先日、メキシコオパールを見つけ、断捨離しようと思います。
宝石や貴金属は、今のように貴金属相場が高騰している時がチャンスです。
宝石箱や金庫の中、タンスの中などにお宝が眠っている場合もあります。
もう使用しないのに、そのままの状態で放置しているのはもったいないです。
この際、思い切り断捨離して、メキシコオパールを買取に出しましょう。
遊色効果のある石は、以外と高額で買取してもらえるのもメキシコオパールです。
目次
断捨離する、メキシコオパールの意味や特徴とは
メキシコオパールの意味
オパール(Opal)は、宝石の中でも人気の高い種類です。
カボッションカットされた宝石の中に、キラキラと美しい煌きや輝きが美しく、10月誕生石としても人気があります。
オパールの特徴は何と言っても、色々な色が遊び戯れているように、内部からレインボーを思わせる七色の輝きが魅力的です。
このような魅了される輝きは「プレイ・オブ・カラー(遊色効果)」と言います。
遊色効果が特徴であるオパールは、あらゆる宝石の中でも最も独特な輝きを持つ石として世界中で知られていて、特に日本では愛好家が多いです。
古くは、婚約指輪としてもとても人気がありました。
理由としては宝石言葉にあるようで、「希望」・「安楽」・「忍耐」・「招福」と、まさに、これから結婚する人に相応しい言葉です。
メキシコオパールの特徴
あなたが見つけ、断捨離しようとするメキシコオパールには特徴があります。
メキシコオパールの人類との関りは深く、15世紀から16世紀の古代アステカ文明の頃から、オパールをジュエリーとして愛用していたそうです。
現在のメキシコ中心部を中心に、アステカ文明で「太陽の化身」として様々な儀式に使われていた事が名前の由来だと言われています。
メキシコオパールは名前の通りメキシコが産出地で、1960年頃には日本で大流行した宝石です。
ところが、オパールの特徴でもある乾燥に弱い事から、1970年頃からオパールひび割れになる石が増えたために、次第に人気が無くなりました。
美しいメキシコオパールは、購入後に保存の仕方ですぐに石がひび割れしたり、数年経過した後にひび割れを起こす場合もありました。
このような状態では、ジュエリーとして安心して楽しむ事が出来なくなります。
ですから。メキシコオパールの購入時や、買取に出す場合にはひび割れがないかの確認は重要です。
メキシコオパールの種類
断捨離するメキシコオパールは、横からみると丸い山のような形をしていませんか?
そのようなカットを施してある石は、「カボッションカット」と言います。
メキシコオパールは、丸い山型のカボッションにカットして研磨してある場合が多く、美しい石は綺麗な虹のような「遊色効果」がでます。
地色がブルー系や、オレンジ系のものがありますが、メキシコで産出されるオパールの中で遊色効果が確認できる石は、全体的に10%程度になります。
ですから、遊色効果が見事なメキシコオパールは、きわめて高価で貴重な宝石と言えるでしょう。
■ ウオーター・オパール:水のように見える石の中に、7色の遊色効果がキラキラと煌く美しさがあり、ブルー系のボディカラーが特徴です。
■ ファイアー・オパール:オレンジ系のボディーカラーが特徴で、7色のレインボーカラーの遊色効果が炎の中に浮かぶような印象を受けます。
メキシコオパールの良い石の見分け方
断捨離した、あなたのメキシコオパールはどのような宝石でしょうか?
メキシコオパールに限らず、「ブラックオパール」・「ホワイトオパール」などは、何と言っても美しい輝きが決め手なります。
ちなみに、メキシコオパールの産地はメキシコ、ブラックオパールやホワイトオパールの産地はオーストラリアです。
良い石の見分け方は、可能な限り太陽光の下や、ライトが当たる場所で石を手に取りながら角度を変えて、石の状態を確認します。
見た感じが同じ色や大きさの石であっても、天然石の場合は固有な輝きがあり遊色効果も一つ一つ違いがあります。
やはり、メキシコオパールの場合には、見る角度で赤・青・緑・黄などが万華鏡のようにキラキラと色変わりする石が最高です。
高価買取には、色の出方は重要ですが、カボッションカットしてある石の厚さやバランスも大事な要素になります。
石の高さが極端に高かったり、反対に低いものなどは枠とのバランスが悪くなり、石とのバランスも悪く品格さえもなくなってしまいます。
同じ石でもジュエリーに加工すると、デザイン次第では高級に見えたりしますが、必要以上のメレーダイヤを使用しているものは避けましょう。
理由は、メキシコオパールの石の価値よりも枠の加工代の方が高くついている場合もあり、オパール自体は価値のない石を使用している時もあります。
選ぶポイントは、「7色に輝く石の遊色効果が高く」、「石の厚さと枠とのバランスも良く」、「必要以上のメレーダイヤモンドを使用していないもの」が良いものです。
買取業者がメキシコオパールを買取で評価するのは、デザインそのものよりも、石の大きさ、遊色効果の状態、全体のバランスを見ています。
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断捨離したメキシコオパールの買取価格とは?
メキシコオパールの買取価格や相場の調べ方
10月誕生石のメキシコオパールは、「ファイアーオパール」と呼ぶ場合もあり、オレンジ色を基本に、7色の虹色の輝きを放つ宝石です。
メキシコオパール(ファイアーオパール)の特徴は、透明なオレンジの地色の中に見える遊色効果が、ゆらゆらと揺らめく「炎」のように見えます。
見る角度により色々な色の「斑(ふ)」が魅力的で、見る人が石の中に「炎」がある錯覚を起こしますので、「ファイアーオパール」と呼びます。
この色々な表情を見せる「斑」の事を遊色効果と言いますが、これが美しく出ている石は高価買取の対象になります。
遊色効果のないオパール
現在は、メキシコオパールの中でも全く遊色効果の出ないオレンジ色のオパールも「ファイアーオパール」として販売されているから驚きます。
私たち宝石商の間では、そのようなオパールはファイアーオパールと呼ばずに「赤ガラス」と呼び、全くの別物として取り扱いしています。
このようなオパールは、多くは「カボッションカット」ではなく「ファセットカット」を施し、高価買取にはならない宝石ですが、まったく価値がないとも言えません。
メキシコオパールの買取や、ブラックオパール、ホワイトオパールをお持ちでしたら、一度下記の買取店をご覧になると良いかも知れません。
メキシコオパール買取店の比較
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