宝石のサファイアは9月誕生石としても人気があります。
ご存知でしょうか?
7月誕生石のルビーとは姉妹石で、「赤」と「青色」の色違いです。
タンスの中や、宝石箱の中を「断捨離」してみませんか。
宝石のサファイアを高価買取してもらうテクニックがあります。
宝石 サファイアの「断捨離」活用テクニック
宝石・貴金属・ジュエリーの断捨離の裏技
宝石箱の中や、タンスの奥を整理していて出てきたジュエリーの数々はありませんか。
リングのサイズが合わなくてそのままになっていたり、デザインが古いと感じて使用していない宝石種類やジュエリーはあるものです。
親や義母からのもらったもの、終活や、遺品整理で授かった品など、現在の資産価値はどれ位か気になる場合もあるのではないでしょうか?
サファイアの場合や、他のジュエリーは、一緒に「鑑別書」が取り置きしてあると一番良いのですが無い場合もあると思います。
また、ご自分でかなり以前に購入した品で、鑑別書や付属品もなく、購入時期の記憶もあいまいな時には下記のように区分してみて下さい。
宝石のサファイアは、どこか欠けたり、傷ついていないか?
通常は、石が傷ついたり、欠けていた場合は商品価値がありませんがサファイアは硬度がありますから少ないと思います。
もし、石に傷がついていても、高級宝石(5大宝石)の場合は「リカット」して再生できます。
宝石の「リカット」とは、石そのものの外的な傷を研磨して無くして新しい宝石として再生することです。
売却する時は、ジュエリーの枠の素材を調べます。例えば(K18・PT900・PT850・K18W・K14・K14WG・SV900・SV)等です。
ただし、このような刻印の場合は、(K18GP・K18GF・GP・GF)は偽物や金メッキ加工品です。
ジュエリーの刻印の場所
リングの場合は、アーム(腕)の中に「刻印」がしてあり、ペンダント等は枠の裏に石のカラットの刻印あります。(無いものも中にはあります。)
(例)K18 5.00 0.60 (ただし、外国製品の場合には「18K:業界用語でアトケー」や「750」と刻印の場合もあります)
この場合は、素材がK18(18金イエローゴールド)、5.00は中石のカラット(重さ)、0.60は、脇のメレーダイヤモンドの総カラット数(重さ)です。
最近では、K18WG(18金ホワイトゴールド)も多く、ちなみに「1ct(カラット)は、0.2グラム」となります。(関連記事は下記)
■ダイアモンドの買取の評価は「カット」それとも「カラット」なの?
例えば、リングの総重量(石を含む)が10.0グラムですと、石の重さは(5.00ct + 0.60ct X 0.2グラム=1.12グラム)
10.0-1.12=8.88グラムが枠の正味の重量となります。
正味の重さが解れば、おおよその地金の買取価格の目安が解ります。
K18の買取価格の目安
■当日の地金買取相場価格(純金)X 枠の地金重量 X 0.75(K18は18/24の意味)X 0.7(係数:お店で違います)
したがって、金地金買取相場価格が4.500円/gの場合の、K18枠8.88グラムの買取価格の計算です。
4.500X8.88X0.75X0.7=20,979円となります。
Pt900の買取価格の目安(古い品では、Pm900の刻印の場合もあります)
■当日の地金買取相場 X 枠の地金重量 X 0.90(Pt900は900/1000) X 0.7(係数:お店により違います。)
したがって、Pt地金買取価格が3.000円/gで、Pt900で、8.88グラムのときの買取価格の計算です。
3.000 X 8.88 X 0.90 X 0.7=16,783円となります。
再販ではなく、スクラップとしての買取の場合は、上記の地金買取価格に中石と枠についている脇石のメレーダイヤの合計金額となります。
業者が商品として再販できると思えば、通常は中石のサファイアを評価して代金に加えます。
宝石 サファイアが美しい時(リングやペンダントの中石)
断捨離した時のサファイアに愛着があるか、無いかをまず考えて見ます。
愛着のある品は、後世に残すことを考えて、子供さん、お孫さん、お世話になった人にプレゼントにも良いかもしれません。
もし、デザインが古い場合は、もらった人が最新のデザインにリフォームして楽しむことも可能です。
その時は、もともとの旧枠を下取り金額としてリフォーム代金の一部としても使用も可能です。
宝石 サファイアが古いと感じる時(リングやペンダントのデザイン)
その品に愛着が無く、しかもデザインが古い場合は地金枠と、良い色のサファイアの場合は換金処分も良いかと思われます。
商品として再販するための「買取」できるか、「スクラップ処分」にするかは市場性を考えた業者の判断です。
中石が特別な美しいと思われる場合などはサファイアだけ取り置きも良いかもしれません。
<大粒のサファイアで、品質の良い品は石だけでも高価な価格で「買取」可能です。>
どれだけ、中石に価値があっても「買取」してもらう時は、予想するより残念な買取価格となる場合もあり、換金処分時は慎重に業者を選定して下さい。
宝石買取の実績のある良心的な買取店であれば、地金、メレーダイヤ(枠についてる小さなダイアモンド)、中石と良い評価をしてくれます。
宝石 サファイアの意味とは
サファイアはカラーバリエーションが豊富の宝石
宝石のサファイア(Sapphire)は、深い海の底のように静かな青で、青色宝石の代表です。
サファイアの和名は「青玉(せいぎょく)」と呼んでいて、7月誕生石のルビーとは同じ鉱物のコランダムで姉妹石となります。
ダイアモンドに次ぐ硬度があり、コランダムの中で、赤い石をルビーと呼ぶ以外は、他の石はサファイアといいます。
ルビー以外のすべてをサファイアでは紛らわしいので、青い石だけをサファイアと呼んでいます。
それ以外のピンク、黄色、紫色、緑色などの色は「ファンシー・サファイア」と区分して呼ぶようになっています。
しかし、実際にはピンク・サファイアなどとして、石の色の名前を頭に冠して呼ぶことの方が多いのが実情です。
宝石 サファイアのポイントと見分け方
■ 暗すぎず、深いブルーが輝く石を選ぶと良いと思います。
■ ナチュラルにこだわらず、鮮やかな濃いもの。
■ パパラチアは別格で、出合えたら幸せです。
【雑学】宝石 サファイアの最上級の色とは
幻の色「コーンフラワーブルー」が最上級の色!
ブルー・サファイアでは「コーンフラワー・ブルー(矢車菊の青)」が最高の色といわれていて、その次には、ロイヤル・ブルーがこれに続きます。
一般的には、やや紫色がかった青色で、濃すぎないもの、石色のムラのないもの、キズのないものが最高の品質です。
付け加えるならば、インクルージョン(内包物)が少なく、透明度が高いことが良い宝石としての条件です。
宝石 サファイアの特徴と鉱物学「一口メモ」
宝石のサファイアは鉱物学的には「コランダム」ですが、ブルー以外にもさまざまな色をもつ特徴があります。
宝石種類の現状では、ピンク・サファイアは可愛いので人気があり、流通量も多く、ハート型はとくに人気です。
ファンシー・サファイアで、ピンク、オレンジ、ゴールデンが微妙に混ざっている、美しい「パパラチア・サファイア」はサファイアの中でも別格です。
また、特殊なものに、6条の星彩効果をもつ「スター・サファイヤ」があります。
サファイアの中では、キャッツアイ効果、アレキサンドライトに似た変色性を示す宝石もあります。
現在流通しているサファイアは加熱処理を施してあるものも多く、ナチュラル(天然)をうたっていても低温加熱されているものもあります。
自然な色(ナチュラル)で美しいものは希少で、買取には高価買取の評価がされます。
加熱処理していても、すべての石が美しくなる訳でもなく、手の届く範囲で、深い鮮やかなブルー・サファイアを選ぶと良いかと思います。
宝石 サファイアの鉱物学「一口メモ」
■ 主な色:青色、ピンク色、緑色、紫色など
■ 透明度:透明~半透明
■ 結晶系:六方晶系
■ 成分:Al2O3
■ 硬度 :9.0
■ 比重 :4.00
■ 光沢:玻璃光沢
■ 誕生石:9月誕生石
■ 石言葉:慈愛、誠実、徳望、真理
■ 守護 :おうし座生まれ
■ 愛 :三碧木星、四緑木星、九紫火星
■ 記念日:23年目の結婚記念日(サファイア婚式)
■ 9月の誕生花:朝顔(花言葉:固い約束)
■ 鑑別ポイント : 拡大検査、屈折率、比重
■ 主な産地 :ミャンマー、タイ、インド、スリランカなど
■ 類似石 :スピネル、トルマリン、水晶、アイオライト、ゾイサイトなど
宝石 サファイアの逸話
サファイアは、ルビーと姉妹石
サファイアは紀元前から、ローマやエジプトでは宝石として身に着けられていました。
古代ペルシャでは大地を支える石として、中世ヨーロッパでは、神の意志を伝える石として人気がありました。、
歴代のローマ法王や聖職者たちに崇拝された宝石がサファイアでした。
宝石の価値や、地金(金・プラチナ)の価格を調べてみたい時
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