宝石・ジュエリーが好きな人は多いと思います、
カラーストーンの意味や価格基準を知る事で賢い買い物ができます。
宝石の見る目があると、無駄なお金を払わないでお得を見つける事も可能です。
では、カラーストーンの見分け方はどうすれば良いのでしょうか。
目次
カラーストーンの意味とは?
そもそもカラーストーンのとは何なの?
カラーストーン(color stone)は、このまま訳せば色の石となりますのでそのままです。
ダイアモンドのような透明石ではなく、ルビー・サファイア・エメラルドなどの美しい色彩のある宝石のことです。
カラーストーンの判断基準
カラーストーンのジュエリーをオシャレに着けたい!!
ダイアモンドと違って、カラーストーンの場合は、厳密で客観的なグレードはありません。
カラーストーンを選ぶ多くの人は、「自分の好み」でジュエリーを選ぶことが多いと思います。
しかし、購入するカラーストーンの評価についての正しい知識があれば、見る目が出来ます。
欲しいと思うジュエリーが、はたして適正価格で販売されているかわかり無駄なお金を使う必要がなくなります。
何も知らないまま、「ジュエリーは高いもの」と、とんでもなく高い価格での購入は避けたいものです。
カラーストーンの価値基準
カラーストーンの良いジュエリーの見分け方
カラーストーンの価値基準を知っていると、バーゲンでの定価が本物か偽物のプライスか利口に見分けられます。
100万円のルビーが80%OFFで20万円で表示してあっても、安いのか高いのかのおおよその定価が理解できます。
80%OFFの表示自体が、単なる数字のカラクリが多いのが宝石価格の疑わしい点でもあります。
値引き額はどのようにでも変えることが出来ますから怖く、仕入値段から逆算してどのような定価設定も可能です。
後はお店のモラルの問題以外にはなにもありません。
カラーストーンの価値基準のキーワードは、おおむね「色」「内包物」「輝き」の3つです。
■色
その石(例えばルビー)の「最高の色」に、より近いものほど評価は高くなります。
石の色が濃いからよいという訳ではありません。
■内包物
宝石の内部に、インクルージョン(内包物)が無いか、少ないものがよい石です。
しかし、内包物がまったくないものは殆どなく、あれば珍品です。
■輝き
ツヤとテリをもち、透明感が感じられる石ほど評価は高くなります。
カラーストーンの色
カラーストーンの「色」は、基本的には「最高の色」とされる色に近づくほど評価は高くなります。
しかし、その石が単純に色が濃ければいいという訳ではなくて、濃すぎて黒味を帯びたものは、薄い色の石と同等の評価になります。
カラーストーンの内包物
カラーストーンの「内包物」とは、宝石の内部に入り込んでいる、宝石の主成分と明らかに違う異物です。
気泡などのことで、インクルージョンといいます。
内包物が多ければ、当然輝きに影響を与え石の美しさを損ねるので評価が下がります。
ただ、天然石は自然の賜物ですから、内包物が全くない石は実際には存在が難しいと思います。
内包物については、どんなに美人さんでもホクロの一つはあります。それと同じで致命的なものでなければ神経質になる必要はないと思います。
カラーストーンの輝き
カラーストーンの「輝き」は、テリともいいます。
最高の色石、つまりカラーストーンのもつ独特のツヤとテリがあり、透明感が感じられる石は評価が高いです。
カラーストーンの「色」「内包物」「輝き」この3点がどれも最高ランクであれば、当然美しく輝きますが値段も高くなります。
店頭で目が飛び出すほどの値段が付いていてビックリしますが、それがカラーストーンの評価プライスです。
カラーストーンを賢く買うには?
価格差を見極めるにはたくさんの石を見比べる事です。
カラーストーンの指輪やネックレスを「おしゃれ」して楽しんでいる人は多いです。
同じカラーストーンでも、「色、内包物、輝き」はそれぞれ違います。
天然石は自然の産物ですから同じ石が無いのは当たり前で、それが天然石の個性かもしれません。
そのようなカラーストーンの価値を評価する方法は「色・内包物・輝き」の総合点です。
■ 超特級クラス
■ 特級クラス
■ A、B、Cクラス
このように宝石業界ではカラーストーをランク別に分けて価格を割り出します。
あなたが賢くカラーストーンをご購入する秘訣をお伝えしますと、良いカラーストーンをたくさん展示してある宝石専門店で値段の高い石を見ます。
それが、ルビーでもサファイアでもエメラルドの指輪でも構いませんが100万円以上の宝石が好ましいです。
基本的にはペンダントには超特級品の石はほとんど使用致しません。
とにかく、そのお店の最高品質と中級品、バーゲン品を見比べますと色の違いが理解できると思われます。
後は、たくさんの石を色んなお店で見比べて、カラーストーンの知識を身に着けてください。
ネット上でも宝石は検索できますが、実物に勝る鑑別方法はありません。