宝石のパール・真珠は、6月誕生石で、日本人にこよなく愛されています。
パール・真珠は色々なシーンで役立ち、また世代に関係なく人気の宝石です。
そんな、パール・真珠ですが、断捨離して使用しなくなったらどうしますか。
あなたがパール・真珠を買取にだす場合には、高価買取してくれる業者もあります。
パール・真珠を買取で換金処分する場合の、高価買取「裏技」とは?
目次
宝石 パール・真珠の意味や魅力
パール・真珠を知ることは買取に役立ちます!
パール(Pearl)の和名は「真珠」で、6月の誕生石の代表的な宝石です。
西欧ではパール・真珠は花嫁の宝石といわれ、それはジューンブライド(6月の花嫁)といって、6月に結婚式を挙げる人が多いからです。
ちなみに、6月の花嫁は永遠に幸せになれるという言い伝えもあります。
真珠は養殖期間によって「当年物(とうねんもの)」と「越物(こしもの)」といった呼び方をします。
「当年物」真珠は、養殖期間が1年以内のもので、平均6ヶ月くらいで冬から春先までが多いです。
また「越物」真珠は、1年以上の養殖期間を経た真珠で、厳しい冬を越した真珠は、キメが細かく、美しい輝きがでます。
年月が長いものは、大粒で厚巻きの真珠層に成長しますが、その分真円(バロック)になりにくくなります。
ただ、越物真珠にこだわることもなく、必ずしも真珠層が厚くなる訳でもありませんから、あくまでも知識としての話です。
宝石 パール(真珠)誕生の不思議
パール(真珠)のあの美しい輝きは、どのようにして出来るのか気になりませんか。
真珠は、アコヤ貝や白蝶貝、黒蝶貝、淡水真珠などの生理作用で造られます。
真珠貝に入った異物が刺激して真珠質(90%以上が炭酸カルシュム)が分泌され、この異物を核に真珠が形成されていきます。
したがって、天然真珠と養殖真珠の違いは、真珠のもとになる核が自然に入ったか、人為的に入ったかの差です。
パール・真珠の養殖の歴史
真珠の養殖の歴史は意外に古く、すでに13世紀の中国で仏像真珠とよばれる殻付き真珠(半円真珠)がありました。
日本では今世紀の初頭、西川藤吉氏を中心にアコヤ貝で真円真珠形成法を完成させ、それが全国に広がったそうです。
現在の主な産地は愛媛、三重、長崎、熊本の四県で全国の真珠産出の90%を占めています。
宝石 パール(真珠)のお役立ち情報
パール・真珠の養殖は、稚貝(ちがい)を採苗(さいぴょう)し、2年から3年かけて母貝に育てます。
それに、アメリカ・ミシシッピー川のドブ貝の貝殻を球状にくり抜き、核として真珠貝に入れます。
真珠を形成させる平均養生期間は2年から3年程度(越物真珠)といわれています。
核入れされた真珠は、真珠層を形成するアラゴナイトの分泌が少なくなり、光沢が規則正しくなる冬季(12月~1月)に採珠します。
この作業のことを宝石業界では「真珠の浜揚げ」といい、浜揚げ珠はセリや示談(直取引)により加工業者の手に渡ります。
これを加工業者は、色々な製品に加工して小売店で販売され購入者の手元へと渡ることになります。
また、パール(真珠)に関する情報は下記にも色々と書いていますから参考になれば嬉しいです。
宝石 パール・真珠の良否の見分け方
パール・真珠は大粒になればなるほど高価になります。
下記に、パール・真珠の簡単な見分け方を書いてみましたので、あなたのお持ちの真珠の参考になさってください。
テリ(光沢)
真珠の生命ともいうべき光沢のことです。
テリは表面的な光輝ではなく、真珠独特なものであって、しっとりとした内部から発する上品で優雅な光沢です。
真珠層の厚い薄いによってその良否が決まり、2~3個比較すると容易にわかります。
形(円みの状態)
歪みの程度で、真円が勿論最良で、真円から離れるに従って次第に評価が低下します。
最近では、アクセサリーとしてバロックと呼ばれる変形真珠や、楕円形にも人気があります。
疵(きず)
滑らかで、キズは少ない方が良いものです。
真珠は厳格にみれば多少自然の疵はつきもので、それの有る無しの程度によって差が生じます。
巻き(真珠層)
真珠層の厚さが色調やテリ(光沢)を左右し、巻きが厚いほど深みのある輝きを放ちます。
色
真珠には色々な色が誕生します。
ピンク、ホワイト、クリーム、グリーン、ゴールド、ブルー、ブラックの7タイプがあります。
ピンクとホワイトが最も高く評価されています。
パール・真珠の評価のワンポイント
■「巻き」が厚く、独特の内から出る深みと、柔らかい光沢があるものが良いもの
■「アコヤ真珠」は、巻きが厚く、質の高いものが評価が高い
■ピンクや白色が人気で質とも高いですが、着ける時はTPOに合わせて色は好みで着用
宝石 パール(真珠)の買取で高価買取の裏技ワンポイント
宝石 パール(真珠)を1円でも高く売るテクニックとは
あなたの家に眠っているお宝の、宝石のパール・真珠は1円でも高く売りたいと思うのは誰でも思うことです。
そこで、 パール・真珠の「買取」で、安心して相談できる買取店とはどんな業者のことでしょうか?
その買取店が、宝石・貴金属の買取には、買取店の実績と国内、海外に有力な転売先があるかどうか。
そして、なんでもの買取店(家電・生活雑貨・洋服など)ではなく、宝石・貴金属が主な買取に特化しているかどうかが重要です。
ただ、1円でも高く買取してもらうには、売る側にもちょっとしたテクニックも要ります。
今回、宝石業界で買取の実績があるプロが、日頃「買取」している目線から高価買取できる条件をお話しします。
こうするとパール(真珠)「買取」評価がプラスします!
■ 買取してもらう時に、売却する時のパール(真珠)の思い入れを語ること。(店頭での買取の場合)
(例えば、毎月コツコツとお金を貯めてやっと購入した大事な品だけど、手放したくないけれど、どうしてもお金が必要になったとか・・)
■ 宅配買取の場合でも必ず手書きでお金がいる理由を一筆書いておきます。(買取する相手は人間ですから、温情に訴えるとプラスアルファーになります)
注意⇒ パール・真珠が、必要になくなったから処分するという態度(どうせ使わないのだから・・)は足元をみられ買取業者に安く買いたたかれます。
宝石 パール・真珠が汚い(枠の裏側の汚れ等)と買取額が下がります!
■ 高く売るには貴金属の枠を綺麗に洗浄して、特に枠の裏側が汚れて輝きがない時は磨いておきますと査定の時に好印象を与えます。
■ リングなどの腕(アーム)などの小さなキズなどは、ホームセンターでも販売している金属磨き粉で軽く磨き光沢をだすど未使用品に見えます。
宝石 パール(真珠)を高く売るには付属品を一緒に出す!
■ 購入した時のお店の「宝石鑑別書」や「箱」「保証書」は、あるのとないでは買取価格が大きく違います。
■ 買取業者は独自の査定額で評価はしますが、購入した時の金額の分かるお店の領収書や納品書があると買取価格の参考にします。
■ ナチュラル(天然真珠)は証明できる「宝石鑑別書」があると高価買取が期待できます。
宝石・宝飾品を高く売るためのヒント!
■ 買取業者が、再販目的なのか、スクラップ評価するのかはその品の程度により買取の査定額が大きく違います。
■ 宝石や宝飾品は、本物か偽物かの検査を省略できる、ダイアモンドの場合は「宝石鑑定書」、色石の場合は「宝石鑑別書」を付けると評価が違います。
金やプラチナの枠は、壊れていても「買取」できます!
■ 金製品は、今が売り時で、2000年と比べても相場は約5倍以上も値上がりしています。
■ 当日の買い取り価格で評価して、製品のスクラップの場合は切れたネックレス、リング類は、壊れていても変形していても問題なく換金できます。
■ 使わない宝石 パールは即、「断捨離」して換金処分で現金に換えるのが理想です。
■ 指輪などで、記念日やネームが入っていたり、脇石が取れていてもスクラップなら問題なくお金に換えれます。
パール・真珠の買取に役立つ関連情報
宝石のパール・真珠を「買取」してもらいたい時のお役立ち情報に興味があればご覧ください!
■ 宝石 パール(真珠)の意味や生前整理での買取の活用法とは
■ 断捨離したけど「真珠は買取してもらえない!」と思っていませんか?
■ あなたのご家庭に眠っている貴金属買取の安心業者はココです!
宝石 パール(真珠)のまとめ
宝石業界では、日本のアコヤ真珠のことを、「和珠(わだま)」と呼ぶこともあります。
また和珠の中でも、淡色系で疵(きず)が少なく、テリ(輝き)、形がとても良い最高品質のものを「花珠(はなだま)」と呼びます。
しかし、真珠の場合はダイアモンドのグレードのような厳密な統一基準があるわけでもありません。
宝石 パール(真珠)の取り扱い
パールには大変デリケートな面がありますので、取り扱いが大事です。
硬度が低くて弱い面があり、固いものにぶつけたり、熱いものや相当の熱に長時間晒されると真珠層が破壊されます。
そうなると石の命である色調の美しさが失うとか、真珠にひび割れが生じてしまいます。
宝石箱の中では硬い宝石との摩擦で疵(きず)が付いたり、汗や化粧品、香水、水道水、果汁にも弱い性質があります。
特に夏場でのパールの着用時や、お出かけ前の香水には注意が必要となります。
宝石 パール(真珠)の関連情報
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