地球上に、宝石や天然石と呼ばれる鉱物は約5000種類あるそうです。
そのなかで、宝石と呼ばれるものは、約30種類といわれています。
あなたは、いくつ位、宝石の名前をご存知ですか。
断捨離して、不要な宝石を買取して貰う時にある程度の基礎知識が有利になります。
宝石を断捨離する前に知っておきたい「基本的な4つの条件」が重要です。
それで、ご自分の宝石がどのようなものか理解できると思います。
目次
宝石を断捨離する前に知っておきたい「基本的な4つの条件」
宝石の「基本的な4つの条件」
最近、宝石や貴金属を断捨離する人が増えています。
断捨離して、身の回りを整理整頓すると気分もスッキリして、不用品がお金に換わります。
だだ、一般的には宝石と言ってもどこまでが価値のあるもので換金処分で高価買取になるか分かりません。
地球上に、宝石や天然石と呼ばれる鉱物は約5000種類あるそうで、今なを新種も発見されています。
そのなかで、宝石と呼ばれるものは、約30種類といわれていてこれらが資産としての価値があります。
あなたは、いくつ位、宝石の名前をご存知ですか。
多くの人は、ご自分の誕生石を合わせても15種類ぐらい前後かと思います。
宝石といわれるには「基本的な4つの条件」が必要だということは下記で詳しく説明しています。
■ 宝石と呼ばれる「基本的な4つの条件」と、意味はご存知ですか?
この宝石としての「基本的な4つの条件」の他にも、「宝石を商品として見た時の選別基準」があります。
これらの事は、あなたが今後、宝石を買取してもらい換金処分の時の参考になるかもしれません。
宝石を商品として見た時の必要な「3つの選別基準」とは
■ ①大きい形であることが優先順位
■ ②美しく派手なカラー(色)であること(赤を代表に青や黄など)
■ ③国際的に人気の宝石として通用するもの
こちらの3つが宝石としての重要な選別基準となります。
宝石の素材による「4つの分類」とは
宝石は素材別に分類しますと、大きく下記の4つに分けられると思われます。
■ ①ダイアモンド
■ ②カラーストーン(色石):ルビー・サファイア・エメラルドなど
■ ③貴金属:金・プラチナ・銀など
■ ④有機質:珊瑚(さんご)・パール(真珠)など
大体こういう感じで分類されます。
さらには、②のカラーストーン(色石)はとても種類が多いため、鉱物学に分類したり、色をもとに分類したりします。
しかし、色石は真贋(本物や偽物の区別)の危険性が高いために多くの化学的分析法を基に厳密に特定(鑑定・鑑別)しています。
宝石の「鉱物学的な分類」
宝石の「鉱物学的な分類」は、その天然石の組成から鉱物を判断します。
鉱物の化学成分を調べて、結晶質を調べて、硬度や靭性(粘り強さ)や、比重、光の屈折率、耐薬品性などを比較します。
カラーストーン(色石)は、よく似た鉱物の色合いがありますので、一つ一つ丁寧に分析して石名(宝石)を調べます。
最終的には、インクルージョン(内包物)などから産地までを特定することも可能で、凄い経験や分析能力、認識力が求められます。
宝石の硬度による分類
石の「硬度」とは、物質のひっかきに対する抵抗力や強さをいいます。
宝石の硬度の鑑定では、一般的には「モース硬度」が使用されています。
■ 10:ダイアモンド
■ 9.0:ルビー・サファイア
■ 8.5:キャッツアイ・アレキサンドライト
■ 8.0:エメラルド・トパーズ・アクアマリン
■ 7.5:ガーネット・トルマリン
■ 7.0:翡翠(ひすい)・アメシスト・めのう・ペリトッド
————(宝石の7度線)———–
■ 6.5:オパール
■ 6.0:ターコイズ(トルコ石)・ムーンストーン
■ 5.5:(ガラス)
■ 4.0:パール(真珠)
■ 3.5:コーラル(さんご)
■ 2.5:アンバー(琥珀)
宝石のカラー(色)による分類
宝石のカラーによる分類は、その天然石の特徴的な色調を基にして鑑別します。
宝石の鉱物としての、透明性・無色・赤・青・紫などや、多色性の他、テリ(光沢)まで参考にします。
宝石の代表的なカラーによる「高級宝石」「中級宝石」の分類
■ 無 色:ダイアモンド・パール(真珠)
■ 赤色系:ルビー・ガーネット・コーラル(さんご)
■ 緑色系:エメラルド・ひすい・ペリトッド
■ 青色系:サファイア・アクアマリン・ターコイズ(トルコ石)
■ 黄色系:トパーズ・キャッツアイ・ムーンストーン
■ 紫 系:アメシスト
■ 複雑な色相:トルマリン・アレキサンドライト・オパール
■カラーストーンの関連情報
■ カラーストーンの意味や宝石・ジュエリーをお得に買う方法とは
宝石の市場性による分類
断捨離した宝石を買取してもらい換金処分する場合には、その宝石の市場性が大きく影響します。
宝石の市場性とは、人気のバロメーターとなります。
買取店は、買取する宝石が市場ではどれぐらいの人気があり、すぐに転売できるかどうかを考えます。
宝石の「市場性の分類」には、その天然石の「希少性」・「価値性」・「財産性」・「換金性」が大きいものに分類されます。
それらを、Aクラス・Bクラス・Cクラスと分けて見ます。
下記にて、説明いたします!
■ Aクラス
ダイアモンド・エメラルド・ルビー・サファイア・翡翠(ひすい)
アレキサンドライト・キャッツアイ・パライバトルマリンなど
■ Bクラス
アクアマリン・トルマリン・オパール・ペリトッドなど
■ Cクラス
トパーズ・ガーネット・アメシスト・ムーンストーン・ターコイズ(トルコ石)
コーラル(さんご)・パール(真珠)・アンバー(琥珀)・ブラッドストーンなど
■ 宝石の関連情報
宝石の価値を決める「6光沢」とは
宝石や天然石には、美しく煌いたり、輝きますが、それにはその鉱物のもつ独特な光沢があります。
大きく分類すると、宝石は下記のように「6つの光沢」に分類できます。
ご自分で断捨離した宝石が、どのような光沢の種類であるかと知ることは勉強にもなりませんか?
買取店で、買取相談の時にさりげなくこの宝石は○○光沢なんですよね~!
こういえば、買取店はあなたのことを宝石に詳しい人と思い、買いたたくようなことは致しません(笑い)
宝石の「6光沢」
■ 金剛光沢(こんごうこうたく)
ダイアモンドに見られる特有の光沢
ダイアモンド・ジルコン
■ 玻璃光沢(はりこうたく)
ガラス状の光沢。殆どの宝石はこの光沢が多いです。
■ 真珠光沢
真珠に見られるような美しい光沢です。
パール(真珠)・ムーンストーン
■ 樹脂光沢
アンバー(琥珀)のような光沢です。
■ 絹糸光沢
タイガーアイ(虎目石)など絹糸を集めたような光沢です。
■ 金属光沢
金属のような光沢です。