宝石の「ジェイド(翡翠)」とは、宝石種類では、5月誕生石の「翡翠(ひすい)」の事を言います。
ジェイドには、「ネフライト」と「ジェダイト」の2種類があり、それぞれ別の意味があります。
翡翠の種類には、ネフライトとジェダイトがありますが、高価な宝石はどちらの方でしょうか?
ジェイドの種類には、それぞれの意味や、パワーストーン効果にも大きな違いもあります。
また、ネフライトとパワーストーン効果が高まる相性の良い宝石の種類は何でしょうね!
目次
ネフライトとジェダイトの宝石の意味や特徴
翡翠のネフライトとジェダイトの宝石の意味や違いと特徴とは?
古来より中国では、貴重で高貴な宝石として、4月誕生石で人気の宝石「ダイアモンド」よりも大事にされて珍重したと言います。
ジェイドは5月誕生石ですが、漢字で書くと「翡翠(ひすい)」となり、中国では「玉(ぎょく)」と呼び、代々の家宝とされていました。
ジェイドには、ネフライトと呼ぶ「軟玉(なんだま)」と、ジェダイトの「硬玉(こうだま)」があり、硬玉の方を「本翡翠(ほんひすい)」と呼んでいます。
軟玉は、一般的に産出量も多くて宝石としては硬玉よりも価値が低く、宝石の分類では高級宝石と厳しく区別して、混同されないようにしています。
輝石(きせき)を主成分とする「硬玉」には多彩な種類の色の宝石が存在していて、主な色には、緑色、紅色、青色、白色、薄紫などの色彩があります。
このように多彩な色を有するジェイドは、美しさが特徴でもある水鳥の「カワセミ」の鮮やかな羽に例えて「ジェダイト」と言い、和名では「翡翠輝石(ひすいきせき)」と呼んでいます。
翡翠は昔には、ネフライトもジェイドも同じ宝石の種類として混合されていましたが、現在は「ネフライト(軟玉)」と区別して分類されています。
答え:「KAWASEMI」とキーボードを打ち込むと、「カワセミ」が「翡翠」と文字変換されます。
なので、「カワセミ」=「翡翠」になります。
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大きな勘違い? ジェイド(翡翠)の本当の産地と、宝石の種類とは?
5月誕生石で宝石のジェイド(翡翠)の産地は多くの人はなぜか「中国」だと思っています。
しかし、中国で「本ヒスイ」と呼ばれる「ジェダイト(硬玉)」が産出されたと言う記録はありません。
良質の翡翠の産地はミャンマーになり、香港などの観光地で多く見られる「ヒスイ製」と書かれた仏像や彫刻品、ジュエリーなどは「本ヒスイ」とは違います。
これらのヒスイ製と書かれたほとんどは、「軟玉(ネフライト)」もしくは、類似石で加工されているもので、ジェイド(翡翠)ではありませんから購入時には注意しましょう。
ジェイドは、白色から無色透明で純粋なものは「アイスジェダイト」、チタンによる上品な美しい紫色をしているのは「ラベンダー」と言い、こちらも人気があります。
また、クロムと鉄で、エメラルドグリーンに発色している宝石は高級宝石の「インペリアル(琅玕:ろうかん)」と呼ばれる希少石で、通常の石よりも価値や評価も高いです。
【取り扱いの注意】:特になし
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ネフライトの意味や「物語」と「宝石言葉」
ネフライトの宝石の名前の語源は、ギリシャ語の「nephros(ネフロス)」で、「腎臓(じんぞう)」と言う意味です。
宝石として、ジェイドで「硬玉(ジェイド)」が採掘される多くはミャンマー(旧ビルマ)で、市場に出回る宝石はミャンマー産がほとんどです。
また、ジェイドは産地が限定されているため希少価値も高いですが、最高の品質と言われる翡翠は「琅玕(ろうかん)」と呼ばれていて希少石になります。
やや透明感も感じ取れ、美しくテリ(輝き)も良く、鮮やかな深いグリーンが魅力的ですが産出量も少なく、購入時には信頼できるお店のプロにお願いしましょう。
日本では、翡翠の装飾品は縄文時代の遺跡からも多く「勾玉(まがたま)」が出土していますから、古代人も貴重な宝石の認識があったと思います。
ジェダイトはアジア方面では「富貴」・「健康」・「長寿」・「不老不死」を象徴する宝石として、また、パワーストーン効果を信じていました。
アステカ文明では、病気やケガの治療や呪術に使われるなど、古代から世界各地で聖なるパワーストーンとして崇められていた記述もたくさん残っています。
宝石言葉:「繁栄」・「健康」・「高貴」・「幸福」・「徳」
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ネフライトの意味やパワーストーン効果
ネフライトの宝石としてのパワーストーン効果とは?
パワーストーンとしてや、5月誕生石の「ジェイド」には、落ち着いた緑色が特徴の「硬玉(ジェダイト)」と、薄緑から白色に近い色の「軟玉(ネフライト)」の2種類があります。
日本も含む東洋や、そして西洋を問わずに世界中の人達をパワーストーンとして守護してきたのが「ジェダイト」や「ネフライト」になります。
ネフライトは、中南米では古くから「温石(おんじゃく)」として、お腹の調子が悪い時には腹部を温め、大切な臓器の不調を癒す治療に用いたと言います。
中国では家宝とされ大事にされてきた、かけがいのない珠宝を意味する「玉(ぎょく)」と称されてきました。
ジェイドと共に、「永遠不変の権威の象徴」や「富の象徴」として大切にされてきた歴史があります。
また、古くから世界各地で、霊性や肉体を司る「聖なる再生の石」として、神聖な儀式には必ず利用されてきました。
ネフライトには、宇宙からの交信を傍受するパワーもあり、宇宙や自然界のエネルギーと交信するための仲介役に優れたインスピレーションを高める効果があります。
自分では気づかない内に宇宙からの情報にも敏感になり、洞察力や直観力がとても冴えてくるので、経済の先行きが見えてビジネスに最適になるでしょう。
これからビジネスを始める人や、すでにビジネスの経験者には成功を願うパワーストーンとして、一つは持つことをオススメします。
【効果的な使い方】:ネックレス・ブレスレット・彫刻品・丸玉
ネフライトの「ココが凄い!」パワーストーン効果
■ ビジネスの成功をもたらす
■ 人生の繁栄を高める
■ 人生の成功をもたらす
■ 洞察力と直観力を高める
■ ヒーリング効果が疲れを癒す
■ 自然と繋がりが高まる
■ 宇宙的な感が冴える
■ プラス思考の強化
■ 仕事運を強化したい
■ 商売繁盛と目標の達成
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ネフライトのパワーストーン効果をさらに高める相性の良い宝石
スピネル+ネフライト
宝石のスピネルには、「ピンク」・「ラベンダー」・「オレンジ」などのカラーバリエーションが豊富です。
スピネルは誕生石には入っていませんが、中でも赤色のスピネルは「7月誕生石のルビー」にそっくりな宝石になります。
世界で最も有名なルビーと言われる170カラットの大粒の「黒大使のルビー」ですが、これが実はルビーではなく、スピネルだったという話は有名です。
ネフライトとの相性では、ひとたび目標を決めた時には、目標達成するための活力が高まり実現するように願いが叶います。
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オーシャンジャスパー+ネフライト
ジャスパーの中でも、オーシャンジャスパーは名前の通り、海で採れる芸術作品のような宝石で、一つ一つが個性的な多種多様の模様が特徴です。
この石はヒーリングを得意としていて、身に着ける持ち主からネガティブな感情やエネルギーを開放します。
宇宙とのつながりパワーが欲しい人や、瞑想の利用、不眠を改善したい人にオススメです。
ネフライトとの相性では、宇宙や自然との交信を強くサポートするパワーストーン効果が高まり、芸術性も優れます。
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オニキス+ネフライト
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宝石のオニキスの名前は誰でもご存知だと思いますが、大地の力を秘めた「幸運の石」と呼ばれています。
オニキスは和名を「黒瑪瑙(くろめのう)」と言い、もとは縞模様のある「アゲート(瑪瑙)」全般を指していました。
現在では、オニキスは黒色のアゲートの事を指していて、災いから身を守るパワーストーンとも言われます。
ジェダイトとの相性では、邪念を祓い、瞑想する時には意識を集中する気持ちが高まり、目標達成や成功へ導くパワーストーン効果があります。
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