黒真珠を持っていても、いつ使うのか悩みませんか?
黒蝶真珠は独特の大きさと色彩が魅力のある真珠です。
今回、そんな黒蝶真珠の意味や冠婚葬祭時での着け方を書いてみました。
黒蝶真珠のネックレスや指輪を買う前の知識になれば嬉しいです。
目次
黒蝶真珠の意味とは
真珠の母貝の黒蝶貝から採れる真珠で、黒やシルバー色の真珠です!
鋼鉄色や灰色の珠が多く産出されますが、まれに漆黒の珠(ピーコック)のものもあり上等とされます。
黒蝶真珠は直径が10~11ミリと大きめな珠が採集されます。
指輪用に使われる1粒のものだと12~15ミリを超えるものもあります。
主な産出地はタヒチや沖縄近海です。
黒蝶真珠の選び方
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黒蝶真珠を買う前に知っておいてほしい事前知識です!
真珠(パール)の選び方はアコヤ真珠(和珠)や白蝶真珠、黒蝶真珠と基本的には選び方は同じです。
真珠の真価は、核を取り巻く真珠層である「巻き」にあるといわれています。
どのような真珠であれ、巻きが厚いほど、パール特有の美しい光沢を放つのです。
ただ、この巻きが薄いか厚いかは、素人目にはわかりません。
そこでパールをよく見ると内側から艶のよい光沢がバランスよく自然に放っているかで判断するのが賢明と思います。
真珠の種類により大きさは違いますが、真珠の選び方は基本的に下記のようなものです。
■丸型真円(ラウンド)に近く大粒のもの、ネックレスの場合は粒の大きさや形、色が揃っているものほど高価。
■巻き(真珠層)が厚く、独特な色の深みと柔らかい光沢があるもの。
■テリ(光沢)のよいもの、テリとは真珠の光沢のことで、真珠では反射する光の質をさします。
黒蝶真珠の珠は指輪で考えてみるとわかりますが一個でも品質の良いものは高価です。
それがネックレスであれば、プリンセスの長さ(40~43センチ)ですと止め金具以外の真珠10ミリ珠で約38個は要ります。
なので不揃いな粒でも価格は最低でも10万円~というレベルです。
綺麗な丸型真円(ラウンド)で艶があるものだと30万円超えも珍しくありません。
黒蝶真珠では、丸型ではない崩れた形のセミラウンド、バロック、サークル、ケシ珠だと安く買えます。
若いうちはアコヤ真珠が多くの出番がありますから、黒蝶真珠は使う事も少ないので、急いで買う真珠ではなくて、余裕ができた時に2本目以降に買う方が多いようです。
黒真珠と黒蝶真珠の違い
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黒真珠と黒蝶真珠の違いとは?
一般的には、黒真珠と黒蝶真珠の違いを知っていると間違って買わなくて良いです。
最近は、1万円くらいで売っている格安のレプリカ(模造品)黒真珠もありますから注意が必要です。
レプリカ(模造品)黒真珠は着色についての説明をぼかしているので安すぎる黒真珠を見かけたら気をつけましょう。
■黒真珠
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白色真珠を染色や着色して黒くしたものも含まれます。
中国産の淡水真珠やアコヤ真珠に人工的に色を付けて黒くした可能性があります。
■黒蝶真珠
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黒蝶貝から取れた天然の黒い真珠。
主な産地はタヒチでサイズは全体的に大きめ。黒蝶真珠はタヒチ産がおすすめです。
黒蝶真珠 ピーコックグリーンとは?
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数々の黒蝶真珠の中でも最高峰とされるピーコックグリーン。
黒蝶真珠は、色が黒一色というわけではなくて色には黒、グレー、ブルー系、グリーン系などのカラーバリエーションがあります。
人気が高いのは緑がかった黒であるピーコックグリーンと呼ばれる色合いものです。
ピーコックグリーンは、明るい印象の色なので華やかな場所では気品で高級に感じられます。
黒蝶真珠のピーコックグリーンは孔雀(くじゃく)の羽の色の例えで表現されます。
孔雀の羽の色はグリーンや赤やピンク等、あたかもレインボーカラーのように輝いて見えます。
黒蝶真珠のピーコックグリーンは見る角度により多彩な色変わりを楽しめます。
黒蝶真珠ネックレス結婚式での使い方
結婚式に黒真珠を着けてはいけないというルールやマナーは存在しません。
黒蝶真珠 ピーコックグリーン系ですと華やかな感じですから着けても大丈夫です。
ですが、まだまだ地方では黒い真珠は葬儀用と思われることがあるので結婚式には止めておいたほうが無難です。
見る人が、どれだけ黒蝶真珠の知識があるか無いかで受け止め方が違います。
黒蝶真珠ネックレス葬儀での使い方
最近は、一般的にはアコヤ真珠のグレーパールが主流となりつつありますが、グレーや黒でなければダメというルールはありません。
お葬式の使い方は、派手な色はタブーなので落ち着いた色の真珠を選んだ方が良いと思われます。
白色の真珠ははもちろん大丈夫ですが、ピンク色でも派手さの少ない薄めのピンクであれば問題ないと思います。
黒蝶真珠の小粒は問題はないですが、大粒なネックレスは着けていくのはお勧めしません。大粒な黒蝶真珠は、それ自体が華やかな感じに見えますので葬儀の席には似合わないと思います。
稀に見ますが、不幸が重なることを連想させるため二連のネックレスの着用はマナー違反です。