ジュエリーは、あなたの大事な資産です。

しかし、いざ「買取」してもらおうと思ったらどこに依頼すれば良いか悩むと思います。

 
下記に、信頼と安心できる「買取」業者の記事を書いていますので必要であれば参考になさって下さい。

 
あなたのご家庭に眠っている貴金属買取の安心業者はココです!

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