銀のアクセサリーや、記念品などはご家庭にありませんか?

銀はお手頃な価格で購入できるのが魅力の貴金属です。

でも、アクセサリーを使用しようと思った時に黒ずんでいたり変色していてビックリ!

こんな経験はありませんか?

今回、銀のアクセサリーの黒ずみや変色を簡単に取り除く方法を書きました。

これで銀のアクセサリーが、購入した時のようにピカピカに戻るので嬉しいですね。

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銀のジュエリーの手入れの仕方

銀のジュエリーの変色を落とす方法

黒ずんだ銀製品の汚れを落とすには、「重曹を使う方法」・「塩を使う方法」・「シルバークリーナーを使う方法」などがあります。

銀の製品には、銀杯などは「純銀(1000)」、銀のアクセサリーやジュエリーなどは「純度925」が多く使用されています。

重曹を使う方法

重曹を使う方法は簡単で誰にでも出来て、効果も期待できますのでかなりのおススメです。

用意するものは、「金属製でないボウルや鍋」・「アルミホイル」・「重曹」のこれだけでOKです。

重曹を利用する方法はお手軽に出来て、銀の変色も落とせ便利ですが、他の使い道では茶渋や水垢なども落とすことが出来ます。

重曹は100均などでも販売しているスプレー容器に入れスプレーする事で、冷蔵庫の手垢などの汚れを落とす掃除などにも使えます。

■ 手順

①金属製でないボウルや鍋の内側に「アルミホイル」を覆(おお)うように広げます。

注意⇒ 金属製のものを使用しますと、ボウルや鍋の汚れが銀に移りますのでおススメ出来ません。

②アルミホイルの上に変色した銀製品を置いて、ゆっくりと銀が沈むぐらいの適量のお湯を注いで下さい。

③重曹を入れますが、重曹の割合は(お湯3に対して重曹1)が良く、その割合が銀が美しくなる最適な適合だと思います。

④銀と重曹を入れたお湯が触れるぐらいに冷えるまで待ちます。

後は水で洗い流せば終了で、銀のアクセサリーを取り出せば、変色や黒ずみが取れて感動的なピカピカの綺麗なものになると思います。

 

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塩を使う方法

こちらの方法は、銀のアクセサリーやジュエリーよりも、いぶし銀などの茶たくなどに加工してあるものには使えませんから注意して下さい。

塩はどのご家庭にもありますから手頃ですが、期待するほどに黒ずみや変色が落ちない場合もあります。

用意するものは、「鍋」・「アルミホイル」・「塩」・「水」です。

■ 手順

①鍋の底にアルミホイルを一面に敷きます。(底が見えなくなる程度で良いと思います)

②銀製品を入れて水を注ぎます。(銀製品が見えなくなる程度の沈むぐらいが適量です)

③塩を入れて煮込みます。

注意⇒ 塩と水の割合は、水5に対して塩1ぐらいが良いかと思います。

④数分間ですが銀製品を見ながら煮込みますと汚れが取れますので、あとは水洗いして完了となります。

シルバークリーナーや、シルバークロスを使う方法

この方法が本命で、一番に銀製品に優しく黒ずみや変色を取り除く方法だと思います。

用意するものは、「シルバークリーナー」・「シルバークロス」です。

■ 手順「シルバークリーナー」

銀のアクセサリーやジュエリーをシルバークリーナーに1~2分間ほど浸けます。

シルバークリーナーに浸ける時間は、説明書に書いてありますのでその通りになさって下さい。

黒ずみや変色している銀製品を取り出して、丁寧に拭き取るとこれだけで簡単に銀が再び美しく輝きます。

■ 手順「シルバークロス」

銀のアクセサリーは、シルバークリーナーで、かなり綺麗になると思います。

もし、輝きが濁っている場合は本体の表面に微小の小さな傷が付いている場合が考えられますから、表面を磨けば解決します。

そんな時にはシルバークロスが便利で、クロスで拭けば汚れも取れて美しい輝きが持続します。

多くのジュエリー専用のシルバークロスには、超微粒子研磨剤と艶出し材を含んでいますので、磨くだけでピカピカになりますよ!

持ち運びにも便利で、気になる時に場所を選ばずに使用できて便利です。

シルバークロスで銀を磨くとクロスが黒くなりますが、これは汚れが落ちたのではなく、磨いた銀が付着しています。

ですから、銀の磨きをする事は良い事ですが、クロスでの磨き過ぎに注意しましょう。
 

下記に、銀のアクセサリーに関連する情報を書いてみました。

何か気になる事があればご覧いただけると嬉しいです。

■ 関連情報

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銀のアクセサリーが黒くなったり変色する意味

貴金属の「銀」の意味とは

銀(Silver)は、貴金属の一種で金やプラチナなどと同様にアクセサリーやジュエリーの素材として多く使用されています。

比較的に安価で、銀白色の色相を持つ金属で、元素番号47の元素で、元素記号は「Ag」、比重は10.5です。

銀の特徴は、銀白色の落ち着いた金属光沢が美しい色合いが魅力の金属で、延びたり展性が素晴らしく熱や電気の最良導体の一つです。

銀の融点は960度で、硝酸にはすぐに溶けてしまいます。

金やプラチナに比べて銀は硬度やその他の価値や資産性に劣りますが、その独特の温かみのある灰色の美しい光沢は人々を魅了します。

銀は工芸品や記念品、アクセサリーやジュエリーなどの装身具用に適していて、古くから各種の用途に用いられています。

銀が黒く変色する理由

銀のアクセサリーやジュエリー、記念品などの材質が銀の場合は永久的な銀白色の輝きが保てません。

いつの間にか黒ずんでくる、これが銀の泣き所ですが、なぜ、銀が黒く変色するのでしょうか?
 

変色する原因は、「大気中の亜硫酸ガス」の作用で硫化されて黒色に変色します。

この銀の変色の原因である「硫化」と呼ばれるものは、銀が硫黄に反応して黒くなり、分かりやすく言えば温泉などに入っている成分です。

ですから、温泉好きは要注意です!

 
いい湯だな~!なんて、銀のアクセサリーやジュエリーなどを着けたまま入っているとすぐに黒く変色します。

空気中や汗の中にもこれらが少し混じっているので、銀は普段なにげなく着けていても段々と色が変わってしまいます。

 
実は、銀のアクセサリーが汚れたり、変色したりするには原因があります。

それは、汚れによる「塩化」によるもので、日常では付きにくい汚れですが不注意で付いて反応する場合があるんです。

何気なく銀のアクセサリーやジュエリーを着けて洗濯していると、塩化系漂白剤などの塩素の入っている洗剤に触れると変色を起こします。

この塩化ですが、これで変色しますと「まず間違いなく落ちません!」ので、ご家庭で揃えられる程度の器具では購入した時のようにピカピカとはなりません。

表面を安易に削ったり磨いたりしてもダメだと思いますから、早めに宝石専門店で相談するのをおススメします。

 
雑談ですが、銀以上に変色しやすいのは「真鍮(しんちゅう)」で、五円玉や金管楽器に使用されている金属なんですが、変色を取る方法があります。

それは、お手入れに「お酢」が使えます。
 


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