日本人女性にこよなく愛されてきた、宝石のパール(真珠)。

真珠にはいろいろな種類がありますが、アコヤ真珠は断トツの人気です。

ご家庭にも一つや二つはあるパール(真珠)の意味や、「生前整理」や「買取」活用法を書いてみました。

また、真珠のネックレスには長さも色々で、呼び名も違います。

 

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宝石 パール(真珠)の意味とは

宝石のパール(Pearl)の和名は、あなたの良くご存知の日本で産する唯一の「真珠(しんじゅ)」と呼ばれています。

日本人になじみの深く、特に女性と関わりの深いパールは鉱物ではなく、海の神からの贈り物です。

月の光にも似た優しく、温かみのある輝きのなかに凛とした強さを感じさせる、そんな気品にあふれた日本女性にも似ています。

パールは女性のための宝石で、愛らしい丸い形といい、穏やかで優しい光沢といい、女性らしさを象徴する宝石です。

パールの輝き(テリ)は、鉱物であるほかの宝石とは全く異なる、柔らかい独特のものです。

パールは、母貝(ぼがい:真珠をつくる貝)の中に入り込んだ異物(養殖は核、天然は砂や小石)に対する防護反応によってつくられます。

真珠の母貝は異物を核にして時間をかけて分泌液で包むようして、幾層もの真珠層(巻き)を重ねていきます。

母貝は真珠の種類(アコヤ真珠、白蝶真珠、黒蝶真珠、マベ真珠、淡水真珠)でいろいろあります。

宝石 パール(真珠)の良い品の見分け方

真珠層の「巻き」が厚く、独特の深みと、柔らかい光沢のあるものが良い品です。

「アコヤ真珠」は、巻きが厚く、質の高いものが他の真珠種類よりも多いです。

アコヤ真珠はピンク系の白い色が人気で、質とも高いですがTPOに合わせて色はご自分の好みで選ぶと良いと思います。

 

【雑学】パール(真珠)とは

パール(真珠)は、養殖期間により「当年物(とうねんもの)」「越物(こしもの)」といった呼び方をすることもあります。

「当年物」とは養殖期間が1年以内真珠で、平均で6ヶ月くらいで冬から春までが多いです。

「越物」は、1年以上の養殖期間を得た真珠で、厳しい冬を越したパール(真珠)は、キメが細かく美しい輝きがあります。

しかし、「越物」は大粒で厚巻きの真珠層に成長しますが、その分、真円になりにくい傾向があります。

ただ、越物だから必ずしも真珠層が厚くなるともいえず、越物真珠にこだわることはなく、あくまでも雑学だと思って下さい。

 

パール(真珠)の特徴と鉱物学

パール(真珠)は硬度が低く、デリケートで傷がつきやすい宝石のため、ほかの宝石とは別に保管する注意が必要です。

汗や皮脂がついたままになっていると、変色の原因になります。

どんなに高価なパール(真珠)でも、有機物という性質上、長時間の間に少しずつ色が変わることがあります。

これは「経年変化」といい、ネックレスの場合、糸やワイヤーが劣化しますので使おうと思った時に切れる場合もあります。

ですから、長く使用するためには、使用後の手入れとネックレスの伸び具合や、定期的な点検や糸替えも必要です。

宝石 パール(真珠)の一口メモ

誕生石:6月誕生石

宝石言葉:健康、富、幸福、処女

守護:かに座、月曜、うし年生まれ

愛 :六白金星、二黒土星(黒真珠)

記念日:30年目の結婚記念日(真珠婚)

6月の誕生花:野ばら(花言葉:素朴な美)

宝石 パール(真珠)の鉱物特徴

主な色:銀白、青、ピンク、黄、黒など

透明度:半透明~不透明

結晶系:斜方晶系

成分:CaCO3+有機成分

硬度:3.5~4.0

比重:2.66~2.85

光沢:真珠光沢

鑑別ポイント:拡大検査、蛍光反応、X線テスト、重量検査など

主な産地:日本、中国、オーストラリア、ミャンマーなど

類似石:貝パール(マザーオブパール)、イミティーションパールなど

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宝石 パール(真珠)の逸話

パール(真珠)の養殖の歴史は以外に古く、すでに13世紀の中国で仏像真珠と呼ばれる殻付き真珠(半円真珠)がありました。

日本では今世紀初頭に、西川藤吉氏がアコヤ貝で真円真珠形成法を完成させ、それが全国に広まりました。

あなたもご存知だと思いますが、養殖真珠の道を開いたのは「御木本幸吉」氏です。

明治38年、20年近くの年月をかけて待望の真猿真珠つくりに成功し、日本を真珠大国へと導きました。

現在の主な産地は愛媛、三重、長崎、熊本の四県で全国の90%を占めています。

宝石輸入国である日本の唯一の輸出宝石であるパール・真珠は、量、質ともに現在ではゆるぎない世界のトップです。

 

パールネックレスの名称と長さ

画像:早川武俊氏のジュエリー書籍より転用

パールネックレスは、長さによりいろいろな呼び名があります。

パールネックレスの呼び名

チョーカー:36センチ

グラディーション:42センチ

プリンセス:42センチ

マチネー :54センチ

オペラ  :71センチ

ロープ  :107センチ

ロープ  :142センチ

 

パール(真珠)の「生前整理」や「買取」活用法

宝石箱の中や、タンスの奥を整理していて出てきた「パール(真珠)」のジュエリーの数々。

リングのサイズが合わなくてそのままになっていたり、デザインが古いと感じて使用していないジュエリーはあるものです。

親や義母からのもらったもの、終活や、遺品整理で授かった品など、現在の資産価値はどれ位か気になる場合もあるのではないでしょうか?

パール(真珠)の宝飾品と一緒に「鑑別書」が取り置きしてあると一番良いのですが無い場合もあります。

パール(真珠)の評価は他の宝石と比べても難しいといわれています。

それは、サイズ、形、キズ、色調、光沢などの評価要素が複雑に絡み合うからですが、大粒ほど高価です。

また、ご自分でかなり以前に購入した品で、鑑別書や付属品、記憶もあいまいな時には下記のように区分してみて下さい。

パールの状態を調べてみる

リングやペンダントやその他の宝飾品の中石のパール・真珠は、欠けたり、傷ついていないか?

通常は、石が傷ついたり、欠けていた場合は商品価値がありません。

石に傷がついていても、特別高価な石の場合は「リカット」して再生できますがパールは不可能です。

「リカット」とは、石そのものの外的な傷を研磨等して無くすことです。

この場合は、「買取」してもらい、換金(お金に変える)が望ましいです。

売却で「買取」時は、枠の素材が何なのか見ます(K18,PT900,PT850,K18WG,K14,K14WG,SV900,SV)

ただし(K18GP,K18GFの刻印)偽物やメッキ品です。

リングの中に「刻印」がしてあります。ペンダント等は枠の裏にあります。(無いものも中にはあります。)

(例)K18  0.20 (外国製品の場合は「18K」や「750」と刻印の場合もあります)

この場合は、素材がK18(18金イエローゴールド)、0.20は、脇のダイヤモンドのカラット(重さ)です。

パール(真珠)は、珠の大きさの査定ですからリング内には刻印がありません。

最近では、K18WG(18金ホワイトゴールド)も多く、ちなみに、1ct(カラット)は、0.2グラムとなります。

例えば、リングの総重量(石を含む)が10.0グラムですと、石の重さは(0.20ct X 0.2グラム=0.04グラム)

10.0-0.04=9.96グラムが枠の正味の重量となります。

正味の重さが解れば、おおよその地金の買取価格の目安が解ります。

K18の<枠>買取価格の目安

当日の地金買取相場価格(純金)X枠の地金重量X0.75(K18は18/24の意味)X0.7(係数:お店で違います)

したがって、金地金買取相場価格が4.500円/gの場合の、K18枠9.96グラムの買取価格の計算です。

4.500X9.96X0.75X0.7=23.530円となります。

Pt850の<枠>買取価格の目安(古い品ですとPm850の刻印の場合もあります)

当日の地金買取相場X枠の地金重量X0.85(Pt850は850/1000)X0.7(係数:お店により違います。)

したがって、Pt地金買取価格が3.000円/gで、Pt850で、9.96グラムのときの買取価格の計算です。

3.000X9.96X0.85X0.7=17.778円となります。

スクラップとしての買取の場合は、上記の地金買取価格に枠についている脇石のメレーダイヤの合計金額となります。

業者が再販できると思えば、中石のパールの代金を査定して加えますがあまり期待しないほうが良いかと思われます。

リングやペンダントの中石のパール(真珠)が美しい時

その品に愛着があるか、無いかを考えます。

愛着のある品は、後世に残すことを考えられてはいかがでしょうか?

子供さん、お孫さん、お世話になった人にプレゼントも良いかもしれません。

デザインが古い場合は、もらった人が最新のデザインにリフォームして楽しむことも可能です。

その時は、旧枠を下取り金額として加工代金の一部としても使用も可能です。

パール(真珠)は、硬度が低いので、決してご自分で枠から外さないようにして下さい。

無理に外そうとして、パールに傷がついてしまいますとそれで価値がなくなり「買取」査定も「0」となります。

リングやペンダントのデザインが古いと感じる時

その品に愛着が無く、しかもデザインが古い場合は地金枠と、パール(真珠)を換金処分も良いかと思います。

製品として再販のための「買取」できるか、「スクラップ処分」にするかは市場性を考えた業者の判断です。

南洋真珠の場合は、中国市場でも人気が高いので転売先のある業者は買取強化される場合もあります。

中石のパールが特別な美しいと思われる場合などは取り置きも良いかもしれません。

パール(真珠)の品質の良い品は、石だけでも高価な価格で業者が「買取」可能です。

どれだけ、パールに価値があっても「買取」してもらう時は残念な買取価格となりますから処分時は、慎重に業者を選定して下さい。

良心的な買取店であれば、地金、メレーダイヤ(枠についてる小さなダイアモンド)、中石と良い価格評価をしてくれます。

パール・真珠商品の価値や、地金(金・プラチナ)の価格を調べてみたい時は下記のサイトが便利です。

⇨ 【金・プラチナ・宝石・ダイヤモンド・ブランドジュエリーの専門買取】

 

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