宝石の「アメトリン」はご存知でしょうか?

一つの石の中に、2月誕生石のアメシストが入っています。

また石の中に、11月誕生石のシトリンも混ざっている不思議な宝石です。

そんな宝石のアメトリンには、どのようなパワーストーン効果があるのでしょうか?

アメシストの意味や、シトリンの意味も書いてみます。

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宝石のアメトリンの意味

宝石のアメトリンとは

宝石のアメトリン(Ametrine)は、水晶の変色種とされる「2月誕生石のアメシスト」「11月誕生石のシトリン」が混ざりあった宝石です。

アメシストとシトリンは非常に理想的で相性の良い石で、アメトリンはその二つの特徴を調和よく混合されている美しい石です。

それぞれの宝石のパワーストーン効果が、一つの石として形成されていますから、身に着ける事で人生が変わるかも知れません。

アメトリンには、この二つの石の意味を併せ持ち、自分の中のマイナスエナルギーを排除して、人生を楽しくさせてくれるでしょう。

下記の別の項目で、「アメシスト」と「シトリン」の特徴やパワーストーン効果を書いてみます。

アメトリンのパワーストーン効果

アメトリンは、アメシストとシトリンが組み合わさった強力なパワーストーンです。

金運にまつわるインスピレーションを与え、無理なく財力を得られるように応援する頼もしい存在でしょう。

また、お金の管理を上手に出来るように、日頃から冷静に見つめる判断力を養うパワーストーン効果もあります。

■ パワーストーン効果

■ 体内エネルギーの循環の向上と調和

■ 肉体や感情や精神の統合や活性化

■ 自分自身の潜在能力を引き出す

■ ストレスなどから心身の癒し

■ 仕事、人間関係からのヒーリング効果

■ 人に優しくする愛情面の充実

■ マイナスエナルギーの浄化

 

アメトリンの鉱物学と「DATA」

アメトリンは、水晶の中にアメシストとシトリンが混ざりあっているそれぞれの色合いが美しいのが特徴の宝石です。

もともとシトリンは、アメシストが長時間にわたり自然の熱によって変化したものと言われています。

その形成される過程の途中で、何らかの原因が発生する事で中断されるとアメトリンの結晶が出来上がると考えれれています。

天然のシトリンが希少である事から分かるように、天然のアメトリンはさらに希少価値も高い宝石となります。

現在では、産地が明らかではないアメトリンには、熱処理や放射線処理の加工品も多く市場に流通しています。

アメトリンの主な産出されている場所は、ボリビアやアナイ鉱山で、アナイ鉱山はブラジルとパラグアイとの国境付近にあります。

産出されたアメトリンが、ブラジルから経由されたものには、「ブラジル産」として流通しています。

アメトリンの天然石の意味や相性の良い石とのパワーストーン効果とは

 

鉱物学「DATA」


■ 英名:Ametrine

■ 和名:紫黄水晶(しおうすいしょう)

■ 成分:SiO2

■ 色:淡い紫色や黄色の混在

■ 結晶系:六方晶系(三方晶系)

■ 硬度:7.0

■ 比重:2.65

■ 浄化方法:流水、セージ、クラスター

■ 効果的な使用方法:ブレスレット、ペンダント
 

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アメトリンの中のアメシストの意味

宝石のアメシストの逸話とは

アメトリンに含まれているアメシストの部分は、和名で「紫水晶(むらさきすいしょう)」と言い2月の誕生石です。

2月誕生石として人気の宝石で、無色透明な水晶の中でも、紫色しているものをアメシストと呼んでいます。

有名なギリシャ神話では、アメシストは美少女の化身とされています。

酒癖の悪いお酒の神様のバッカスが、悪ふざけで最初に出会った人を猛獣のピューマに襲わせようと考えました。

丁度その時に通りかっかったのが、月の女神の女官の「アメシスト」だったと言われています。

バッカスが猛獣をけしかけて、今にもアメシストが襲われそうになった時に、この惨事に気付いた月の女神がアメシストを一瞬に純白の水晶に変えました。

その後、酔いから覚めたバッカスは自分の罪の大きさを猛省して、水晶に葡萄酒を注いだそうです。

すると、たちまち水晶は透き通った紫色に変わり、美しい紫色の「アメシスト」になったと言う逸話があるんです。

語源となったギリシャ語の「amethystos」は、「酒に酔わない」と言う意味合いもあると、古代ローマでは信じられています。

アメシストから作られた杯でお酒を楽しむ事で、お酒は勿論ですが、人生の悪酔いから自身を守ってくれると言う言い伝えも残っています。

現在では、飲酒運転をしないお守りや、二日酔い防止に利用している人もいます。

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アメシストのパワーストーン効果

古代から多くの人から、「健康長寿」「誠実で高貴」な石として多くの人々から愛されてきました。

特に日本では、紫色は最も高貴で気高い色とされ、宗教などの儀式では非常に重要視されてきた色でもあります。

歴史的には、聖徳太子が定めたと言う「冠位十二階」で最高位の色として崇められて、一般庶民には使用する事の出来ない色でした。

特に中国では、皇帝だけが身に着けることが許された色と言われ、最高に評価されています。

また、古くから「神聖な石」と言われていて、外部からの障害から身を守り、目的を達成させてくれます。

ストレスなどを解消して、常に前向きに仕事が出来るように導いてくれるでしょう。

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アメトリンの中のシトリンの意味

宝石のシトリンとは

アメトリンの中に含まれている黄色の部分は「シトリン」で、和名では「黄水晶(きすいしょう)」と言い、11月誕生石です。

シトリンは、古くから「金運アップ」・「商売繁盛」・「富や財力」をもたらす「幸運の石」として大切にされています。

黄色い色は含有した鉄分の影響ですが、現在流通している殆どのシトリンだけの場合は、アメシストや水晶に何らかの加工処理された石です。

天然の黄色をしたシトリンは非常に少なく、希少価値も高いです。

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シトリンのパワーストーン効果

シトリンは色の関係からか古くから「黄色=金運」とされ、商売運や財運を高めるパワーストーンとして人気があります。

商売運や金運、財運をアップさせるパワーストーンですから、これから新規事業をする人におススメします。

また、会社経営や自営業者の人には商売をもっと発展させたい場合や、会社をもっと拡大させたいと思う人に応援する宝石です。

事業の途中で困難や障害、目の前の壁などが生じても、それらを跳ね返したり克服する勇気や知恵を与えてくれるでしょう。

仕事や人間関係でストレスが溜まっても、シトリンには蓄積したストレスを和らげて心身を冷静に落ち着かせて、前向きに生きる希望を授けてくれます。

ヒーリング力に優れているパワーストーンですから、仕事や勉強でイライラ感や、プレッシャーを跳ねのける効果があります。

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