宝石箱や金庫の中、タンスの奥にしまい込んである宝石を断捨離しました。

断捨離や生前整理で宝石を業者に買取してもらうと時には宝石鑑別書はとても役立ちます。

宝石種類で、同じような色であっても、宝石名が違う場合もあります。

そんな時に、宝石と宝石鑑別書が一緒に保管してあると宝石名も分かりとても便利です。

ところで、鑑別書にはどんな意味があるのか気になります。

 

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宝石鑑別書は、断捨離・生前整理・終活に役立つ安心感

宝石名が分からないときや本物・偽物に宝石鑑別書があると便利!

宝石は高価なもので資産価値もあり、いざというときには換金できます。

宝石鑑別書は、基本的にはパール(真珠)や色石(カラーストーン)に、ダイアモンドの場合は「宝石鑑定書」になります。

ご自分で購入した宝石やジュエリー、過去に生前整理をされたかたから頂いたものや、形見分けや遺品整理品の宝石もあるかもしれません。

また、よい宝石なら子供さんや、大事なお孫さんに託して後世に残すことも出来るのが宝石の良いところです。

しかし、突然の不幸に見舞われたとき、後日に宝石だけですと、その宝石名が何かわからないことも起きてしまいます。

そんな時に、自分が買った宝石が「どんな宝石種類で、本物である」と証明するものがあれば安心できませんか。

同様に、頂いたものにも宝石名や本物を証明するものが一緒にあると安心でき価値観を認めることもできます。

断捨離や生前整理で終活する場合、宝石の内容を証明するものがあれば、将来財産として換金処分するときにとても役に立ちます。

 

宝石種類の「宝石鑑別書」とは

宝石鑑別書は、宝石の客観的データーを記録したもの

宝石鑑別書はすべての宝石に対して発行されるもので、宝石種類の名前や天然石かどうかを判定するものです。

ご自分で購入した宝石種類なら宝石名はわかりますが、宝石鑑別書のない宝石のプレゼントでしたら石名が分からない場合もあり得ます。

例えば、ピンク色の宝石の場合などは、単にピンク色の宝石は多くあり、宝石名を特定するには宝石鑑別書が必要になります。

真珠を例にすれば、鑑別して本物であれば「本真珠」と宝石鑑別書には本物のパール(真珠)であると書かれ証明されます。

また、宝石鑑別書には、その宝石に人工的な処理が施されているか、もししてあればどのような処理をしてあるのかも記載されます。

それで、購入者やプレゼントされた人は、宝石鑑別書を見ればすぐに本物や偽物とか、宝石種類も理解できますからとても便利です。

特に、分かりずらいものには真珠があり、一般的には「本物」と「偽物」の判別は難しいのではないでしょうか。

 

宝石鑑別書の内容

上記の宝石鑑別書は、「花珠真珠」のサンプル画像です!

宝石鑑別は、宝石の硬度・比重・屈折率・多色性などを、化学的機材を用いて測定し、その結果から「宝石種類」と名称を特定します。

実際の宝石鑑別書はサンプルのように、たくさんの検査項目の結果が書かれていますが、もっとも大事なのは「鑑別結果」です。

宝石鑑別書の他の検査項目結果はその結果を導くための過程を述べて記載されたものなんです。

上記の花珠真珠のネックレスは、真珠の鑑別に定評のある「真珠総合研究所」の詳しい内容評価の宝石鑑別書がついています。

宝石鑑別書にはこのように細部まで細かく調べた鑑別書と、屈折率と比重だけを検査した簡易鑑別書(ソーティング)があります。

宝石鑑別書は「成績表」ではありません!

宝石鑑別書は、宝石の「成績表」ではなく、それだけでは資産価値や評価の証明にはなりません。

ですから品質が良いとか、悪いとかの意味する表現や、宝石の価格、その宝石が産出された産地は記載されないのが通常です。

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宝石鑑別書は第三者の公正なる機関で発行されます!

宝石鑑別書を発行するのは、宝石店ではなく公正、公平に判別する第三者の宝石の専門検査機関です。

日本には数多くの宝石鑑定・鑑別機関が存在していますが、日本三大鑑定機関と呼ばれるところがあります。

それは、中央宝石研究所全国宝石学協会AGTジェムラボラトリーが代表的な宝石鑑別・鑑定機関です。

その他、たくさんの宝石鑑別・鑑定機関があり、日本三大鑑定機関の宝石鑑別書でないからダメということもありません。

 

宝石鑑別書の料金はいくらぐらいなの?

検査機関によっては宝石鑑別書の発行にかかる料金は違いますが、おおむね「5000円(税別)」位です。

一個石とセット石、または宝石の種類で変わってくる場合もありますので事前確認が必要です。

ある程度の高額のジュエリーを宝石店で購入すれば、殆どは販売店がサービスで宝石鑑別書を無料で付ける場合が多いです。

生前整理して、自分の手持ちの宝石種類がわからなくて、宝石鑑別してほしい場合には、宝石鑑別・鑑定機関に依頼すれば作成することも可能です。

宝石鑑別書が付いていますと、買取してもらう時にも評価が違い高価買取も期待できますが、宝石の品質にもよります。

宝石鑑別書を作成したい時は、信用できる鑑別機関に連絡して持っていくか、宝石店でお願いをすれば、大抵は実費でしてくれる場合があります。

事前に電話などでお願いしたい用件を確認をすれば対応が可能だと思います。

 

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