最近、螺鈿を使用したアクセサリーやジュエリーが人気があります。

ところで「螺鈿(らでん)」とは何なの?

こんな素朴な疑問を持つ人は、記事を読んでいただけば問題が解決します。

螺鈿の歴史はかなり古くから人気があるんです。

そんな、魅力な螺鈿細工であなたもアクセサリーやジュエリーを作りませんか?

素敵なスマートホンケースの作り方の方法(動画)もあります。

 

スポンサーリンク
 

螺鈿の意味とは

螺鈿とは?

螺鈿(らでん)を漢字で書いてくださいと言われたら多くの人は書けないと思いませんか?難しい漢字ですね。

主に漆器や帯などの伝統工芸やアクサセリー、ジュエリーなどで幅広く用いられる装飾技法の一つです。

貝殻の内側の虹色に輝く光沢部分を持った真珠層の部分を切り出した板状の素材を、漆地や木地の彫刻された表面にはめ込む手法です。

このような手法で制作された工芸品の事を言いますが、「螺(ら)」は、貝、「鈿(でん)」はちりばめる事を意味しています。

螺鈿で使用される貝の種類

螺鈿細工で使用される貝の種類は、ヤコウガイ(夜光貝)・シロチョウガイ(白蝶貝)・クロチョウガイ(黒蝶貝)。

カワシンジュガイ(青貝)・アワビ・アコヤ貝などが螺鈿材料として使われます。

高度な技術では、はめ込んだ後の貝片にさらに彫刻を施す場合もあります。

■ 関連記事

パールで、白蝶真珠とアコヤ真珠の意味や大きな違いとは

6月誕生石 マベパール(マベ真珠)の特徴や意味や価値とは

黒蝶真珠の冠婚葬祭でネックレスやリングの選び方や使い方とは

 

螺鈿の歴史

日本では、螺鈿は奈良時代に唐から輸入されたと言い、琥珀やべっ甲と組み合わせて楽器などの装飾に利用されました。

古い遺品としては正倉院宝物として伝来する「螺鈿紫檀五弦琵琶(らでんしたんごげんびわ)」や「螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんげんかん)」などが有名です。

平安時代になると、螺鈿の技術は急速に向上して漆芸の装飾技法として蒔絵との併用が盛んに行われたと言います。

また鎌倉時代では、螺鈿は鞍(くら)の装飾として権威の象徴として今でいうアクセサリーとして人気を博していたそうです。

安土桃山時代には、ヨーロッパとの貿易によって螺鈿の認識度は急成長しました。

この時代の作品は、螺鈿と蒔絵の高度な技術を使って、ヨーロッパの輸出用に西洋で人気のあるタンスやコーヒーカップなどが多く作られました。

これらのアクセサリーは、ヨーロッパでは一つのステータス・シンボルとしてお金持ちの持つ高級品として非常に人気が高かったそうです。

日本では、この頃の輸出用の漆器の事を「南蛮漆器」と呼んでいたようです。

江戸時代でも螺鈿は人気がありましたが、鎖国政策の影響でヨーロッパ向けの貿易は大幅に縮小されてしまい、螺鈿職人は国内向けの商品制作に集中しました。

現在では、他の伝統工芸品として新たな用途や開発がなされ、ペンダント、ネックレスのアクセサリーや、ピアス、イヤリングのジュエリー素材としても使用されています。

民族螺鈿(京都府京丹後市)では貝片を貼った和紙を裁断した上で錦糸を織り込み補強して、織物にする「螺鈿織」を開発しました。

螺鈿細工のバックなどを製造しているほか、欧米からも多くの大手のファッションブランド企業とのコラボ製品を受託生産しています。

 

螺鈿細工

螺鈿細工の技法

螺鈿細工の技法には、「嵌入法 ( かんにゅうほう )」と、「付着法」があります。

■ 嵌入法:漆塗りを施した表面を彫りこんで、その模様に合わせて切り出した貝片をはめ込んで、さらに上から漆を塗ってから炭で研ぎ出し、艶が出るまで磨きます。

■ 付着法:木地固めをした上に貝片を漆で接着して、その貝の厚さに近い高さまでサビ(生漆に砥粉を混ぜたもの)を塗ります。

さらに、中塗り・上塗りを施してから貝を研ぎ出し、貝の表面の漆を小刀などではがす工程を行う場合もあります。

種類

螺鈿細工には、使用する貝の厚みにより「厚貝」と「薄貝」の区別があります。

薄貝は、螺鈿に使用する貝を薬品で煮て薄く剥(は)がしたもので、厚みは0.2mmほどで、見た目を良くするため裏に胡粉(ごふん)等を施すことが多いです。

胡粉とは、日本画などで用いる、貝殻を焼いて作る白色の顔料の事です。

厚貝は、貝を研磨して切り出したもので、厚みは1.5mmから2.0mmほどの厚さです。

薄貝に比べても貝の輝きが厚みの分だけ美しいですが、製造工程上、面積の大きい材料を得る事が困難なデメリットがあります。

スポンサーリンク
 

螺鈿のアクセサリーやジュエリーの種類

螺鈿の魅力は天然のキラキラ感

伝統工芸品と聞くと、少し敷居が高い気持ちがでますが、螺鈿のアクセサリーやジュエリーはとてもおススメです。

螺鈿の伝統工芸に使われる装飾技法では、漆器や帯、仏具、茶道具、宝石箱、タンス、テーブルなどでも用いられています。

この螺鈿の華麗で繊細な模様が、アクセサリーやジュエリーに用いないわけがありません。

ネックレスやピアス、イヤリングなどのジュエリーもとても人気で、どのようなファッションアイテムにも似合います。

ネックレスやペンダントトップの他にも、男性用のタイタックやタイピンなども個性的と人気があります。

あなたの手作りなどは、きっと喜んでもらえると思います。

 

螺鈿のアクセサリーやジュエリーの作り方

螺鈿細工の作り方

螺鈿は美しく、螺鈿細工をしてアクセサリーやジュエリーを作ってみたい人も多いかと思います。

螺鈿細工の初心者の人は、どのような手順で作る事ができるのか、基本的な方法や材料・道具類が分かりません。

ブローチや、小物入れなどは出来上がりますと螺鈿がキラキラと光り輝き素敵です。

ご自分で作り上げた作品は、既製品と違い世界に一つしかないオリジナル作品で愛着が出ます。

①作り方は、螺鈿を透明で厚みのあるビニール袋に入れて、作りたい作品の利用したい好みの大きさになる様に細かく叩いていきます。

②用意したブローチの素材に墨を塗り(螺鈿の色を濃厚にするため)接着剤を塗り螺鈿を撒きつけますが、本格的に仕上げたい方は黒漆(うるし)を使用します。

③作るアクセサリーやジュエリーの素材に隙間なく撒きつけて、出来上がりましたらテープや布などで撒きつけて押さえ込み螺鈿を固定します。

④完全に固着したことを確認したら、巻き物をゆっくりと外し、鑢(やすり)やペーパーで軽く表面を磨いてデコボコを取り除きます。

⑤巻き物を取る時に螺鈿が剥がれたところはまた付け直します。

⑥ご自分で納得できれば、最後の仕上げでコーティング用のポリエステル樹脂を丁寧に作品の上に塗ります。

⑦最終的にはコーティング剤をそのままにして、艶(つや)の出る仕上げにするかどうかご自由です。

⑧本格的な作品に仕上げるには、漆を厚塗りして螺鈿が出てくるまで砥(と)いで磨きいて仕上げると深みのある作品になります。

【和風レジン】螺鈿細工風スマホケース【シェルフレークと折り紙】

【提供】mint for handmade(ミント)

スポンサーリンク