ゼオライトは、水の浄化に良いと言われています。
では、本当にゼオライトは金魚を育てるには必要なモノなのでしょうか?
私も金魚を育てていますが、使用して良いかどうか考えました。
本来の金魚の育て方も書いてみます。
目次
ゼオライトは金魚を育てる水に良いの?
ゼオライトの意味
私も長年、ペットとしてリュウキン型の金魚を楽しみながら育てています。
餌をやる時に水槽を、コン、コンとならして餌をやる習慣にしていると私の姿を見ると寄ってきますから可愛いです。
先日、ある記事で水の浄化にゼオライトが良いと書いてありましたが、現在の金魚の水質環境を変える気もします。
試しに100均でも見つけたので、少し水槽に入れて見ました。
メタ子(少し太り気味の金魚のため、私が付けた名前)が、元気に泳ぎ回っている気持ちがします。
では、ゼオライトの本来の意味は何なんでしょう?
ゼオライト(zeolite)は和名を「沸石(ふっせき)」と言い、優れた浄化作用や吸着効果が認められています。
安全性も高く、優れた浄化作用や物質吸着作用が認めれれているため、環境の浄化や工業用、食品添加物等、様々な用途で利用されています。
ゼオライトと金魚の育てる時の注意
もともと水の浄化目的でゼオライトを水槽に入れている場合には、金魚の治療目的で塩やナトリュムを含む薬を溶かすとダメらしいです。
ゼオライトに吸収されていたアンモニア等が逆に放出されて金魚が危険な目に合います。
私も水道水をバケツに入れて、カルキ抜きを適量入れそれを交換用の水槽の水に使用しています。
むやみに素人が浄化目的にゼオライトを水槽に入れる量を間違えると、水質が硬水か軟水により影響があり好ましくないこともあるそうです。
砂利底床の水槽では、水がきちんと立ち上がっていないままや、吸着が飽和状態に達した場合に、フイルターに付いたバクテリアだけではアンモニアを処理しきれず水質が悪くなります。
メタ子の体調が悪くならないため色々と調べていると、ゼオライトが白いため、金魚の色保全の面からわざわざ選ぶほどでもないと思いました。
水槽の水の立ち上げ時には、初期のアンモニア対策の使用には良いらしいですが、すでに安定した水槽の水には濾過バクテリアが処理するので吸着濾材(ろざい)は基本的に不要です。
ゼオライトには、硬度を下げて若干に水が酸性よりに傾く可能性(軟水化)があるので弱アルカリを好む金魚の水槽に沢山入れるのは良くない見たいです。
水槽内のPHが変わって、金魚がビックリする場合もありますから、金魚のためには慎重な水槽内の水質検査が大事です。
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金魚を育てるには?
金魚は上手に飼育すれば10年以上長生きします!
金魚と言えば、お祭りや夏の風物詩のイメージがありませんか?
誰でも地元のお祭りや、夏祭りで目にする「金魚すくい」はやった事があると思いますが、今も人気です。
金魚すくいでは、水槽で泳ぐ金魚に紙の網を入れて捕るのに四苦八苦して、やっとの思いですくえた金魚を持ち帰った事があると思います。
そのように手に入れたお祭りの思い出の金魚ですが、飼いだした金魚は、まだ元気に泳いでいるでしょうか。
金魚は、上手に育てれば10年以上は生きると言い、最長で45年間も生きたという記録も残っています。
たとえ小さな体の金魚でも大切な命があり、その命の重さは決して軽いものではなく、金魚すくいでも、購入した場合でも、健康に最後まで飼育してあげたいものです。
その為には、金魚を長生きさせるための知識が必要になりますが、そんなに堅苦しいものでもありません。
毎日愛情を込めて可愛がり、大切に育てれば不思議と金魚はなついてくれ、あなたの姿を見ると餌をおねだりします。
金魚を育てるのに必要な準備するもの
飼育に最低限の準備するもの
■ カルキ抜き水道水が最適
金魚には、カルキを抜いた水道水が一番適しています。
カルキ抜きの浄水器が付いていればそのまま使えて便利ですが、付いていない場合には市販のカルキ抜きで対処可能です。
ホームセンター内や、ペットショップのコーナーで購入出来ますから、市販のカルキ抜き用の薬を使用すると便利です。
■ エアポンプ
金魚を元気に育てるには、エアポンプは必須のアイテムです。
金魚は、水中に溶け込んだ空気で呼吸していて、酸素を水に溶け込ませるエアポンプは必ず必要で準備をして下さい。
ただ、水槽ないの金魚の匹数が適切で水替えもタイムリーで常時できる場合には、濾過機(ろかき)がなくても大丈夫です。
金魚を育てるのが初心者の場合には、酸素の供給と濾過を同時に行う投げ込み式のフィルターとエアポンプがセットになったものをおススメします。
■ 水温計
金魚は体が小さいですから、環境の影響を受けやすい生き物です。
特に水槽内の温度(水温)は、金魚の体調に大きく変化を与え、今の水温が分かるように、水温計はセットして下さい。
理想としては、昼と夜の水温変化が5度以内になるのが理想的です。
夏場では、水温の上昇が激しくなり、35度以上の水温になると金魚の体に大きな負担がかかり命の危険にさらされます。
外からの直射日光が当たらないようにするなど、水槽を置く場所に注意してください。
冬場は、水槽内が想像以上に冷えていて、金魚が活動できなくなるますので、出来ればサーモスタット付きの暖房器具が便利です。
出来ない場合は、水槽の外側に発泡スチロールなどで防寒すると、金魚も喜んでくれるかな?
■ 水槽の大きさ
金魚は、水槽内の大きさに伴い育てる数を考えて、理想の水槽の大きさは1匹当たり10リットルだそうです。
必要な水は、1匹に付き10リットルを目安に考え、購入したばかりの時は、金魚も小さく水槽の大きさに比べて寂しく思えます。
しかし、元気に育った金魚は大きく成長して目を楽しませてくれます。
私も購入した金魚を10匹育てていましたが、現在は1匹だけになりメタ子は、今7年ぐらい生きていてこんなに大きくなりました。
少し余裕があっても、将来の大きくなることを想定して、水槽の大きさに適した匹数を超えて入れないように注意して下さい。
金魚を選ぶポイントとは?
長くお付き合いでき、相談できるお店選び
金魚を購入する時には、そのお店が良いショップであるかを確認する必要があります。
特にこれから金魚を育てる人は、飼育していく中でどうして良いか困ることも起きてきます。
金魚と言え、購入すれば家族の一員となるので、購入する前に分からないことがあれば質問しましょう。
あなたの分からないことに対して、丁寧にアドバイスや返答をしてくれるショップは、長いお付き合いが出来ます。
金魚選びでは、魚のいる水槽の中に弱っている金魚が居ないか調べるのがポイントで、病気は感染しやすいものです。
同じ水槽の中に、弱っている金魚がいるのに、何も対策もしていないショップは避けましょう。
金魚の健康状態をよく見る
金魚が健康かどうかは、金魚選びでは重要なポイントです。
折角購入しても環境が変わったせいで死んでしまうと可哀そうで、そのために、活発に動き回っていて、ヒレがピンとしているものが良い状態です。
背びれがでれっとしていたり、元気がないように見える金魚は要注意です。
また水面でパクパクと呼吸している、水槽の底でぐったりしているのは体調が悪い可能性もありますから避けましょう。
最近は、インターネットでも購入する事も出来ますが、泳ぎ方や色つやは分かりません。
金魚は、これからあなたを癒してくれる大事な生き物となりますから、実際にショップなどで選ぶようにしたいものです。
一目惚れを大切に!
金魚を選ぶポイントは「一目惚れ」を大事にして選ぶと良いと思います。
金魚は種類も多く、形も様々で、同じ種類でも、体の模様、色、性格など、特徴や個性があります。
金魚選びでは、知識から入らずに、可愛いな!と思える金魚を探すことが大事です。
金魚は、大きく「4つの型」に分けられ、「和金」・「オランダ」・「リュウキン」・「ランチュウ」です。
型によって泳ぎ方にも特徴があり、基本を押さえますとどの種類の金魚も家庭で楽しく飼育できます。
ただ、型によっては泳ぐスピードに違いがあり、餌に飛びつく速さも違うので、動作の鈍い金魚は食べられずストレスになります。
家でも、リュウキンと和金を同じ水槽で飼いましたが、和金がリュウキンに悪さをするので別の水槽に移しました。
金魚の大きさや、体型が違う種類は一緒の水槽での飼育は避けて方が無難です。
後、水槽の底の餌の残りなどを掃除してくれるので、ショップでドジョウが良いと言われ、家の水槽に1匹いますがかなり大きく育っています。
金魚を育てる第一歩
最初の一週間は「塩水浴」が大事です!
金魚すくいや、購入した金魚を家に持ち帰った場合にはすぐに水槽に入れて、金魚がお腹がすいていると思い餌をあげてはいけません。
今まで居た環境と家では水槽内の環境が大きく変わり、金魚の体に負担をかけますから時間をかけて住みやすい環境に合わせてあげなければなりません。
最初の1週間は金魚を「塩水浴」させます。
バケツなどの大きめの容器などで、0.3~0.5%の塩水を作りますが、塩は食塩ではなく、天然の精錬塩がおススメです。
その塩水に、金魚を購入してきた袋ごと水槽に浮かべて、水温を同じに保ち、30分位すると水温が落ち着きますと、徐々に水を合わせて金魚を放ちます。
金魚を家に迎えて、これから「金魚を育てる」ことが始まりますが、数日は餌を与えません。
健康体の金魚であれば、数日の絶食は全く問題がなく、私はとても数日の絶食には耐えられませんから大きく違うところです。
もし水の汚れが目立ちましたら、同じ濃度の食塩水で水替えを行い、酸欠にならないようにエアポンプがあると便利ですが注意もいります。
エアポンプを使って空気を送るのですが、金魚が小さい場合には水流でかき回される場合もありますから、調整できる器具の場合は弱い設定が好ましいです。
1週間程度様子を見てから、少し餌を与えて見て美味しそうに元気に食べるようなら元気な証拠ですから、水槽に移します。
金魚の餌の与え方
人間の健康と同じで、腹八分目を意識して与える!
餌(えさ)の量は、飼っている金魚の状況や季節、数(匹数)、サイズによっても違ってきます。
餌やりの目安ですが、餌を水槽に入れて、5分で食べ切れる量が適量で、何度かやりながら調整していくと慣れてきます。
餌を食べ残して、水槽内にある場合には、必ずすくって取り除くことが大事です。
金魚も人間と同じでメタボになると健康上良くなく、食べ過ぎると金魚は運動が出来なくなるので、腹八分目になるように、少な目を意識して与えましょう。
家族で餌を与える場合には、量を決めておき、朝のうちに1日分の量を小分けにしておけば、あげ過ぎる心配がなくなります。
金魚の餌やリは特に時間の決まりもなく、いつあげても良いですが、夜になると金魚も休みますから、朝にあげて、夜は少量がリズムとしては良いようです。
金魚の水替えの仕方
水替えは金魚の健康状態を見て判断
金魚は水中の生き物なので、水槽内の水の状態や水質が健康を左右します。
水が濁ったり、汚れた場合には入れ替えが必要で、水は水槽すべて変えても良いですが、金魚のためには極わずかでも良いので前回使用のものを残すようにします。
飼っている数や水槽の大きさ、置いてある場所などにより、入れ替えの頻度は違ってきます。
水替えのタイミングで必要な事は、毎日の金魚との対話で、昨日より何か挙動がおかしいと思えば、すぐに水の取り換えが必要です。
金魚の状態や調子が良くて水が少し汚れてきた場合は、自分が観察しやすい透明度になるように入れ替えると良いと思います。
あと、どうしても水槽内の内側に苔が生えて見ずらくなる場合は、定期的にスポンジやタワシで除去しましょう。
水槽内の水替えは季節によってもタイミングが違い、夏場は水が汚れやすいので、冬場と違い頻繁な交換がいります。