最近、断捨離した宝石・ジュエリーを売りたいと相談が増えています。

誰でも、大事に使用した宝石やジュエリーを手放すときには1円でも高く売りたいものです。

業者から見た宝石やジュエリーを高く売る時の6つのポイントを書いてみました。

あなたの宝石やジュエリーが1円でも高く売れることを祈っています!

 

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宝石を高く売りたいと思うのは誰でも同じ心理

再利用できるかスクラップかで買取評価が違います!

毎朝、新聞折り込みや街中、インターネット上には、宝石・貴金属・ジュエリー買取が沢山あり迷いますね。

今まで購入した宝石・貴金属・ジュエリーを思い切り断捨離したのですから、1円でも高く売りたい気持ちは誰しも同じです。

一方で、全国ネットで有名人がCMで「高価買取」を宣伝しているので行ってみたら「二束三文で買い叩かれた」という話もよく聞きます。

私は長年宝石商として営業していますが、実は、宝石・ジュエリー、特にダイアモンドなどの宝石が付随したものを高く売るにはポイントがあります。

このサイトでは、断捨離したあなたの大切な資産の宝石やジュエリーを高く売る時に気を付けたいポイントをご紹介します。

沢山の買取業者が事実上存在していますから、あなたの大切な宝石やジュエリーを適正価格で換金処分しましょう。

宝石・ジュエリーを高く売ることが難しい理由とは

宝石の付いていない、貴金属やジュエリー(ネックレス・ブレスレットなど)は、殆どは重さで買取価格がでます。

なので、1グラムあたりの金やプラチナ、銀の純度と重さで当日の買取価格がすぐに出せますので簡単です。

しかし、宝石となると一般消費者が宝石や宝石付きのジュエリーを高く売ることが難しい理由があります。

■ 宝石のプロでも査定が難しい

宝石の売買に関する法律や国際的な条約は整備されていなく、担当者の知識と再販に対するカンが大きく左右します。

高く売りたいと思うジュエリーは、リング・ネックレス・ブレスレットなどの製品になっていると思います。

ジュエリー買取には、ダイアモンドやルビー、エメラルド、サファイアなどの「石」と、それを支える「地金」に買取価格の査定をします。

この地金に使用されている金やプラチナには明確な買取基準がありますが、宝石には買取の確かな基準はありません。

宝石の中でもダイアモンドは、「4C(カラット・カット・カラー・クラリティ)」などの基準がありますから、おおよその買取価格の目安が理解できます。

宝石 ダイアモンドの「4C」の意味や賢い購入方法の決め手とは

断捨離したダイアモンドの買取価格を簡単に調べる方法があります!

しかし、それがルビーや、エメラルド、サファイアなどの「色石」となると、買取業者がどれだけの色石の買取実績があるかで違います。

まして、海外で宝石の買い付けや経験がなく、常時多くの色石を見ていて相場が理解していないと買取業者側が「石」の価値判断が正確に出来ません。

そこで、安く一般消費者は安く買いたたかれてしまいます。

■ 買取価格に過度な期待をするからショックも大きい

宝石やジュエリーはとても高額なものです。

宝石店で100万円もしたから、おそらく買取価格も相当高くなると思うけど・・などの期待をしてしまいます。

しかし、ジュエリーの販売価格には、ルース(宝石:裸石)や金、プラチナの地金代、加工代、流通費、人件費、ブランド代などが含まれています。

金やプラチナの地金相場が高い時や、為替相場(円)の影響など、バブル期などでは今の10倍以上の価格でも売れていました。

その時に、買取業者は購入された時期は関係なく、実際に売る時の相場で買取価格を算定します。

当然、ジュエリーに含まれる他店の経費や儲けは買取には関係なく、「石」の評価、「地金」の評価で買取します。

そのため、「100万円の宝石がこんなにも安い価格!」と甘い夢が消えて、実際に売る時になって購入額と違うというのは当たり前です。

中でも、大きくて良質なダイアモンドやカルティエ、ハリーウィンストン、ブルガリなどのジュエリーは高価買取が期待できます。

業者に買取依頼されるときは、過度な期待はいったん捨てて、今の相場を知り「適正価格で1円でも高く売る」ことが重要です。

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ジュエリーを高く売るための「6つのポイント」

①宝石鑑定書や宝石鑑別書をつける

宝石の付いたジュエリーを購入する時は、殆どのお店ではある程度の金額には宝石鑑定書・宝石鑑別書を付けてくれます。

これらは信用のある第三者機関で発行されたもので、ダイアモンドの場合「宝石鑑定書」色石「宝石鑑別書」になります。

この「宝石鑑定書」「宝石鑑別書」は、その石の真贋(本物・偽物)、種類、処理などを見極めるのに大切なものです。

ダイアモンドやルビーなどの色石は鑑定・鑑別が難しいので、正式な機関での証明は重要です。

ダイアモンドの場合は「4C」である程度の評価はできますが、ルビーやサファイアの場合の「宝石鑑別書」は一つの目安です。

宝石鑑別書が付いているから良い商品とは限らず、実際の買取の査定では相場などで変わってきます。

買取業者の中には、鑑定書がないと熟練でない人は宝石の品質を見極めることが出来なく、買取価格の算定ができません。

また、ブランドジュエリーは、付属品などの箱やギャランティーカードなどは一緒に持っていくと査定額が上がります。

宝石の宝石鑑定書と宝石鑑別書の意味は同じもの違うものなの?

②宝石専門の買取業者に依頼する

一般消費者が宝石やジュエリーを高く売るには、最大の問題点はどの業者に買取相談をするかではないでしょうか。

しかし、要点を上手く抑えてしまえば、かなりスムーズに高価買取が可能になると思います。

それには、買取専門店は「宝石専門」、もしくはそれに準じる経験豊富なお店を選ぶことで、何でも買取するお店は避けましょう。

質屋やリサイクルショップでもジュエリー買取はしていますが、そちらではダイアモンドの評価でも基準が曖昧で、ましてや色石は問題外です。

宝石・ジュエリー買取のノウハウが専門ではなく、殆どは色石は見ないで、地金の種類と重さで価格が算出され、ひどい場合は枠のメレーダイアの評価もしません。

当店にも、リサイクルショップの査定後に来店され、もの凄く美しいサファイアの価格が評価されていないケースもありました。

このように、上質なサファイアやルビー、エメラルドのような高級宝石でも色石が評価されないことがあるのです。

宝石専門の買取業者には、GIA(米国宝石学会)などや、他の鑑定機関のGGの宝石業界の権威のある鑑定士がいるお店もあります。

また宝石専門の買取業者は、香港や中国、日本国内に転売先がありますので、製品として高価買取してくれます。

買取業者のホームの買取実績を参考になさって下さい。

③実際の買取実績や転売先があるかどうか

実際の買取実績や具体的な買取額の提示や、ご自分で買取価格が査定できる業者が安心できます。

会社の設立時や、ネット上での書き込みなどを参考にされるのも良い方法です。

実際に買い取ったジュエリーをどのように転売するのかで、スクラップなのか、再販するのかで大きく違います。

スクラップは、地金と石をバラバラにした状態での評価で、製品とは、新品仕上げしてそのまま商品として転売することです。

商品として転売であれば、新しく加工するよりもコストが安く、利益が大きくなるので買取業者は喜びます。

④買取方法のしやすさやサービスの内容

実際のお店の店頭に、宝石やジュエリーの持ち込みに抵抗のある方もいます。

そんな場合には、宅配買取サービスを行っている買取業者が便利ですが、成約しないと送料やキャンセル料を請求する所はおススメできません。

喜んで「無料査定!」これが基本です。

大切なジュエリーを知らないところへ発送して、騙されないか? 査定額が合わない場合は商品が変わるのではないか?

輸送中に事故が発生したらどうするの?

こちらでご紹介する業者では殆ど心配はありませんから、どうせ売るなら「安心の高価買取」の企業努力が完ぺきなお店が良いです。

⑤複数の買取業者で査定依頼をしてみる

宝石やジュエリーの査定は、一社だけではなく複数の買取業者で調べるのが良いと思います。

理由なんですが、先程お話ししたようにダイアモンド以外の色石には明確な査定基準がされていなくて、業者により買取価格の大きく異なることは当たり前にあります。

良心的な業者では、「リングやネックレスの枠の部分」と「」がそれぞれいくらになるかを正確に出してくれます。

一般消費者が、買取価格を提示されても高いのか、安いのか、宝石の相場を知ることは非常に難しいと思います。

買取業者には、得意な分野やそうでない分野がありますので、複数の査定額を見てからお手持ちのジュエリーの相場を確認するのが賢い方法です。

ちなみにすぐに売らない場合にも、ジュエリーの査定価格は保管しておくことをおススメします。

後日に、その買取業者が一番の高値で引き取るときにも、前回に「これだけの買取価格でしたよ!」と言えば著しい相場の変動がない限り対応してくれます。

貴金属の買取で買取業者に安く買いたたかれない方法とは

貴金属の意味や1円でも高く買取してお金に変える方法とは

⑥宝石やジュエリーのお手入れ

いくらいらないからと言え、いざ売るとなれば、業者も汚れた品より美しい品の方が気持ちの良いものです。

ですから、売る前には出来る限りジュエリーを洗浄して綺麗にしてから売りましょう。

ただ、宝石種類により超音波洗浄機がダメなものや、超音波洗浄機で枠に留めてあるメレーダイヤが取れる場合もあります。

オパールや、真珠やラピスラズリなどは丁寧な取り扱いが必要で、石はそのままで台座の汚れを取ると良いです。

殆どのジュエリーは洗浄しても問題はなく、水、ぬるま湯などに数十分浸けておくと汚れが取れやすくなります。

柔らかい毛の古い歯ブラシなどで、表や裏をこするだけでも簡単に綺麗になり見違えると思います。

超音波洗浄機はなるべく使用せず、簡単な水洗いと乾拭きにとどめるのも無難かもしれません。

あと、売る時はその品の思入れを一言書いておくと相手の心に響けば多少は高く売れるかもしれません。

断捨離の前に宝石の保管を間違えると買取してもらえません!

まとめ

簡単ですが、以上の6点が宝石やジュエリーを高く売るための気を付けるポイントだと思います。

買取業者も人間ですから、気持ちの良いお互いの対応がプラスアルファーになる可能性も大いにあるということです。

売却前にジュエリーの保管や保存状態も日頃から気をつけるとよく、宝石箱の中でも注意が必要です。

硬度の高いダイアモンドのリングの横に、真珠のリングを入れたりすると爪で真珠が傷ついて査定が出来ないことも起きます。

断捨離した宝石の保管と手入れを間違えると高価買取はできません!

宝石やジュエリーは、本来は着けて楽しむものです。

高く売りたい気持ちは分かりますが、あまり神経質にならずに、使用しないものがお金に換わるのだ!ぐらいの気持ちで臨んでください。

下記、買取業者は私も利用していますので、宜しければご参考になさって下さいね♪

【金・プラチナ・宝石・ダイヤモンド・ブランドジュエリーの専門買取】

ジュエリー

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