「ジュエリー」と「アクセサリー」は、どのようにして使い分けされているのでしょうか?

ジュエリーは宝石がついていて高額品で、アクセサリーはなんとなくお手頃で安いイメージの感じがします。

なんとなくわかっているようで、実は区別がついていない人も多いかもしれません。

またジュエリーの新品仕上げは本当に美しくなるのか、どんなことをするのか気になります。

 

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ジュエリーとアクセサリーの違いと意味

多くの女性が好きなジュエリーですが、基準があります。

ジュエリーは、jewelry (米国英語) jewellery(英国英語)の意味は、宝石類(jewel)や宝石入り装身具類(jewel+ry)となります。

ジュエリーとしての基準

貴貴金属製品の全般で、K18、K18WG(18金・ホワイトゴールド)やPt850より上の純度。

貴金属を中心素材で、宝石をあしらった製品や装身具。

ナショナルブランド品または価格の高価なもの

ファインジュエリー(宝石と貴金属から構成されるジュエリーのこと。)

アクセサリー(accessory)とは

装身具全般で、コサージュ(ヘアアクセサリー類)やスカーフ等も含まれます。

金や銀メッキ加工などが施された、比較的に金額もお手ごろな装身具全般。

コスチュームジュエリー(貴金属ではない素材を使って作られたジュエリーのこと。)

質や価格で考えてると、ジュエリーは貴金属で、アクセサリーはイミテーションとなります。

ちなみにですが、シルバー製品は貴金属ですが「アクセサリー」の部類になりそうですね。

お値段は魅力的なものが多いアクセサリーですが、問題は、金属アレルギ-をお持ちの方はアレルギ-反応が出る可能性もありますので、季節や用途を問わず、メッキや、不純物の多い製品は正直にはおすすめしません。

また、人前に出る席ではどんなに良いスーツでもイミテーションはアンバランスなので、お持ちの本物のジュエリーを着けるほうが品格が上がります。

 

ジュエリーのメンテナンスが必要な理由

ジュエリーは装身具である以上は、さまざまなシーンで使われます。

冠婚葬祭などで汗がにじむ場合もありますし、街路や日々の生活のなかでホコリにまみれることもあると思います。

リングをはめたまま重い荷物を持ったり、指輪を外そうと硬い床に落としたり、そんな経験があると思います。

そんなジュエリーは、あちこちに傷がついたり、ゆがんだり、輝かなくなったりします。

そこで、ジュエリーの「メンテナンス」をする訳です。

ジュエリーに付着した汚れ、地金表面の酸化等はクリーニングで購入した時のようなキレイになります。

しかし、貴金属表面のキズや全体のゆがみ、爪がゆるんで石がガタガタと動く場合はメンテナンスが必要となります。

 

ジュエリー「新品仕上げ」の内容

「新品仕上げ」で行われる作業の内容は、その言葉通りで購入した時と同じような新品の状態にもどす作業がすべて含まれます。

ジュエリーのダメージにより作業内容と価格も違いますが、新品仕上げすることにより、まさに「新品」に甦り驚きます。

一般に「新品仕上げ」は次のような手当てを施します。

石のゆるみのチェック

宝飾品の爪がゆるんでガタガタつきや、ゆるんだ場所の修復作業を行います。

キズ取り

石に傷がついていたら、石を取り外して再研磨します。
貴金属表面についた浅い傷は、へら、ヤスリ、バフかけで取り除きます。
また、深いアタリ傷はロウで埋め込んだり、レザーで修復します。

ゆがみの修復

リングのゆがみ等は、芯金(サイズ棒のようなもの)に通して修正します。

再メッキ加工

金はそのまま磨けば綺麗になりますが、
プラチナやホワイトゴールドなどのメッキが摩耗しているものは再メッキを行います。

アクセサリーのメンテナンス

アクセサリーは基本的には、メッキ品ですからお預かりしません。
ただ、熱を加えない部品交換の修理は可能です。

主な作業はこういうものです。

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ジュエリーの新品仕上げの料金の目安

宝石店や宝飾店でリフォームを看板に掲げているお店では、このような「新品仕上げ」はどのお店でもしてくれます。

工房を併設しているお店はすぐにしてくれますし、他の場合でもお預かりして対応は可能です。

料金は、作業の内容によって断定はできかねますが、簡単なキズ取り位でしたら1,000円~から可能です。

この新品仕上げは、やってみる価値はおおいにありますから試してください。

 

下取りジュエリーの再販

お客様から不要な貴金属で買い取りしたジュエリーは売れる可能性のある品は、「新品仕上げ」して再販します。

ネットオークションや店頭に並んでいるジュエリーもすべてが新品とは限りません。

お客様の宝石、貴金属品は、買い取り店や質屋から「新品仕上げ」して、メーカー経由で小売店にも入荷もします。

再販不可能で、販売できないジュエリーは買取後にはスクラップとして潰して、石と貴金属とに分別します。

 

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