ダイアモンドのカットでよく知られているのは、婚約指輪に多い、ラウンドブリリアントです。

しかし、ダイアモンドのカットの種類は、実は一種類だけではありません。

同じダイアモンドが、カットの種類で別な輝きの宝石に見えてくるので不思議です。

 

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ダイアモンド4Cの意味やカットの特徴

ダイアモンド4Cの中でカットは人間の研磨技術です!

ダイアモンドの品質基準は、4Cで表していて、Carat(カラット)・Color(カラー)・Clarity(クラリティ)・Cut(カット)に区分しています。

詳しいダイアモンドの関連情報は最後に追記していますのでご覧いただけると有難いです。

簡単ですが、ダイアモンドの「4C」は下記の通り分類しています。

Carat(カラット):石の重量で、ct や cts と表示しています。

Color(カラー) :ダイアモンドで感じる「色」の状態。

Color(カラー):透明度・インクルージョン(内包物)やキズの度合い。

Cut(カット):理想的なダイアモンドのプロポーション。

ダイアモンドの4Cの内、カットだけは、人間が宝石に命を吹き込むための研磨技術で、職人の能力の技です。

宝石種類の多くでは、宝石の持つ美しさの秘密の中でも、色や透明度、光沢は自然に出来たもので変更はできません。

ダイアモンドの原石がもともともって生まれたものですですから、これだけは自然界で出来たもので人間がどうしようもできません。

しかし、ダイアモンドのカットは人間が宝石を美しく輝かせるために行う職人の技術です。

カットでは、ダイアモンド原石の光の屈折率や耐久性などの特徴を最大限に活かし、もっとも美しくみせるように考えられています。

一口にカットといってもその形状は様々で、ダイアモンドの代表的なカットは婚約指輪に代表される「ラウンド・ブリリアントカット」ではないでしょうか。

ダイアモンドのカットの種類

宝石のカットは、ファセットカットといいます!

通常、宝石のカットのことを「ファセットカット」と呼んでいます。

「ファセットカット」のファセットとは「面」という意味で、おもに透明な宝石に使用され、いくつかの平らな面が合わさっているのが特徴です。

また、ファセットカットには色々な種類があり、光の反射と屈折によって、内部から美しく輝くように計算されています。

余談ですがカットには、半円状の「カボッションカット」がありますが、カボッションとは「はげ頭」という意味です。

宝石種類の特徴によって施される相性のよいカット

ファセットカットの代表的はブリリアントカット

宝石種類の中でも、ファセットカットの代表的なのが有名なのが「ブリリアントカット」です。

中でも丸い形が皆さん良くご存知の現在のダイアモンドのカットの主流である「ラウンド・ブリリアントカット」です。

ラウンドブリリアントは、ダイアモンドの劈開性を考慮して考案されたカットで、58面体ブリリアントカットが最高に輝くように考案されました。

このカットは、ダイアモンド特有の美しさを引き出すために生まれました究極のカットといわれています。

その他、ダイアモンドに多いのが楕円形(だえんけい)の「オーバル・ブリリアントカット」、楕円形の両角がとがっている「マーキス・ブリリアントカット」です。

四角型の「エメラルド・カット」や、洋梨形の「ペアシェーブ・ブリリアントカット」があり、四角型の「エメラルド・カット」は、名前の通りエメラルドの代表的なカットです。

エメラルド・カットの正式名は、「ステップカット」といい、本来は色の濃い石が美しく見えるカットです。

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ダイアモンドのカットの仕方で買取価格にも影響があるの?

画像:RECARET転用

現在、ダイアモンドのカットで一番人気の高いのは「ラウンドブリリアントカット(画像左上)」です。

精密に計算されたこの58面体のカットは、ダイアモンドの輝きを最も引き出すことの出来るカットで、最高の煌きや輝きを引き出します。

特に、カットの中では最高級の「Excellent」であればまばゆい輝きは見る人をも完全に虜にして魅了させてしまう輝きではないでしょうか。

次に「プリンセス・カット(画像上、左から3番目)」や、四角型の「エメラルド・カット(画像下、左から3番目)」は、名前の通りエメラルドの代表的なカットで、エメラルド・カットの正式名は、「ステップ・カット」といいます。

ダイアモンドに多いのが楕円形(だえんけい)の「オーバル・ブリリアントカット(画像下、左から2番目)」で、サファイア や、ルビー に多いのも特徴です。

あと、楕円形の両角がとがっている「マーキス・ブリリアントカット(画像下、左1番目)」。

洋梨形の「ペアシェーブ・ブリリアントカット(画像下、左から5番目)」も人気のカットの仕方です。

ダイアモンドで、買取が高くなるのは需要が高いことが先決で、人気のカットの仕方では買取する人が見つけやすくなり買取価格にも影響します。

やはり人気のカットは、市場性も高い「ラウンドブリリアントカット」のジュエリーで、リングやネックレス、イヤリングなどにもとても合い易いカットの仕方です。

品質の良い、ラウンドブリリアントカットは、買取価格も「4C」に照らし合わせて正確な評価がなされます。

高品質なラウンドブリリアントカットのダイアモンドは一番高い「買取価格」が期待できます。

なを、高額買取を期待されるなら、ダイアモンドの「宝石鑑定書」や付属品を一緒に提示することが大事なことと思います。

宝石に使用するカットの仕方や種類

宝石に使用するカットの仕方や種類のまとめ

市場で流通しているダイアモンドやカラーストーンのほとんどは、ファセットカットが主流です。

ファセットカットは、宝石や天然石を美しく輝かせるために施された最高のカット技法ですが、ある程度の石の硬度がないと使用できません。

そこで、硬度の低い オパールや、ターコイズ(トルコ石)にはこのカットは施さないで、殆どがカボッツションです。

このように、カボッツションカットは、ひすい(翡翠)や、オパールのように半透明や不透明の石に多く使用されます。

または、スター効果のある、スターサファイアスタールビー や、キャッツアイ効果( キャッツアイ )の出る石に適しているカットといえます。

カボッツションカットは、このような石で、表面のつややかな光沢を美しく見せるのに最適なカットかもしれません。

また、硬度の低い石にファセット(面)をつけると、衝撃で角が欠けやすくなるため、丸みを帯びたカボッションカットにすることが多い理由です。

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