宝石種類では、宝石、天然石、パワーストーンと分類しています。

また、宝石の条件とはどういうものなんでしょうか。

実際には、鉱物なのにどのように違うのか気になります。

そこで、簡単な違いについて調べてみました。

 

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宝石と天然石やパワーストーンの違いとは?

宝石と天然石の違いとは

宝石と天然石は、鉱物学的には石として分類されていますから同じものでなんら違いはありません。

ただ、人間が希少性や産出量や流通の過程で定義つけたとすれば、天然石の中でも価値の高いものを「宝石」と呼んでいます。

現在市場に出回っている天然石と位置づけされている種類は約300種類ほどで、その中で宝石と認識されるものは70種類ほどです。

宝石と呼ぶにふさわしい条件としては、本文の下にも詳しく分類し、ご説明いたします。

簡単には、「外見が美しい」「耐久性が高いもの」「希少性が高い」「硬度が高い」が、宝石の条件といわれています。

このような条件を満たしているものが「貴石」といい、それ以外は「半貴石」と呼んで分類しています。

さらに、宝石種類で70種類の中でも、市場に出回るのは約30~40種類程で、宝石としてのこれらの条件を全て満たしているものは20種類しかありません。

宝石の条件である高い硬度の石には「トパーズ」「アレキサンドライト」「アクアマリン」などがあります。

また、硬度は高くはありませんが貴石と呼ばれているものには「翡翠(ひすい)」があります。

翡翠は希少性の高さから宝石に含まれていて、鉱物ではないですが、「パール(真珠)」も宝石種類にはいります。

 

パワーストーンの意味とは

パワーストーンの多くは天然石に含まれていますが、天然石すべてがパワーストーンではありません。

では、パワーストーンとは何か?ということになりますと、人に何らかのお願い事を叶えるために、保つ人の潜在意識に働きかける効果のある石のことをいいます。

身に着けたり、持つことで、強いパワーが秘められていると感じたり、現況の変化が起きるストーンの事をパワーストーン効果と呼んでいます。

宝石と比べると値段も手ごろなものも多く、ブレスレット・イヤリング・ピアス・ネックレス等としてアクセサリーとして流通しています。

パワーストーン効果は、それぞれの石により秘められているパワーが異なりますから、好みの色や趣味で選ぶのではなく、お願い事の用途に合うパワーストーンを選ぶべきです。

ご自分に合ったパワーストーンの選び方としては、「直感」や「フィーリング」の出会いを大切にして下さい。

どんなに高価なパワーストーンであっても、なんか違和感のあるものは相性が合っていませんので避けるべきです。

手に取ってみて、しっくりとするものが自分が求めているパワーストーンであり、あなたをこれから守護してくれるパートナーとなります。

プレゼントする場合には、相手のことを思い気持ちを込めて選びますとパワーが相手に乗り移ります。

 

宝石と呼ばれる条件とは

宝石と呼ばれるのは鉱物の中でたったの3%なんです!

宝石とは、有機物である「真珠」や「琥珀」を除いて、無機質で生命のない天然の鉱物で「石」なんです。

46億年前に地球が誕生して何億年の歳月をかけて出来上がった自然の鉱物の種類は4000種類とも5000種類ともいわれていて確実な数字は不明です。

その中でも宝石と呼ばれるのは極、極わずかです。

その中でジュエリーとして市場に出回るのは約20~40種類程ですから、宝石店の店頭で見かける宝石種類は鉱物全体からみれば超エリートです。

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宝石としての条件

宝石は他の鉱物と何が違うのでしょうか?

宝石としての最低限の条件があります。

第一条件は美しさ

なんといっても美しさに他なりません。

ダイアモンドはその限りない透明感と輝きがあります。

また、ルビーやエメラルド、サファイアを代表とするカラーストーンは色そのものの美しさや透明感を求められます。

色、透明度、光沢、輝きなどの点で天然鉱物のなかでもかけ離れた美しい石しか宝石になる資格はありません。

第二条件は耐久性

次には耐久性があることです。

長時間経過しても壊れたり、変形したり、変色しない硬くて丈夫な石である事です。

美しさが永遠でなければ宝石と呼ばれる資格がありません。

第三条件は稀少性

その石が美しくて耐久性があっても、どこにでもあったり、供給量が多ければ魅力がなく、人々から「それがどうしても欲しい」と言う気を起こしません。

世界中の本当に限られた地域でしか採れない、産出量が極めて少ないなど、なかなか手にはいらないから希少性があります。

そして珍しいからこそ「宝の石」つまり「宝石」と呼ばれます。

第四条件は硬度

宝石がどんなに美しく輝いていてもすぐに欠けたり、割れたり、擦り傷がついたのではたまりません。

なので、宝石の条件としては、パール以外ではある程度の石の硬度も重要となります。

 

宝石の一番の価値はこの条件!!

携帯性があり、小さくても身に着けれる大きさや楽しみながら財産価値が高いことが重要です。

そして、いくつでも持ち運びやすいことも「宝石」の条件となります。

極端ですが数千万でも数億円でも数十億円でも一つのダイアモンドで持ち運ぶことも可能性があるのが「宝石」の魅力かもしれません。

 

宝石種類の分類(三大・五大・七大宝石)

宝石は3大宝石、5大宝石、7大宝石と分類されます。

3大宝石:ダイアモンド・パール・エメラルド

5大宝石:ダイアモンド・パール・エメラルド・サファイヤ・ルビー

7大宝石:ダイアモンド・ルビー・サファイヤ・エメラルド・アレキサンドライト・キャッツアイ・翡翠。

旧約聖書の中にでてくる9大宝石とは

カーネリアン(紅玉髄=こうぎょくずい)・トパーズ・アメジスト・ペリドット(橄欖石=かんらんせき)

アゲート(めのう)・ジャスパー(碧玉)・ラスピラズリ(瑠璃)・ガーネット(ざくろ石)・エメラルド

となってます。

 

宝石のまとめ

宝石のかしこい選び方と買い方

宝石は高価なものです。

貴方のお好みで、単に「この宝石が好きだから」「美しいから」と言う直感と好みはもちろん大事な事です。

それにプラスして宝石の価値を正しく知り判断することが良い宝石選びができます。

宝石は単にアクセサリー感覚で購入する楽しさもありますが、宝石の客観的な価値基準についての基礎知識をもつことが、よりかしこい選び方や買い方につながります。

 

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