12月誕生石のタンザナイトは、高級宝石です。
タンザナイトは、アメリカの宝石店のティファニーと深い関わりがあります。
12月誕生石は、他にもトルコ石やラピスラズリなども人気の宝石です。
今回は、断捨離したタンザナイトの買取や換金処分の活用方法を考えてみました。
目次
宝石 タンザナイトの価値
12月誕生石の宝石として人気の高いタンザナイトには価値があります。
断捨離して、買取業者に換金処分をしてお金を有意義に使用するのも楽しいことです。
宝石は、何年間も使用していても、いざという時には換金処分でお金になる便利な資産です。
また、後記にタンザナイトの意味もありますから、「後世に残す」ことも良い選択だと思います。
宝石のタンザナイトに未練がない時は、業者に1円でも高く買取してもらい有利に換金処分する活用法を書いてみました。
12月誕生石 タンザナイトの買取・換金処分の活用法
断捨離は、思い切りがないとできません!
宝石箱の中や、タンスの奥を整理していて出てきたタンザナイト、そして、その他ジュエリーの数々。
リングのサイズが合わなくてそのままにしていたり、デザインが古くなったと使用していないジュエリーがありませんか?
お母さんや義母や遺品整理などで授かった品など、換金処分した時の価値はどれ位か気になりませんか?
宝石のタンザナイトと一緒に「宝石鑑別書」が取り置きしてあると一番良いのですが、無い場合もあります。
また、ご自分でかなり以前に購入した品で、宝石鑑別書や付属品もなく、記憶もあいまいな時には下記のように区分してみて下さい。
12月誕生石のタンザナイトの状態を検品
ジュエリーのタンザナイトは、ひび割れや傷がついていないでしょうか?
宝石の買取では、通常は、石に傷ついていたり、欠けていた場合は商品価値がなく換金処分はできません。
宝石に傷がついていても、特別高価な宝石(5大宝石)の場合は「リカット」して再生して再利用できます。
石は少し小さくなりますが、欠けたり、キズが付いた宝石は売れませんがリカットすると売れるようになります。
「リカット」とは、石そのものの外的な傷を研磨等して無くすことです。
枠に使用している貴金属の材質を確かめる!
買取に出す前に、使用枠の素材が何なのか確かめておくとよいかと思います。
■ 金(GOLD:K)の場合:K24,K22,K20,K18,K14,K10,K9など
■ ホワイトゴールド(White Gold:WG)の場合:K18WG,K14WGなど
■ 白金(Platinum:PT)の場合:PT1000,PT950,PT900,PT850など
■ 銀(Silver:SV)の場合:SV1000,SV925,SV900など
ただし(K18GP,K18GFの刻印)は偽物やメッキ品で買取や換金処分の対象外となります。
■ 断捨離した貴金属のプラチナ・ホワイトゴールド・銀の違いとは
宝石のタンザナイトの重さ(CT)の確認!
リングの場合は枠の中に「刻印」がしてあり、ペンダント等は枠の裏にあります。(無いものも中にはあります。)
(例)K18 4.00 0.60 (外国製品の場合は「18K」や「750」と刻印の場合もあります)
この場合は、素材がK18(18金イエローゴールド)、4.00は中石(タンザナイト)のカラット(重さ)、0.60は、脇のメレーダイヤモンドの総カラット数(重さ)です。
最近では、プラチナだと思っても、K18WG(18金ホワイトゴールド)も多く、1ct(カラット)は、0.2グラムとなります。
例えば、リングの総重量(石を含む)が10.0グラムですと、石の重さは(4.00ct + 0.60ct X 0.2グラム=0.92グラム)
10.0-0.92=9.08グラムが枠の正味の重量となります。
正味の重さが解れば、おおよその地金の買取価格の目安が解ります。
K18(18金)の<使用枠>買取価格の目安
■ 当日の地金買取相場価格(純金)X枠の地金重量X0.75(K18は18/24の意味)X0.7(係数:お店で違います)
したがって、金地金買取相場価格が4.500円/gの場合の、K18枠9.08グラムの買取価格の計算です。
4.500X9.08X0.75X0.7=21.451円となります。
Pt900(プラチナ純度900)の<使用枠>買取価格の目安
古い品では、Pm900の刻印の場合もありますよ♪
■ 当日の地金買取相場X枠の地金重量X0.90(Pt900は900/1000)X0.7(係数:お店により違います)
したがって、Pt地金買取価格が3.000円/gで、Pt900で、9.08グラムのときの買取価格の計算です。
3.000X9.08X0.90X0.7=16.207円となります。
ちなみに、Pt850(Pm850)の場合の計算方法は(850/1000=0.85)です。
スクラップとしての買取の場合は、上記の地金買取価格に中石と枠についている脇石のメレーダイヤの合計金額となります。
業者が再販できると思えば、通常は地金の買取価格に中石のタンザナイトの代金を査定して加えます。
■ 12月誕生石 タンザナイトの状態を確認
リングやペンダントに使用の中石のタンザナイトに、愛着があるか無いかを考えます。
愛着のある品は、買取で換金処分をせずに後世に残すことを考えられてはいかがでしょうか?
子供さん、お孫さん、お世話になった人にプレゼントすると高級宝石ですから喜んでいただけると思います。
デザインが古い場合は、もらった人がリングやペンダントなどの最新のデザインにリフォームして楽しむことも可能です。
その時は、旧枠を買取してもらい、下取り金額として加工代金の一部としても使用も可能です。
12月誕生石 タンザナイトのデザインが古いと感じる時
宝石のタンザナイトに愛着が無く、しかもデザインが古い場合は地金枠と、タンザナイトは換金処分も良いかと思います。
製品として再販のための「買取」できるか、「スクラップ処分」にするかは市場性を考えた業者の判断で、再販できる場合は高価買取も期待できます。
タンザナイトが特別な美しいと思われる場合などは、石だけ取り置きも良いかもしれません。
どれだけ、中石に価値があっても「買取」してもらう時は、期待外れな残念な買取価格となる場合もあり、処分時は慎重に業者を選定して下さい。
良心的な買取店であれば、地金、メレーダイヤ(枠についてる小さなダイアモンド)、中石と良い価格評価をしてくれます。
■ 宝石の価値や、地金(金・プラチナ)の価格を調べてみたい時は下記のサイトが便利です。
⇒【金・プラチナ・宝石・ダイヤモンド・ブランドジュエリーの専門買取】
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12月誕生石 タンザナイトの意味や特徴とは
タンザナイトは女性の心を虜にする高級宝石
宝石のタンザナイトは、「タンザニアの夜」と呼ばれる美しい宝石です。
タンザナイト(Tanzanite)は、名峰キリマンジャロの夕暮れ空を彷彿させる紫がかった群青色が特徴の宝石です。
「タンザニアの夜」と特別な愛称のあるタンザナイトの和名は、「ゆう簾石(ゆうれんせき)」と呼ばれています。
タンザナイトは、昼の自然光のもとでは透明感あふれる群青色に光輝き見る人を魅了します。
また、夜のライトの下では深い紫色を映し出し、昼や夜の光の加減や見る角度によって表情が変わるのが特徴です。
タンザナイトの活用ポイントと見分け方
■ パープルよりもブルーバイオレットが希少石
■ 色の濃い、色ぬけのない石を選ぶと後悔しない
■ 品質が良くて、バーゲン品はあり得ない
【雑学】12月誕生石 タンザナイトとは
12月誕生石のタンザナイトは「ティファニー」が命名した宝石名
タンザナイトの歴史は新しく、1970年に発見されたばかりの色石で、産出されるのは東アフリカのタンザニア・メラニア鉱山だけです。
この鉱山の背後にそびえ立っているのが、名峰といわれる「キリマンジャロ」でした。
キリマンジャロの山あいは、夕暮れ時にはロマンティクな青紫から美しい群青色へと刻々と色合いを変えるそうです。
タンザナイトの色は、その空の色と似た色合いを表すことから、アメリカのティファニー社が洒落た宝石名を考案しました。
そもそも、鉱物名の「ゾイサイト」で販売してもそんなにも人気が出なかったと思います。
ティファニー社が「タンザニアの夜」の触れ込みでのイメージ戦略で、タンザナイトの販売を開始しました。
すると、タンザナイト本来の美しさと、ティファニー社の宣伝力が重なって、あっという間に色石で人気の高級な宝石の仲間入りを果たすことになりました。
和服にも似合うしっとりとした色合いであるタンザナイトは、日本でもかなりの人気のある高級宝石です。
12月誕生石 タンザナイトの意味と鉱物学「一口メモ」
12月誕生石 タンザナイトの鉱物名は、ゾイサイト!
鉱物学的な見方ですと、宝石のタンザナイトは、正式には「ゾイサイト」という鉱物になります。
タンザナイトが発見される以前は、ゾイサイトは宝石としての価値はほとんどなくて、飾り石として利用される程度の石でした。
産出されるのが、とくに特徴もない薄いピンク色や無色の石ばかりでしかも透明度もないので人気がないのは当たり前です。
ところが、メレナニ鉱山から産出されたゾイサイトだけは、他とは異なる美しさがあり、たちまちその希少性を認められました。
ティファニー社が、タンザナイトと命名したことでさらに人気が出て、世界中の宝石愛好家の記憶に刻むことになりました。
宝石 タンザナイトの意味
■ 誕生石:12月誕生石
■ 石言葉:空間、冷静、神秘、誇り高き人
■ 守護:やぎ座、射手座、土曜生まれ
■ 愛:三碧木星
■ 12月の誕生花:ひいらぎ(花言葉:先見、用心)
■ 宝石 タンザナイトの鉱物特徴
■ 主な色:青色、インディゴブルーなど
■ 透明度:透明
■ 結晶系:斜方晶系
■ 成分:Ca2Al3Si3O12(OH)
■ 硬度:6.0~7.0
■ 比重:3.30
■ 光沢:玻璃光沢
■ 鑑別ポイント:屈折率、多色性、硬度、比重
■ 主な産地:タンザニア、ケニアなど
■ 類似石:アイオライト、水晶、トルマリンなど
12月誕生石 タンザナイトの逸話
タンザナイトは、原産地の名前が由来
宝石のタンザナイトの正式名称は、ブルーゾイサイト(bluezoisite)といいます。
人気の宝石となったのは、アメリカ合衆国の一流宝石店「ティファニー」が、タンザナイトと命名した事だといわれます。
また、別の理由もあり、ゾイサイトの発音が「自殺」を意味するスーサイト(suicide)と発音が似ています。
そこで、原産地の名前にちなんで「タンザナイト」と名付けたのが大きな理由だとされています。
12月誕生石 タンザナイトに関するおススメ情報
タンザニアにそびえる名峰キリマンジャロの夕暮れ空の色と似ている宝石。
タンザナイトは、その幻想的な濃い青紫色は、見る角度によって色が変わる美しい多色性も魅力的です。
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