宝石のクンツァイトのライラックピンクの色が好きで以前に購入しました。
ジュエリーボックスにあったクンツァイトですが殆ど使用していません。
今回、断捨離して信頼できる買取店で買取してもらい換金処分します。
その前に、宝石 クンツアイトの意味も調べて見ました。
目次
宝石 クンツァイトの良い石の見分け方
宝石 クンツァイトの良い石の見分け方は簡単ですよ!
■ 濃い色のみの一品のほうが財産的な価値は高いです。
■ 色の濃い、色ぬけのない透明感のある石が重要な評価ポイントになります。
■ インクルージョン(内包物)やキズのない石が高価買取の評価基準です。
宝石 クンツァイトの買取や換金処分の活用テクニック
宝石のクンツアイトを断捨離しました!
ジュエリーボックスにあったクンツァイトですが殆ど使用していませんので断捨離しました。
他にも、宝石箱の中や、タンスの奥を整理していて出てきた色々な宝石や貴金属などもあります。
サイズが合わなくてそのままになっているリングや、片方だけのイヤリング、切れたままのネックレス。
これらは、断捨離して買取して換金処分しますと楽しむためのお金に換えることも可能です。
買取に出す前に、クンツアイトの宝石鑑別書があるか調べると良いと思います。
鑑別書がない場合でも、下記のように調べて見ると買取の場合の参考になります。
枠に使用してある貴金属の材質や品位を確かめる!
買取に出す前に、ジュエリー枠の素材が何なのか確かめておくとよいかと思います。
品位の違いは買取金額に大きく影響があるため、ご自分の使用貴金属を知っておくことは大事なことです。
ジュエリーの主な使用貴金属の種類
■ 金(GOLD)の場合:K24,K22,K20,K18,K14,K10,K9など
■ ホワイトゴールド:(White Gold:WG)の場合:K18WG,K14WGなど
■ 白金(Platinum:PT)の場合:PT1000,PT950,PT900,PT850など
■ 銀(Silver:SV)の場合:SV1000,SV925,SV900など
ただし、リングやネックレス、その他のジュエリーの、K18GP,K18GF,K18 3Mの刻印は「偽物」や「メッキ品」です。
これらの刻印の宝石・貴金属は、買取や換金処分の対象外となります。
貴金属の買取前に下記の情報は参考になりませんか?
▶ 貴金属を買取する前の金の本物と偽物の簡単な見分け方と調べ方
宝石 クンツアイトの状態の確認
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宝石のクンツァイトは、ひび割れやキズがついていないか?
買取で換金処分する場合には、通常は、石に傷ついていたり、欠けていた場合は価値がありません。
石に傷がついていても、高級宝石の場合は「リカット」して再生できますがクンツアイトは中級宝石です。
「リカット」とは、石そのものの外的な傷(欠けやキズ)を研磨して無くすことですが、石が小さくなります。
例えクンツアイトに欠けや割れがあっても使用貴金属はお金に換えることは可能です。
買取で換金処分する時の簡単な計算方法
リングの場合は、リングの内側に「刻印」がしてあり、ペンダント等は枠の裏にあります。(無いものも中にはあります。)
(例)K18 8.00 0.70 (外国製品の場合は「18K」や「750」と刻印の場合もあります)
この場合は、素材の品位が K18(18金イエローゴールド)、8.00は中石のカラット(重さ)、0.70は、脇のメレーダイヤモンドの総カラット数(重さ)です。
最近では、金を白く加工した、K18WG(18金ホワイトゴールド)も多いです。
ちなみに、1ct(カラット)は、0.2グラムとなります。
例えば、リングの総重量(石を含む)が15.0グラムですと、石の重さは(8.00ct + 0.70ct X 0.2グラム=1.74グラム)
15.0 - 1.74 = 13.26グラムが枠の正味の重量となります。
使用している正味の重さが解れば、地金の買取価格がでます。
K18の買取価格の目安
■ 当日の地金買取相場価格(純金)x 枠の地金重量 X 0.75(K18は18/24の意味)x 0.7(係数:お店で違います)
したがって、金地金買取相場価格が5,000円/gの場合の、K18枠13.26グラムの買取価格の計算です。
5,000 X 13.26 X 0.75 X 0.7 = 34,807円となります。
Pt900の買取価格の目安(古い品で、Pm900の刻印の場合もあります)
(例)Pt900 8.00 0.70
この場合は、素材が Pt900(プラチナ900)、8.00は中石のカラット(重さ)、0.70は、脇のメレーダイヤモンドの総カラット数(重さ)です。
最近では、プラチナと思ってもK18WG(18金ホワイトゴールド)やシルバー(銀)のメッキも多いですから注意がいります。
ちなみに、1ct(カラット)は、0.2グラムとなります。
■ 当日の地金買取相場 x 枠の地金重量 x 0.90(Pt900は900/1000) X 0.7(係数:お店により違います)
したがって、Pt地金買取価格が3.000円/gで、Pt900で、13.26グラムのときの買取価格の計算です。
3.000 X 13.26 X 0.90 X 0.7 = 25,061円となります。
ちなみに、Pt850(Pm850)の場合の計算方法は(850/1000=0.85)です。
スクラップとしての買取の場合は、上記の地金買取価格に中石(クンツアイト)と枠についている脇石のメレーダイヤの合計金額となります。
業者が再販できると思えば、通常は中石を査定して加えますが、この石はあまり期待しないほうが良いかと思われます。
宝石のクンツアイトは美しいですか?
リングやペンダント使用の中石(クンツァイト)が美しい時は断捨離しにくいものです。
そこで、その品に愛着があるか、無いかを考え、将来的に使用するかどうかを考えて見ます。
もし、クンツアイトに愛着のある場合には、後世に残すことも一つの選択肢だと思います。
買取で換金処分は簡単なことですが、子供さん、お孫さん、お世話になった人にプレゼントにも良いかもしれません。
かなり以前の購入でデザインが古いと感じる場合は、もらった人が最新のデザインにリフォームして楽しむことも可能です。
その時は、現在使用の枠を下取り金額として買取してもらい加工代金の一部としても使用も可能です。
クンツァイトは、結晶の方向により剝(はが)れる劈開性(へきかいせい:割れやすい)のため、決してご自分で枠から外さないようにして下さい。
無理に外そうとして、石にキズがついてしまいますと、それで価値がなくなり石の「買取」査定も「0」となります。
また、クンツァイトには劈開性があって、ご家庭や、宝石店でサービスの超音波洗浄機の使用は禁止です。
▶ 断捨離した宝石の保管と手入れを間違えると高価買取はできません!
デザインが古くないですか?
リングやペンダントのデザインが古いと感じませんか?
その品に愛着が無く、しかもデザインが古い場合は地金枠と、クンツァイトを換金処分も良いかと思います。
商品として再販のための「買取」できるか、「スクラップ処分」にするかは市場性を考えた買取店の判断で処理します。
どれだけ、中石に価値があっても「買取」してもらう時は残念な買取価格となりますから、換金処分する時には慎重にお店をお選び下さい。
良心的な買取店であれば、地金、メレーダイヤ(枠についてる小さなダイアモンド)、中石と評価して買取をしてくれます。
宝石の断捨離や買取の関連記事は下記に書いてみました。
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▶ 買取業者が教えたブランド時計を高く売れる3つのポイントとは
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宝石 クンツァイトの意味や特徴とは
ライラックピンクがとても美しい宝石
宝石のクンツァイト(Kunzite)は、1902年に発見された比較的新しい石です。
純情可憐なライラックピンクが特徴で、特に女性に人気の宝石で、和名は「ゆうき石」といいます。
鉱物学的にはスポジュミン(Spodumene=リチア輝石)に属していて、無色から黄色、緑色、青色、紫色と多彩な色があります。
しかし、クンツァイトを名乗ることができるのはこの「ライラックピンク」のみの色です。
クンツァイトは発見者であり、この色石を世の中に送り出した宝石学の権威、クンツ博士にあやかって命名されたそうです。
クンツァイトの特徴は、タンザナイトと同様に多色性(無色・ピンク・紫)が特に顕著(けんちょ=はっきり目立つこと)なことです。
【雑学】宝石 クンツァイトとは
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ライラックピンクの宝石
純粋さと捧げる愛を象徴するライラックピンクの宝石が特徴の宝石です。
宝石 クンツァイトの人々を魅了する色合いは、石に内包される微量のマンガンの分量によるものです。
おなじスポジュミンにエメラルドグリーン色を放つ石がありますが、これはクロムが含有されたもので「ヒデナイト」という別名があります。
クンツァイトは透明感のある美しい石ですが、宝石になりえるのは本のわずかでとても希少です。
クンツァイトの意味と鉱物学「一口メモ」
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宝石のクンツァイトは、透明で無色から紫までのカラバリエーションが豊富なスポジュミン(Spodumene=リチア輝石)に属しています。
ライラックピンク色を代表に明るい赤から紫色をもつ宝石をクンツァイトといい、別名を「カルフォルニア・アイリス」といいます。
ちなみに緑色、または黄緑色のグループ石は「ヒデナイト」です。
宝石 クンツァイトの意味
■ 石言葉:許し、癒し、慈愛、共感、愛情
■ 守護:おひつじ座、さそり座、水曜生まれ
■ 愛:四緑木星
宝石 クンツァイトの鉱物学「一口メモ」
■ 主な色:ライラックピンク
■ 透明度:透明
■ 結晶系:単斜晶系
■ 成分 :LiAl[Si2O6]
■ 硬度:6.5~7.0
■ 比重:3.03~3.23
■ 光沢:玻璃光沢
■ 鑑別ポイント:多色性、蛍光性、屈折率、燐酸
■ 主な産地:ブラジル、マダガスカル、アメリカ合衆国など
■ 類似石:スピネル、トルマリン、水晶、アイオライトなど
宝石クンツァイトの逸話
クンツァイトの名前の由来は発見者からつきました!
クンツ博士が、宝石のクンツァイトを発見したのがアメリカのカルフォルニア州です。
しかし、宝石として価値のある原石が発掘されたのはブラジルのミナス・ジェライス州でした。
以来、良質のクンツァイトの採掘地としてミナス・ジェライス州と同じブラジルのパイア州が主な産出地です。
最近では新たな産出地として、マダカスカルが登場して市場に流通しています。
マダカスカル産の石の特徴は、ブラジル産よりも色が濃く、大粒の石が採れることで宝石商たちを魅了しました。
このことにより、市場に良質な宝石が流通するようになり、クンツァイトはさらに注目される人気の色石になっています。
■宝石 クンツアイト関連情報■
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