断捨離して見つけた、象牙のアクセサリーがあります。

象牙のブローチ、イヤリング、ネックレスなどが数点ありますが、価値はどうなの?

以前には、象牙はアクセサリーとして国内では大人気がありました。

その時に購入されたものですが、買取されるのでしょうか?

 

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象牙の意味

象牙とは

象牙(ぞうげ)と言えば、像の牙でしょう?

誰でもそう思いますが、正確には、象牙とはゾウの長く大きく発達して伸びた切歯(せっし:門歯)の事です。

切歯とは、人も含めた哺乳類の一番目の歯を指していて、人間では「切歯」と呼び、前歯を構成する歯で、動物では「門歯(もんし)」と呼びます。

多くの保有類の「牙(きば)」と称される長く尖った歯は犬歯が発達したものですが、ゾウの牙は門歯が発達したものです。

ゾウの生活において象牙は鼻と共に餌をとる時の活動には欠かせない重要な役割を果たしています。

長く伸びた象牙の材質はとても美しく、加工も容易に出来るので、古来から工芸品やアクセサリーの素材として珍重されてきました。
 

買取に注意する、象牙の類似品や代用品

動物系の類似品

象牙で間違いやすくとても似ているものには、マンモスの牙があります。

ロシアの永久凍土の下に埋蔵されていたマンモスの牙を利用されたものが市場に出回っています。

ゾウなどの動物の牙を使うと絶滅する恐れもあり、動物保護の意味合いからも問題となり、動物保護団体からもクレームの対象になります。

しかし、マンモスはすでに絶滅しているのでそのような心配もなく、牙の取引も合法的です。

また、象牙をマンモスの牙と偽って合法的に密輸して販売しているケースもあり、とても問題になっています。

象牙の代用品として、カバ・クジラ(鯨歯)・セイウチ・イッカク・水牛の角・鹿の角などがあります。

象牙に似せた人工品

セルロイド(1856年に不足しがちであった象牙の代用品として開発)や、水酸燐灰石(ハイドロキシアパタイト)などがあります。

水酸燐灰石は、研究開発において気孔率0%のペレットが象牙の代用品として工芸品やアクセサリーとして使われています。

三井化学では、ハイドロキシアパタイトを使用した人工象牙の特許を出願しています。

後は、カゼインプラスチックのラクト材の利用も多く、近年では、象牙と全く同じ質感のある素材をカゼイン蛋白と酸化チタン粉末から作る事が可能です。

アクセサリーの市場で、安価で出回っている象牙のように見える象牙風の彫刻類は殆どがこれなんです。

人工象牙は、あなたにも簡単に作れます!

以外だと思われますが、人工象牙は台所で自作することも可能です。

白色顔料や陶芸の釉薬(ゆうやく)などとして画材店で販売される酸化チタン、牛乳(カゼイン)、玉子(殻に炭酸カルシュウムが含有)があれば作れます。

これらの材料をミキサーで混ぜて、オープンレンジで加熱すると簡単に人工象牙が誕生します。

この方法は「越前の発明王」と言われた、酒井 弥が発明したレシピとして発表され、多くの人が驚きました。

 

象牙の工芸品やアクセサリー

象牙は、適度に吸湿性があって手に馴染みやすいのが特徴で、材質(モールス硬度は2.5で珊瑚より低い)が硬すぎず、柔らか過ぎずの性質があります。

工芸品やアクセサリーに加工する場合には、金属や水晶、大理石、翡翠(ひすい)などより優れています。

象牙は、印章の高級素材、刃装具、楽器部品(三味線の撥(ばち))、ピアノ(白鍵)、薬(漢方薬:肝臓がんの治療)などに使用されています。

 

象牙の取引の現状

象牙は、ワシントン条約(1989年の絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)によって規制されているものです。

象牙製品なども含めて国際取引は原則禁止されていて、日本を含めてほとんどの国では国内取引は何らかの規制がなされています。

ただ、アフリカ諸国では政治の腐敗などで、象牙を取るための密猟や密輸による非合法的で流通しているので問題視されています。

象牙は国際取引が原則禁止された後も、日本やEUを含む世界で人気があるので依然として取引がされているそうです。

2019年の現代では、基本的には商業目的の象牙の国際取引が原則禁止されていて、現在流通している象牙製品は条約で禁止される前に輸入されたものです。

または、1999年と2009年にワシントン条約による同意の下、限られた量の象牙の輸入品か、家庭内に眠っている象牙の買取による市場の還流されたものだと思われます。

しかし、密猟や密輸で国内に入る場合もあり問題になっています。

象牙の大きな市場があった中国では、2017年に象牙の国内取引を禁止し、香港政府も2021年までに象牙の取引を廃止する方針を発表しました。

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象牙の価値と買取

象牙の価値

象牙の価値は現在はどのようになっているのでしょうか?

ワシントン条約などにより規制されている象牙はとても希少価値があると思われます。

ただ、どれだけ最初は品質の良い象牙のアクセサリーでも年月と共に劣化して、白色が変色して黄色くなる場合があり価値が下がります。

象牙のアクセサリーは今は貴重品で、保存状態もよいものでも現在では価値が低くなりますが、大きな象牙の牙などの工芸品は価値が高くなります。

なぜ、象牙のアクセサリーの価値が低くなった理由は、高いお金を払っても身に着けるために欲しいと言う人が居ないからです。

あなたの周りに、アクセサリーとして着けている人を最近見かけますか?

昔は象牙は貴重品だとか、将来的には動物保護法の規制で輸入されなくなり高価になるなどで、お店側に言われて購入されていた時代もあります。

そのような時代では、象牙は希少価値も高く、いいものだと言う認識も高かったのですが、一つのアクセサリーの時代の終わりです。

また、ゾウを保護して世間から象牙が流通しなくなった影響で、逆に象牙が市場から消えた原因かもしれません。

毛皮などもそうですが、動物保護の観点などから、象牙のアクセサリーを着けることが罪悪感を生むと言うことにもなりました。

大きな象牙の工芸品が価値があるのは、彫り物の見事さを鑑賞したり、印鑑の材料として今でも人気が高く、欲しい人がいます。

アクセサリーなどは、女性用が主で薄くて小さいものが主流ですから他の用途がありません。

着ける女性が関心がなく、人気がなくなれば価値が下がり売れなくなります。

象牙の買取

断捨離して見つけた、象牙のアクセサリーのブローチ・イヤリング・ネックレスは買取してくれるのでしょうか?

象牙の売買は規制が厳しくなり、個人売買も規制されたり、Yahooでも象牙・象牙製品の取り扱いの全面禁止を表明しました。(2019年8月28日)

このように、象牙の買取する業者も限られていて、大きな牙のような1本ものの原木は重さにより高価な価格も付きますが、アクセサリーは値段が付かないと思われます。

質屋さんなどでは、象牙のアクセサリーは市場性もなく、保管も大変なので買取の対象にしません。

ただ、買取店の中では再販するルートのあるお店では、幾らかの買取価格を提示してくれるお店もあります。

下記に、ご紹介しますので参考になさって下さい!(要ご確認)

ブランド品、時計買取専門店【ザ・ゴールド】

ジュエリー

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