ジュエリーの貴金属は金だけではありません。

 

なにげなく、白色の貴金属のジュエリーを使用していていませんか。

多くの人は、リングや、ペンダントの枠の素材はあまり気にせず使用しています。

 

金製品はすぐに分かりますが、白く見える素材には、プラチナやホワイトゴールド、銀があります。

白い色の貴金属の違いや買取の時の価値はどのように違うのでしょうか。

 

今回は、断捨離のコツ!貴金属の貴金属のプラチナやホワイトゴールドや銀の違いをご紹介いたします!

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断捨離のコツ!ジュエリーに使用される貴金属の種類とは?

断捨離のコツ!ジュエリーの使用貴金属の種類とは?

宝石を加工するときに使用されるのに多く使用されている貴金属は、金(Gold)だけではありません。

 
代表的なのは、プラチナで、次いでホワイトゴールド、そして銀(シルバー)となります。

 

しかし、ジュエリーに使用するにはそのままの純度100%では素材がやわらかくて利用できません。

 
そこで、多くの場合は他の金属を混ぜて加工して製品とします。

製品となった貴金属の表面加工にはロジュームメッキされていますので、プラチナ・ホワイトゴールド・銀の見分けは難しいと思います。

そんなジュエリーや宝飾品の、プラチナ・ホワイトゴールド・銀の価値はどのように違うのでしょうか。

 

断捨離のコツ! プラチナ(Platinum)


 

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プラチナ(PT)は通常では「白金」と呼ばれていますが「金(Gold)」ではありません。

 
純粋なプラチナは柔らかくて実用的ではないので、金、銀、銅などの合金として宝飾品に使用します。

 
日本では、プラチナの純度を「Pt1000」「Pt950」「Pt900」「Pt850」の四品位制を取り入れています。

プラチナの由来と歴史

1735年にスペインの士官ドン・アントニオウロアがコロンビアで、砂金と一緒に採集してヨーロッパに知られるようになったそうです。

 

1741年にイギリスの物理学者サー・ウイリアム・ワトスンは初めてプラチナを入手し、1750年に新しい貴金属と宣言しました。

 

1803年から1804年にイギリスの学者たちが、天然プラチナ族の塊からパラジュウム、ロジューム、オスミューム、イリジュームの四元素を発見。

 

引き続き、1844年にロシアの学者がルテニュームを発見して、それらが一つの白金属グループ(族)をなしていることが知られたのです。

プラチナが貴金属として優れている点

プラチナが宝飾用にされる理由は、強く美しい光輝と細工しやすい性質を持ち、しかも錆びることがありません。
 

名前をスペイン語のプラチナ・デル・ピント(Platina del Pinto)で、訳すと小さな銀となり、その色合いが銀と同じで重くて錆びないというのです。

確かに言われるように普通の温度状態では永久に錆びることはありません。

 

プラチナは純粋なままでは柔らかすぎて、それに銅やイリジュウムやパラジュウムなどを少量加えて合金にして細工に用いています。

 

しかし、19世紀末までは産出がコロンビアとブラジルだけで、あまりにも希少だったので、値段が高過ぎて一般化していませんでした。

 

その後、1920年カナダや、1819年ウラル、1825年頃からロシアが主産国となり、これでロシアの帝政時代に硬貨を作っています。

それまでは金・銀だけしか宝飾品のセット用(枠など)には用いられていませんでした。

 

各地の鉱山でプラチナが多く産出されることから価格も安定し、宝飾品用に人気が高まり多く使用されるようになりました。

多く産出されたことで、プラチナの1931年の値段は1929年の約半分(1920年に比べると1/4)になったので、宝飾品用として人気が高まってきたのです。

 

そのため20世紀の宝飾品は、プラチナと高級天然宝石の組み合わせたものともいわれるようになってきました。

価値や優雅さで、ダイアモンドやその他の高級天然宝石を本当に生かし得るものはプラチナを使用したものであると認識されました。

プラチナの特徴

プラチナはノーブルな灰銀白色で、鮮明な光沢を持ち、展延性に富み、空気中においては高温を加えても酸化しません。

 

比重は21.5、酸類にも溶けることがないですが、王水(硝酸6・塩酸4の混合液)苛性アルカリには浸食される特徴があります。

 

プラチナは宝飾品用や装身具用の他に、化学工業及び医療用、歯科用として極めて広く用いられています。

現在ではプラチナの産地は、ロシアのウラル山脈、南アフリカ、カナダが主な産出地です。

 

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断捨離のコツ! ホワイトゴールド(White Gold)


 

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ホワイトゴールド(WG)はプラチナと異なり、金にニッケルやパラジウムを加えた白色の金属のことです。

 
ホワイト・ゴールドも金と同様に「K18WG(18金)」・「K14WG(14金)」などがあります。

地色は白色に近いグレーですが、通常はロジュウムメッキされて、外観上はプラチナと同じように見えます。

ホワイトゴールドの由来と歴史

ホワイトゴールドを歴史的に調べてみますと、すでにギリシャ時代にエレクトラムといっていました。

古代の偉大な科学者プリニーは、それが銀を1/4を含める金と銀の合金であると定義しています。

 

現代のホワイトゴールドは、第一次大戦とロシア革命で、プラチナの不足で世界中が困り、ホワイトゴールドを作ったのが始まりです。

これは後日に、南アフリカでプラチナが発見されて解決されました。

ホワイトゴールドの特徴

ホワイトゴールドは、金(純金)にニッケル、亜鉛、銅を割金した白色の金の合金のことです。

最近では加工しやすいように多少パラジュウムを混ぜるようになってきています。

 

ホワイトゴールドは白く見えますが、貴金属元祖であるプラチナ(Platinum=白金=はっきん)とは全然異なります。

 

なを、ホワイトゴールドという英語から日本語の白金(はっきん:これは熟語で、プラチナのこと)と間違う人もいますので注意すべきです。

ホワイトゴールドが人気な理由

現在の宝飾品(ジュエリー)では、白い貴金属が大流行なので、プラチナより安価のホワイトゴールドが人気があります。

加工されると見た目の色沢がプラチナと類似していて、硬度も高く細工用にも好適なホワイトゴールドが人気です。

 

価格面では、地金としては金製品の10%位割高で、製品としてはホワイトゴールドの14金と18金(イエローゴールド)とがほぼ等しい位になっています。

 

ただ、地金相場の変動で割金(パラジュウム等)の相場の高騰によりこの限りではありません。

 

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貴金属を買取する前の金の本物と偽物の簡単な見分け方と調べ方

 

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断捨離のコツ! 銀(シルバー:Silver)

 

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銀(SV)は比較的安価で、銀白色の色相を持つ金属のことです。

銀は大気中の亜硫酸ガスの作用で硫化され黒色に変色するのが一番の難点とも思えます。

 

日本では、銀の加工品の品位は記念品では純銀(1000/1000)、宝飾品では、925(925/1000)のが多いです。

銀の宝飾品としての由来と歴史

銀は16~17世紀頃から、広く指輪に、象嵌(ぞうがん)細工に、帯飾りに、ドレスに着けるものに利用されていました。

 

または、匂い箱に用いられたりオシャレなエナメル細工の土台ともされていました。

今日では銀は世界の各地で産出していますが、中世までの主産地は中央ヨーロッパが主な産出地でした。

 

しかし、これらの鉱山はローマ時代からのスペインの鉱山と同様に資源が現在では掘りすぎて枯渇しています。

新大陸でのメキシコの大銀山などの発見は、未曽有の多量の銀をヨーロッパ地域に流入させました。

そのため、16世紀から17世紀のヨーロッパで、銀細工が大発展を遂げたのでした。

 

銀の主な産出国は、メキシコ、アメリカ、カナダ、ペルー、ボリビア、オーストラリア、コンゴ等です。

日本でもかっては銀が採掘されていましたが、それでも全世界のわずか4%位でした。

銀の特徴

銀は銀白色で金属光沢を帯び、延・展性が顕著で、熱や電気の最良導体の一つで、融点は960度です。

 

硝酸にはすぐに溶けますから、試金石検査ではすぐに他の貴金属との見分けが簡単にできます。

比重は10.48で、銀はプラチナや金と比べて硬度やその他の特徴や特質、価格等でも劣ります。

 

しかし、銀の独特な温かみのある灰色の美しい光沢は、装身具に適していて、古くから各種の用途に用いられています。

 

銀は歴史的に見て、金に次ぐ重要な貴金属で、20世紀に優雅な白色の最高の貴金属としての位置は、プラチナに取り代りました。

今でも気軽な宝飾品の材料としてはかかせない重要なもので、記念品としても多く加工品が流通しています。

 

銀も金やプラチナと同じで純粋では柔らかすぎるので、適当な硬さにするために合金化して宝飾用にされています。

 

英国で尊ばれている品位は、925/1000で、日本では通常、850/1000~900/1000か、もしくは925/1000や純銀です。

銀が人気な理由

銀は時間が経過すると、劣化して黒色に変色する欠点がありますが、メッキ技術の発達により活用範囲が広がりました。

 
特にロジューム・メッキされたものは、硫化水素に遭(あ)っても錆びないのでジュエリーとしても好評です。

延性と属性も金のように素晴らしく、そのために宝飾細工に適しています。

 

【断捨離のコツ! 買取り】宝石・貴金属・ジュエリー・ブランド品の価値を調べたいときには

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