宝石のムーンストーンは、6月誕生石として密かな人気があります。

身に着けているだけで宇宙に包まれたようなヒーリング効果を感じるのもムーンストーン。

今回、断捨離して、買取してもらい換金処分する時のワンポイントとは?

 

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宝石 ムーンストーンの断捨離と換金処分

今回、宝石箱の中に以前購入したムーンストーンがありました。

思い出の宝石ですが、これから使用することもないと思い断捨離して換金処分したいと思います。

そんな時に、少しでも高く買取業者で換金処分したいと思いますが方法が分かりません。

そんな方に、1円でも高く買取して換金処分できるワンポイントを書いてみました。

後記にムーンストーンの意味を書いていますので、換金処分をもう一度お考えいただいて「後世に残す」のも選択肢です。

あなたの一番良い方法を後押しできれば嬉しいです。
 

宝石 ムーンストーンの断捨離や買取のワンポイント!

宝石箱の中や、タンスの奥を整理していて出てきたムーンストーン。

リングのサイズが合わなくてそのままになっていたり、デザインが古いと感じて使用していないジュエリー。

親や義母からのもらったもの、遺品整理で授かった品など、買取ではどれ位の価値があるのか気にもなります。

ムーンストーンと一緒に「宝石鑑別書」が取り置きしてあると一番良いのですが無い場合もあります。

また、ご自分で購入した品で、宝石鑑別書や付属品、記憶もあいまいな時には下記のように区分してみて下さい。

1円でも高くムーンストーンを換金処分できるかも知れません。

宝石 ムーンストーンの状態の検品

リングやペンダントの中石のムーンストーンは、欠けたり、傷ついていないかを見てみます。

通常は、どんなに美しい宝石でも石に傷ついたり、欠けていた場合は買取できず商品価値がありません。

石に傷がついていても、高価な宝石で大きいものの場合は「リカット」して再生できますがムーンストーンは不可能です。

ムーンストーンの場合は、石の価格よりもリカットするコストの方が高くなり採算が合いません。

「リカット」とは、石そのものの外的な傷を研磨等して無くすことです。

この場合は、「買取」してもらい、換金処分(お金に変える)が望ましいです。

枠に使用している貴金属の材質を確かめる!

買取する前に、枠の素材が何なのか確かめておくとよいかと思います。

金(GOLD)の場合:K24,K22,K20,K18,K14,K10,K9など

ホワイトゴールド(White Gold:WG)の場合:K18WG,K14WGなど

白金(Platinum:PT)の場合:PT1000,PT950,PT900,PT850など

銀(Silver:SV)の場合:SV1000,SV925,SV900など

ただし(K18GP,K18GFの刻印)は偽物やメッキ品で買取や換金処分の対象外となります。

断捨離した貴金属のプラチナ・ホワイトゴールド・銀の違いとは

石の大きさやメレーダイヤのCTを確認!

リングの場合には、枠の中に石の大きさ(CT)の「刻印」がしてあり、ペンダント等は枠の裏側にあります。(無いものも中にはあります。)

(例)K18 2.00 0.30 (外国製品の場合は「18K」や「750」と刻印の場合もあります)

この場合は、素材がK18(18金イエローゴールド)、2.00は石のカラット(重さ)、0.30は、脇のメレーダイヤモンドの総カラット数(重さ)です。

最近では、K18WG(18金ホワイトゴールド)も多いです。ちなみに、1ct(カラット)は、0.2グラムとなります。

例えば、リングの総重量(石を含む)が8.0グラムですと、石の重さは(2.00ct + 0.30ct X 0.2グラム=0.46グラム)

8.0-0.46=7.54グラムが枠の正味の重量となります。

正味の重さが解れば、おおよその地金の買取価格の目安が解ります。

■ K18の買取価格の目安(枠代のみ)

当日の地金買取相場価格(純金)X枠の地金重量X0.75(K18は18/24の意味)X0.7(係数:お店で違います)

したがって、金地金買取相場価格が4.500円/gの場合の、K18枠7.54グラムの買取価格の計算です。

4.500X7.54X0.75X0.7=17.813円となります。

■ Pt850の買取価格の目安

古い品ですと、Pm850の刻印の場合もあります。

当日の地金買取相場X枠の地金重量X0.85(Pt850は850/1000)X0.7(係数:お店により違います。)

したがって、Pt地金買取価格が3.000円/gで、Pt850で、7.54グラムのときの買取価格の計算です。

3.000X7.54X0.85X0.7=13.458円となります。

スクラップとしての買取の場合は、上記の地金買取価格に中石と枠についている脇石のメレーダイヤの合計金額となります。

業者が再販できると思えば、中石の<ムーンストーン代金>を査定して加えますがあまり期待しないほうが良いかと思われます。

宝石のムーンストーンが美しい時!

リングやペンダントの中石のムーンストーンが美しい時は、その品に愛着があるか、無いかを考えます。

愛着のある品は、後世に残すことを考えられてはいかがでしょうか?

子供さん、お孫さん、お世話になった人にプレゼントも良く、デザインが古い場合は、もらった人が最新のデザインにリフォームして楽しむことも可能です。

その時は、旧枠を換金処分して下取り金額を加工代金の一部としても使用も可能です。

ムーンストーンは、劈開性(へきかいせい:割れやすい)ので、決してご自分で枠から外さないようにして下さい。

無理に外そうとして、ムーンストーンに傷がついてしまいますと、それで価値がなくなり石の「買取」査定も「0」となります。

宝石のムーンストーンのデザインは今でも使用可能か?

その品に愛着も無く、リングやペンダントのデザインが古いと感じてリフォームする気持ちがない時は思い切り断捨離しましょう。

デザインが古い場合は、地金枠(重さで相場価格にて買取)と、ムーンストーンのルースを換金処分も良いかと思います。

宝石として再販のための「買取」できるか、「スクラップ処分」にするかは市場性を考えた買取業者の判断です。

中石が特別な美しいと思われる場合(ロイヤルブルームーンストーン)などは石だけ取り置きも良いかもしれません。

どれだけ、中石に価値があっても「買取」してもらう時は、ムーンストーンは中級宝石ですから、処分時は慎重に業者を選定して下さい。

良心的な買取店であれば、地金、メレーダイヤ(枠についてる小さなダイアモンド)、中石と良い価格評価をしてくれます。

宝石の価値や、地金(金・プラチナ)の価格を調べてみたい時は下記のサイトが便利です。

【金・プラチナ・宝石・ダイヤモンド・ブランドジュエリーの専門買取】

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宝石 ムーンストーンの意味と特徴とは

神秘的な月のパワーを秘めた「愛を伝える魅惑の宝石」

宝石のムーンストーン(moonstone)の和名は、「月長石(げっちょうせき)」といいます。

この石の歴史は古く、紀元前1世紀頃から人々に知られていたとされ、プリニウスの「博物誌」やアルベルトウスの「鉱物書」にも記述されています。

その神秘的な魅力的なムーンストーンは、世界各地で月のパワーを秘めた宝石として崇められて大切にされてきました。

ムーンストーンの語源は、透明度の高い長石類にカボッション・カットを施すことによって得られる青色や白色の光沢を月の光に見立てたことだといわれています。

カボッション・カットは、宝石のカット法のひとつで、石を丸い山形に整えて研磨して、光の反射ではなく石そのものの光沢や模様を生かすカットの方法です。

「カボッション」は中性フランス語で「頭」を意味しています。

宝石 ムーンストーンの種類

ムーンストーンの中でも青色の艶や光沢感の良いシラー効果のある石は「ブルームーンストーン」と呼ばれて人気があります。

特に、スリランカ産の青色のシラー効果がでる美しいムーンストーンを「ロイヤルブルームーンストーン」といいます。

また、オーストリアのアデュラー山脈で産出されている天然石は、透明感も高く美しく輝くので「アデュラリアンムーンストーン」と呼ばれています。

他にも、七色の光を放つ石もあり、これを「ムーンストーンレインボー」と呼び、さらに青色が感じると「ロイヤルブルームーンストーンレインボー」と呼んでいます。

ムーンストーンといってもこんなに種類があります。

あなたが、断捨離して出てきたムーンストーンがどのタイプなのかを知っていると愛着がわくかもしれません。

愛着が湧きましたら、今は買取で換金処分をしないで「後世に残す」ことを考えるのも選択肢の一つです。

ムーンストーンの活用ポイントと見分け方

ミルク色や、薄い黄味がかった石より、青色が混じったムーンストーンが良い

透明感の良い、色むらや濁りのある石は避ける

インクルージョン(内包物)のない、ロイヤルブルームーンストーンの評価は高い

【一口メモ】ムーンストーンの雑学

現在の「ムーンストーン」という名前で呼ばれ始めたのは、1600年代からだといわれ歴史が感じる宝石です。

その語源は、ギリシャ語で「月」という意味の「セレテ二ス」で、「月の満ち欠けに従い、その形も大きくなったり小さくなったりする」ことから名付けられました。

夢のあるロマンティックの話ですが、現在の様な電灯が無い時代では、弱い月の光でこの石を見ると、本当にそのように感じます。

昔の人々は、ムーンストーンの持つ月の光の下で輝く不思議な現象に驚いていたと思います。

あなたが、ムーンストーンをお持ちでしたら、昔のように月の光の下でご覧になると違った宝石の魅力を感じるかもしれません。

 

宝石 ムーンストーンの特徴と鉱物学「一口メモ」

魅惑的な月をイメージできる宝石のムーンストーン

白い半透明で「朧月(おぼろつき)」の感じがするムーンストーン。

鉱物学的には、青いアマゾナイト、赤いサンストーン(日長石)と共に長石族の仲間です。

ムーンストーンを形成している幾重もの層に光が乱反射を起こし、かすむような乳白光に輝く「アデュラレッセンス効果」をもっています。

「アデュラレッセンス効果」とは、ムーンストーンから観察される特殊な効果のことで、石内の層状構造に起因する魅力的な光の散乱のことです。

ムーンストーンは、劈開(割れやすい)の性質が強いので、超音波洗浄機での洗浄は絶対にしてはいけません。

宝石 ムーンストーンの意味

誕生石:6月誕生石

石言葉:健康、富、幸福、処女

守護:かに座、月曜生まれ

愛 :一白水星

記念日:13年目の結婚記念日(レース婚式、月長石婚式)

6月の誕生花:野ばら(花言葉:素朴な美)

ムーンストーンの鉱物特徴「一口メモ」

主な色:乳白色、灰色、白色など

透明度:透明~半透明

結晶系:単斜晶系

成分:KAlSi3O8

硬度:6.0~6.5

比重:2.56

光沢:真珠光沢

鑑別ポイント:繊維状インクルージョン(内包物)

主な産地:スリランカ、インド、ミャンマーなど

類似石:乳白玉髄(カルセドニー)など

 

宝石 ムーンストーンの気になる逸話

宝石のムーンストーンは、古代インドでは、月の持つパワーを手に入れることが出来る「聖なる石」として聖職者が身に着けました。

豊穣を祈って農具につけてお守りにしたり大切に扱われてきたようです。

また、ヨーロッパでは「旅人の石」として、旅に出かける際の安全を祈願して、この石を身に着けて旅したそうです。

ムーンストーンは、古くから神秘的な月との関わりが深く、月の満ち欠けをする大きなエネルギーを宿した石とされ愛されてきました。

 

6月誕生石 ムーンストーンの関連情報

まるで、石の中に夜空の月が閉じ込められているかのように、ロマンティックで神秘的な雰囲気な魅惑な宝石ムーンストーン。

インドでは、「聖なる石」や「月の光を凝固した宝石」として語り継がれています。

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