アメシストは、「紫水晶」として古くから親しまれてきた宝石です。
宝石では、2月誕生石としても、パワーストーンとしても人気があります。
そんなアメシストの意味や名前の由来はご存知でしょうか?
アメシストを電車利して場合は高価買取されるのでしょうか。
目次
宝石でアメシストの意味
宝石のアメシストとは
アメシストは、和名を「紫水晶(むらさきすいしょう)」と言い、紫色を代表する宝石です。
2月誕生石としても人気で、無色透明が多い水晶の中でも、紫色をしているものを「アメシスト」と呼んでいます。
また、高貴な色とされ江戸時代では特権階級に相応しい色とされ、「禁色(きんじき)」とされて大衆が自由に使う事の出来ない色でした。
西洋では、エジプト女王のクレオパトラの軍団旗が紫貝で紫色に染められていたと言います。
アメシストは、恋のお守りとして人気も高く、パワーストーンのブレスレットなどで愛用者が多いです。
恋を呼び込むパワーストーン効果や、恋でヒートアップした情熱を冷静に見たり、熱くなった感情を冷ます力があるとも言われています。
多くの占い師が水晶玉を使用しているように、紫の水晶にも多くの神秘的な力が宿っていると信じられています。
ご自分の人生を変えて見たい人は、下記のようなブレスレットもおススメです。
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宝石やアメシストの名前の由来
宝石名と鉱物名
宝石名や、アメシストなどの名前はどのように付くのか気になりませんか?
多くは、ギリシャ神話からの引用や、見た目からなどの色々なケースがあります。
2月誕生石のアメシストの場合は、ギリシャ語でアメシストは「酒」を意味し、酒で失敗しないための「お守り」です。
このように、神話からの引用されたり宝石名と鉱物名が違うケース、販売名(フォルスネーム)が付けられる場合もあります。
■ 1月誕生石のガーネット:ラテン語の「Granatum」の「柘榴(ざくろ)」から名前が付いています。
■ 4月誕生石のダイアモンド:語源はギリシャ語のアダマス(Adamasu)征服されざるもの
■ 5月誕生石のエメラルド:語源は緑色を表す「Esmeraude」
■ 7月誕生石のルビー:ラテン語の赤を表す「RUBEUS」
■ 9月誕生石のサファイア:語源は青色を意味する「Sapphirus」
このように、ギリシャ神話やラテン語の意味から宝石名が付いている場合があります。
鉱物名や宝石の和名はそれぞれの石に付いていますので興味深いです。
宝石の意味や、和名を知りたい方は私のサイトの右上に「検索用の虫メガネ」が付いていますから、調べたい名前を入れてご覧ください。
宝石のアメシストの姉妹石
宝石のアメシストの「美人3姉妹」とは?
アメシストは、地球上にもっとも多い「石英」の一種の天然石です。
ですから、アメシストは和名で「紫水晶(むらさきすいしょう)」と言い、水晶のグループ石になります。
水晶は、「石英=クォーツ」と同じ鉱物で、一般的に六角形の結晶に成長したものを「水晶=クリスタル」と呼んでいます。
石英は地球上にもっとも多く存在する鉱物の一つで、アメシストは世界中で産出されます。
日本では、かっては山梨県で多く産出され、その影響で今でも甲府には宝石の加工場や宝石卸の会社が多いです。
アメシストには仲間も多く、和名で水晶と名前の付くものは多くて、かなりの大所帯のファミリーを形成しています。
「水晶」・「アメシスト(紫水晶)」・「シトリン(黄水晶)」などは水晶ファミリーの「美人3姉妹」と言われています。
アメシストの紫色の不思議
アメシストの紫色には、濃い紫からパープル系や薄い紫色まで色々と存在していて、パワーストーンとしても人気があります。
この紫色の不思議は、石に含まれた微量の「鉄イオン」によるものと言われています。
しかし、黄水晶(シトリン)の黄色も、アメシストと同じ鉄イオンと言われるから本当に自然界の不思議な現象です。
さらに一つの石にアメシストの紫色と、シトリンの黄色が共存している「アメトリン」もあり、ますます不思議な世界です。
宝石のアメシストの高価な買取は可能?
宝石としてのアメシストの買取と評価
アメシストは宝石と言うよりは、「半貴石」の部類になります。
石だけなのか、ジュエリーとしての製品なのかで買取価格は違ってきます。
アメシストの色の評価では、濃ければ良いと言うものでもなく、濃くてもテリがないと美しくありません。
色の濃いものは比較的に少ないですが、評価が高い石はパープルの中にバイオレットが煌く美しい石です。
大粒で高品質のものも多く産出されているのが現状ですから、石だけの買取ではほとんど買取金額が低くなります。
アメシストに付いている枠の地金の種類や重さの買取金額に、買取店での再販できるかどうかでも買取の査定は違います。
アメシストを断捨離して換金処分のための買取では、石の価格は期待しないほうが良いと思います。
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