同じ宝石なのに、検索する時と、宝石の専門書での呼び名の記載が違います。
4月誕生石として、多くの女性に愛されている宝石のダイヤモンド。
あなたは「ダイヤモンド」と呼びますか?
それとも「ダイアモンド」と呼びますか?
「ヤ」と「ア」の違いですが、どちらの呼び方が正しいのか調べてみました。
そこで、意外な「答え」を見つけることが出来ました。
目次
「ダイヤモンド」と「ダイアモンド」の正しい呼び名とは
宝石 ダイヤモンドについて人と話すときはどのように呼びますか?
あなたは、それを字に書いたりネット検索する時には、「ダイヤモンド」と検索、または「ダイアモンド」と話したり、書いたり、どちらを選びますか?
どちらの呼び方が正解なのでしょうか?
英語では「Diamond」そのままカタカナで呼ぶと「ダイアモンド」です。
「ダイヤモンド」なら「Diyamond」となるはずですが、実際には「Diamond」が正解です。
3文字で話すときは「ダイア」とは言わずに「ダイヤ」で通じます。
ダイヤモンドなの? ダイアモンドなの?
「ダイヤモンド」についてですが「ダイヤ」の呼び方は戦前から使用されている表記の仕方です。
「ダイアモンド」の「ダイア」は一般的には戦後から使用されるようになった表記だと言われています。
実際に「Diamond」については、戦前からその呼び方が定着していたために、現在も多くはその呼び方が普通です。
意識して、新聞やテレビ放送などでも「ダイヤモンド」や「ダイヤ」と統一され報道されています。
結論的には、「外来語の表記」と「発音」によるもので、書くと難しくなりますので詳しくは省略します。
簡単な説明ですと、国語表記の基準となっている、「外来語の表記」には、下記のように記載されています。
■「イ列」と「エ列」の音の次の「ア」の音にあたるものは原則として「ア」と書く。
■ただし「ヤ」と書く慣用のある場合はそれによる。と、あります。
日本人にとっては呼ぶ時には「ダイア」より「ダイヤ」と呼んだ方が発音がスムーズではないでしょうか?
ダイヤモンドの正しい呼び方とは?
ダイヤモンド(英語: diamond )は、炭素 (炭や鉛筆の芯)) の同素体の1つです。
地上の鉱物実験で確かめられている中では天然で最も硬い物質で、日本での和名は「金剛石(こんごうせき)」といいます。
ダイヤモンドは、地球内部の高温高圧の環境下で生成され定まった形では採掘されません。
おもな原石の形は、カットされた宝飾品の形から、菱形、トランプの絵柄(スート)が多いです。
雑学ですが、野球の内野のベースの形も、記号(◇)を指して「ダイヤモンド」とも言われているんです。
宝石 ダイヤモンドの一口メモ
■誕生石:4月の誕生石
■宝石ことば:清浄無垢、純潔、恋の勇気、永遠の絆、不屈な精神
■石の硬度:10
■結婚記念日 : 75年目の結婚記念日(金剛石婚式)
■誕生花 : 白百合(純潔・貞操)
ダイヤモンドの名前の由来のまとめ
ダイヤモンドという名前の由来は、ギリシャ人がAdamas(アダマス)、意味は「征服されざるもの」からで、ダイヤモンドに「永遠性」を感じました。
そこで、「愛」のキューピットの射る矢じりに使いました。
現在もその名残でしょうか、ダイヤモンドの最高の「カット」で「ハート&キューピット」には愛の「ハート」模様と「矢じり」がみえます。
その為に、ダイヤモンドの方が業界でも一般的に使われるのではないかと思います。
なので、呼び方に関しましては「ダイアモンド」でも「ダイアモンド」でもどちらでも間違いではないという事です。
実際に、インターネットで「ダイアモンド」と検索しますと、ダイヤモンドのページが開示されます。
私は個人的にはサイトでは「ダイアモンド」として表記しています。