前回は、結婚記念日の1年目から5年目までをご紹介しました。

今回は、結婚記念日の6年目から10年目をご紹介します。

結婚記念日には、夫婦の結婚してからの年月に相応しい記念日の名前があります。

同時に、その記念日に相応しい記念石の宝石もあります。

毎年訪れる結婚記念日の名前と、記念石の宝石をご紹介いたします。

 

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結婚記念日の名前と意味とは

結婚記念日は、どのように決まるの?

毎年、夫婦に結婚した時の新鮮な気持ちを思い出させるお祝いの儀式が「結婚記念日」になります。

結婚記念日は、多くの人は結婚した日を記念日としていますが、中には婚姻届けを提出した日に決めている人もいます。

なので、婚姻届けを提出した日とする考えや、結婚式(結婚披露宴)を取り行った挙行日とする考えの二通りがあります。

どちらかは夫婦になったお二人で決めれば良い事で、特にどちらでなければならないと言う決まりもありません。

結婚記念日のお祝いでは、夫婦である二人でお祝いしたり、年月と共に子供が親に対してお祝いしてくれる場合もあります。

また、金婚式(結婚50年目)や銀婚式(結婚25年目)などの節目の年に盛大にお祝いする場合もあります。

最近では、結婚に関する価値観がそれぞれ多様化していて、夫婦別姓や法律上の婚姻の届け出をしない結婚や、出来ちゃった結婚などです。

出来ちゃった結婚は、いまさら説明する事でもないですが、恋人同士が子供の妊娠が確認された後に結婚する事です。

このように、結婚のスタイルが多様化する社会が浸透するにつれて、男女が結婚の意思を表明して、それに合意した日を結婚記念日とする場合も増えているそうです。

結婚記念日6年目から10年目の記念日の名前

毎年訪れる結婚記念日には、それぞれの記念日には結婚式からの経過年数により名称があります。

その結婚記念日に相応しい贈り物を夫婦間で交換したりして、夫婦の愛情や絆を確認する人もいます。

以下はイギリス式の結婚記念日の名前で、15年目までは1年単位、その後は5年単位でお祝いするそうです。

■ 結婚6年目:鉄婚式(てつこんしき)・菓子婚式(かしこんしき)

■ 結婚7年目:銅婚式(どうこんしき)

■ 結婚8年目:青銅婚式(せいどうこんしき)・ゴム婚式

■ 結婚9年目:陶器婚式(とうきこんしき)・鉛婚式(なまりこんしき)

■ 結婚10年目:錫婚式(すずこんしき)

宝石や天然石で夫婦を祝福する記念日の名前と結婚記念石とは

結婚記念日6年目から10年目の記念石の宝石の名前

結婚記念日には、その記念日に相応しい記念とする記念石の宝石があります。

それは、時には1月から12月までの誕生石の場合もありますが、同時に結婚記念日をお祝いするパワーストーンでもあります。

毎年訪れる結婚記念日に、それらの記念石の宝石を贈るにはそれなりの意味合いも含まれています。

■ 結婚6年目:淡水パール(6月誕生石)

■ 結婚7年目:イエローサファイア(9月誕生石)

■ 結婚8年目:パライバトルマリン(10月誕生石)

■ 結婚9年目:ピンクゴールド

■ 結婚10年目:スイートテンダイヤモンド(4月誕生石)

 

結婚記念日6年目の記念日の名前と記念石の宝石の意味

結婚記念日6年目の記念日の名前

結婚6年目の記念するお祝いの式典の名前は、「鉄婚式」(てつこんしき)と、「菓子婚式」(かしこんしき)」と呼びます。

長いようで短い期間の6年間は、夫婦の間でも結婚当時とは変化が現れ、中には子供さんが誕生している場合もあると思われます。

鉄婚式は、今までの年月を過ごしてきた夫婦の絆を確かめ合い、より鉄のような団結する強固な夫婦愛の意味合いではないでしょうか。

鉄は硬いですが、風雪には脆くて錆びる場合もあり、夫婦に例えるなら外部からの災いに二人で立ち向かう「鉄のように強い人生」を意味しています。

菓子婚式は、二人の関係が6年経過しても結婚1年目のような甘い気持ちの関係を続けていて欲しいと言う願いが込められています。

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結婚記念日6年目の記念石の宝石

結婚記念日の6年目の記念石の宝石は、「淡水パール」です。

多くのパール(真珠)は、海水で育ちますが、淡水パールは、川や湖水で育ちます。

パール(真珠)の結婚記念日は、結婚30年目の節目の「真珠婚式」ですが、淡水パールは、結婚6年目の記念石です。

淡水パールは、池蝶貝から採取される真円ではない丸玉や米粒状、ステック状などの色や形も様々にあります。

価格は比較的にお手頃で、アクセサリーとしてとても楽しめるのが淡水パールではないでしょうか。

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結婚記念日7年目の記念日の名前と記念石

結婚記念日7年目の記念日の名前

結婚7年目をお祝いする記念日の名前は、「銅婚式」で「どうこんしき」と呼んでいます。

結婚して7年目の結婚記念日を迎える頃には、新しい家族が増えていたり、貯金もある程度増えたりと、家庭も安定してくる時期ではないでしょうか。

そのように夫婦で迎えた安定感を「銅」に例えて喜ぶと言う意味で「銅婚式」と呼ばれています。

銅婚式は、今まで過ごした中で、辛く感じた時や、嬉しい時もともに過ごしてきた相手に感謝の気持ちを伝える記念日でもあるんです。

7年間の感謝とねぎらいをお互いにして、これからも宜しくという気持ちで特別な過ごし方をする夫婦が多いそうです。

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結婚記念日7年目の記念石の宝石

結婚7年目の記念石の宝石は、「イエローサファイア」です。

イエローサファイアは、9月誕生石のサファイアの中の黄色の宝石を指していて「金運」に良いと人気があります。

サファイアは、コランダムに属していて、7月誕生石のルビーと姉妹石です。

下記にサファイアの関連記事をご紹介していますので、興味があればご覧ください。

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結婚記念日8年目の記念日の名前と記念石

結婚記念日8年目の記念日の名前

結婚記念日は、毎年やってくる夫婦でお祝いする大事な日です。

結婚8年目の記念日の名前は、「青銅婚式」(せいどうこんしき)と、「ゴム婚式」と呼ばれています。

それぞれ名前がある結婚記念日はイギリスが発祥で、その年の記念日の名前に相応しいアイテムを贈りお祝いする習慣があります。

今回の結婚8年目のような複数の記念日の名前がある場合は、年数と共に色々な解釈がされるようになったためと言います。

青銅婚式は、年数を重ねた夫婦が経済的に安定して、青銅をプレゼントし合うのが由来した意味だそうです。

青銅は、銅と錫(すず)を混ぜて作られた金属で、2種類が混ざり合う事で強度が増しますから、夫婦の絆が強くなるのを意味しています。

また、ゴム婚式はゴムのように多少の事ではちぎれる事のない弾力性のある夫婦関係を意味しています。

結婚8年目になると、順風満帆な事も少なく、それでも夫婦で協力し合い乗り越えていくゴムのような柔軟性を表しています。

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結婚8年目の結婚記念日の宝石や記念日の名前とプレゼントとは

結婚記念日8年目の記念石の宝石

結婚8年目の記念石の宝石は、「パライバトルマリン」です。

パライバトルマリンは、10月誕生石のトルマリンの中でもビビットな蛍光ブルーが特徴の高級宝石です。

トルマリンはとても色の種類が多く、色によっては人気が大きく変わる宝石で、和名でトルマリンは「電気石」と言われています。

なぜそう呼ばれるのかは、下記の関連記事でも紹介していますが、トルマリングループの頂点は「パライバトルマリン」です。

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結婚記念日9年目の記念日の名前と記念石

結婚記念日9年目の記念日の名前

結婚記念日9年日の記念日の名前は、「陶器婚式」(とうきこんしき)と、「鉛婚式」(なまりこんしき)と呼ばれています。

以前は、日本には結婚記念日をお祝いすると言う概念は存在していませんでした。

そもそも、結婚記念日をお祝いすると言う風習はイギリスが発端で、明治時代から徐々に日本の一般市民の中に浸透したそうです。

節目の結婚記念日でお祝いされる「銀婚式(結婚25年目)」「金婚式(結婚50年目)」は、欧米由来のものです。

陶器婚式には、夫婦がすれ違うことなく、お互いが繊細な陶器のように大切に接して過ごしていこうと言う意味が込められています。

結婚して9年目にもなりますと、お互いが慣れあいになり、子育てに忙しかったりと、お互いを思いやる余裕もない夫婦も多くなります。

そんな感情の時に、雑に扱ってぶつけたりすると割れたり、ヒビが入ったりする陶器を贈り、夫婦の絆を大切にしていくと言う思いが込められた記念日の名前です。

鉛婚式は、鉛婚式の「鉛」は、日本語の「生(なま)り=柔らかい金属」からとの説があります。

夫婦の関係も、物事を柔軟に対処できる気持ちで人生を過ごしていくと言う意味合いがあります。

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結婚記念日9年目の記念日の名前や宝石の意味やパワーストーンとは

結婚記念日9年目の記念石の宝石

結婚記念日9年目の記念石の宝石は、宝石と言うよりも貴金属の「ピンクゴールド」です。

純粋な金(K24)では柔らか過ぎてジュエリーでは変形しやすくなります。

そこで、一般的に銀や銅を純金に割金して合金を作り変形しにくくなる合金に加工します。

宝飾用としては18金(K18)が一般的で、純金75%に、銀と銅の比率で25%加え、銅が多くなると「ピンクゴールド」になります。

銀が多い比率になりますと、「イエローゴールド」になり、ニッケル・パラジュウムを加えると「ホワイトゴールド」になります。

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結婚記念日10年目の記念日の名前と記念石

結婚記念日10年目の記念日の名前

結婚10年目の記念日は「錫婚式」と言い、読み方は「すずこんしき」と呼んでいます。

多くは、結婚25年目の銀婚式や、結婚50年目の金婚式などは知っていても、それ以外の結婚記念日の名前は知らない人が多いです。

錫婚式の意味は、結婚10年目を迎えた夫婦は錫(すず)のように柔らかく柔軟性のある気持ちで、清らかに歩んできた事をお祝いする記念日です。

10年という歳月を共に歩んできた夫婦の関係や愛情の輝きや美しさを、錫の美しさに例えられて名付けられたそうです。

錫婚式は別名錆びることのない「アルミ」に例えられて、「アルミ婚式」と呼ばれる事もあります。

錫婚式では、結婚10年目の記念日に「これからも宜しく!」と言う意味を込めて、夫婦で節目をお祝いするのが一般的です。

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結婚記念日で10年目はスイートテンですが意味や記念日の名前とは

結婚記念日10年目の記念石の宝石

結婚記念日10年目の記念石の宝石は、「スイートテンダイヤモンド」になります。

スイートテンダイヤモンドとは、枠の中に10個のダイヤモンドが入った、リングやネックレス、ペンダントなどがあります。

宝石のダイアモンドは4月誕生石で、宝石の意味は「不屈」・「清浄無垢」・「純潔」・「恋の勇気」です。

下記に、ダイアモンドの関連記事を書いていますので参考になさって下さい。

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